学部学科の一覧UNDERGRADUATE

社会学や心理学などさまざまな学問の視点から教育について学んだことで、物事を多角的に考える力が身につきました。特に社会学は、社会という共同体の根底を形作る教育という行為がいかに重要なものであるかを教えてくれました。

教育学科 大関 遼さん大学案内2024より

幅広い学問領域にまたがり、教育学を深く学べることが本学科の魅力です。入学当初は将来の進路を明確に決めていなかったため、初めに教育学の基礎を学び、3年次に小学校教員免許の取得が必須の初等教育専攻、または中学校・高等学校教員免許を任意で取得する教育学専攻を選択できるカリキュラムであったことも進学の決め手になりました。

教育学科 吉田 侑加さん大学案内2023より

歴史学は、考えることを突き詰め、自分なりの意見を持つことに重点を置く学問です。そのため、さまざまな出来事に対して疑問を持ち、「なぜ」を深く掘り下げる能力を鍛えることができたと感じます。

史学科 原田 佳奈さん大学案内2024より

日本史に興味があり、本格的に歴史を学ぶため本学科に進学しました。しかし、学びを深めるうちに歴史を振り返るだけでなく、今を生きる人々のさまざまな暮らしや思想を知りたいと思うようになり、超域文化学専修を選択。史学だけでなく、民俗学や地理学の知識・手法も用いて研究を行っていますが、そうした分野横断的な幅広い研究ができることも醍醐味の1つです。

史学科 吉田 大晟さん大学案内2023より

先生方も学生も個性的で、自分の考えをしっかり持ち、好きなことに取り組んでいる自由な雰囲気が心地よかったです。授業外でも、先生の研究室でドイツの哲学書を輪読する読書会が開かれたり、フランス哲学の未邦訳の原書を一緒に解釈する講読会が開かれたりするなど、多様な学びの場が設けられていることも魅力的でした。

文芸・思想専修 井原 槙太郎さん大学案内2024より

小説や詩、漫画などさまざまな創作活動が盛んな環境に強く引かれました。授業では、中国文学やラテンアメリカ史などを専門とする先生方から、さまざまな国の歴史や文化について学ぶことができました。それにより、自分の知る世界が全てではなく、多文化の中で生きているということを改めて意識するようになりました。

文芸・思想専修 宮内 華香さん大学案内2023より

卒業論文が必修ではない点など、学生の自主性を重んじる雰囲気が醸成されている部分に本専修の魅力を感じます。また、意欲のある学生へのサポートを惜しまない、面倒見の良い先生が非常に多い点も大きな特徴です。個別にフィードバックのコメントをくださったりするため、学習意欲がさらに高まりました。

日本文学専修 舘田 海光さん大学案内2024より

日本文学を学んで気づかされたのは、自分の視点を離れて物事を考えるのは難しいということでした。たとえば、お見合い結婚が主流だった50年前の作品では、自由恋愛が新しいこととして書かれていますが、現代ではそれが当たり前になっているため、理解しづらい面があります。客観的な視点をもとうと意識してもそれが簡単ではないことを実感できたのは良い学びでした。

日本文学専修 登坂 純之助さん大学案内2023より

文学作品を読み解く上で、作品が書かれた背景を知ることは非常に重要な作業です。作品によっては背景を知ってもなお理解が難しいものもありますが、それに臆することなく、真正面から作品に向き合い、理解を深めていく経験を積んだことで読解力を大きく高めることができました。

フランス文学専修 山川 啓太さん大学案内2024より

文化や社会、政治、文学、音楽に至るまで、フランスに関わることであれば分野を問わず学ぶことができます。もちろん、フランス語の語学力を磨くのにも最高の環境が整っており、努力次第でフランス語検定を取得できるレベルに達することも可能です。

フランス文学専修 榊 純可さん大学案内2023より

フランスの歴史や言語を基礎から学ぶので、文学作品や文化を時代ごとの潮流や形式に沿った視点から考察できるようになりました。

フランス文学専修 森 絵磨さん大学案内2022より

文学作品に登場する人物の心情や性格を想像したり、授業で学んだことを結び付けたりしながら、テーマと自分との接点を探しました。そうすることにより、さまざまな事象を積極的に学ぶ姿勢が養われ、知見を広げることができたと感じます。

ドイツ文学専修 竹内 和音さん大学案内2024より

文法と会話の授業を並行して行うカリキュラムのおかげで着実に語学力を磨くことができました。ネイティブの先生による会話の授業は特に効果的で、習った文法を実際の会話に取り入れることで実践的に使える語学力が身につきました。

ドイツ文学専修 伊藤 勇哉さん大学案内2023より

文学を学ぶには、作品の内容だけでなく、作者が暮らした国の文化や時代背景まで学びとる姿勢が求められます。こうしたアプローチで文学を読み解くことを繰り返すうちに、理解し難い物事に直面した時、その周囲にあるさまざまな事象に着目して、多角的に考える習慣が身につきました。

英米文学専修 中川 晴さん大学案内2024より

入学してみると、得られた学びは期待以上のものでした。先生方の専門分野は多岐にわたっており、さまざまな観点から英語圏の文学や文化を学ぶことができた上、留学を経験したことで語学力とコミュニケーション能力を高めることもできました。

英米文学専修 藤井 乃衣さん大学案内2023より

宗教という視点を得ることで、資本主義や科学が支配的になっている現代の世の中を無自覚に受け入れるのではなく、「世界の仕組み」を解読しようとする姿勢が身につけられました。宗教や哲学、思想を学ぶことで、よりはっきりした輪郭を持って浮かび上がってくるようになったことは、私にとって大きな収穫でした。

キリスト教学科 森田 祐生さん大学案内2024より

キリスト教はさまざまな文化に浸透しているため、映画やファッション、スポーツなど、あらゆる物事を切り口に学びを深めることができるという面白さがあります。一見するとキリスト教とは関係が無さそうでも、先生や友人と対話するうちに意外な接点に気がつくことも多くあります。

キリスト教学科 石井 真紀奈さん大学案内2023より

語学・文化・コミュニケーションについて、幅広く学べる点が魅力的でした。また、オープンマインドな先生が多く、学生の意見を受け入れてくれる土壌があり、充実した学びを得ることができました。1学年140人程度と小規模な学部なので、お互いの距離が近く、学年にかかわらず仲良くなりやすいことも大きなメリットでした。

異文化コミュニケーション学科 貴元 莉夕さん大学案内2024より

留学生や多様なバックグラウンドをもつ日本人学生と共に学ぶ本学科では、その人の経験に基づく、自分とは違う視点や意見を知ることができ、刺激を受ける毎日です。
講義で扱われるトピックも、難民問題、ジェンダーやマイノリティーに対する偏見など世界的な課題が多く、より広く社会を見つめ、自分の考えを深められるようになりました。

異文化コミュニケーション学科 藤澤 真子さん大学案内2023より

多様なバックグラウンドをもつ日本人学生や、世界各国からの留学生と授業や日常生活を共にし、自身と異なる「他」への理解を深められました。2年次にはアメリカに留学し、現地で履修したメディアの授業がきっかけで広告分析に興味を抱くように。ゼミナールでは大学広告の事例分析を行っており、読み手に響く広告について研究しています。

異文化コミュニケーション学科 藤谷 拓さん大学案内2022より

中高生の頃から数学が好きで、「好き」を生かして社会に貢献できる学問を学びたいと、経済学部への進学を考えるように。本学科では会計を専門的に学べることに加え、マーケティングや投資、金融など幅広い分野の多様な知識を身につけられることに引かれ、入学を決めました。

会計ファイナンス学科 福島 日菜子さん大学案内2024より

他大学では類を見ない会計を専門とした本学科で、税理士になるために必要な知識とスキルを身につけたいと思い進学を決めました。資格取得を目指す学生のための支援制度が充実している点も大きな魅力です。私は支援制度の一つである「大学院特別進学生制度」を活用して、大学院に進学します。

会計ファイナンス学科 長瀬 弘明さん大学案内2023より

証券市場について学んでいます。チームで特定のテーマについて研究しながら論文を作成。また、ディスカッションの全国大会に出場するなどさまざまな経験を積みました。証券市場の活性化や機関投資家の投資行動をテーマに研究し、現在はESG投資について卒業論文を執筆しています。

会計ファイナンス学科 園田 彩乃さん大学案内2022より

将来の選択肢を狭めず幅広く学べる学科を探していたところ、必修科目が少なく、自分が興味のある分野を積極的に学ぶことができるカリキュラムを用意している本学科に引かれ進学しました。1年次で多くの経済学分野を学ぶことができるので、2年次以降からはより興味を持った分野を掘り下げて学ぶことができました。

経済政策学科 成澤 拓巳さん大学案内2024より

必修科目が少なく、自分が興味のある分野の授業を積極的に選択できることや、少人数で質の高い授業を受けられることに魅力を感じて本学科に進学しました。最初は経済学に対して漠然としたイメージしかもっていませんでしたが、実例を挙げたわかりやすい授業を受けるうちに、実生活が経済学と密接に関わっていることに気づかされました。

経済政策学科 上原 みなみさん大学案内2023より

日本や海外の経済政策や税金制度など、お金の動きに関する知見を深めました。特に印象に残った授業は「国際経済政策論」。歴史をたどりながら世界経済の変遷を学ぶ中で、漠然と正しいものだと考えていた新自由主義やグローバル化の欠点に気づき、衝撃を受けました。

経済政策学科 瀧澤 遼太郎さん大学案内2022より

経済だけに限らず、マーケティングや会計、統計学など幅広い分野の講義を自由に受けられることに魅力を感じ、本学科に進学しました。他学科に比べて一学年の人数が多く、多様なバックグラウンドを持った学生と交流できるところにも魅力を感じました。

経済学科 齋藤 快さん大学案内2024より

幅広い学びをとおして自分の可能性を模索すべく本学科を選択しました。実際に、授業はとてもバリエーション豊富です。経済学の理論にはじまり、世界の経済の歴史、現在起きている社会問題、統計手法や数量分析と、経済学部という枠組みすら忘れてしまうほどに多様な学びができました。

経済学科 吉見 果歩さん大学案内2023より

個人の利益の最大化と全体にとっての利益の最大化が必ずしも一致しないということを数学的に説明しているゲーム理論は、入学前にイメージしていた「答えがひとつしかない」経済学像と違い、魅力を感じました。さらにゲーム理論に関連して、人には感情があるため必ずしも合理的な行動をとらないことを前提とした行動経済学の存在を知り、詳しく学びたいと考え、ゼミナールに入りました。

経済学科 宮田 真理菜さん大学案内2022より

授業で近代と未来の経営を学ぶうちに、経営学には人のことを考える視点が重要であると気づきました。ビジネスプランを提案する時には、消費者の健康や生産地の環境、従業員の生活など、誰にどのような影響があり、誰が幸せになるのかという視点を必ず考えるようにしています。

国際経営学科 珠久 渚さん大学案内2024より

英語と日本語の両方で行われる授業に期待感があったものの、理解が追いつくかどうか不安もありました。しかし、日本語で基礎を学ぶと同時に、「バイリンガル・ビジネスリーダー・プログラム(BBL)」の実践的なカリキュラムをとおして段階的に英語で経営学を学んでいくことで、スムーズに理解を深めることができました。

国際経営学科 八木 伶央さん大学案内2023より

印象的だったのは、「バイリンガル・ビジネスリーダー・プログラム(BBL)」の一環である「ESP」の授業。企業の海外進出に関するビジネスプランをチームで考え、英語でプレゼンテーションを行いました。英語のフレーズをチェックし合ったり、時間のない中で効率よくレポートを作れるようチームで工夫を重ねたりと、他者と協働する楽しさを実感しました。

国際経営学科 星崎 伶奈さん大学案内2022より

進学する決め手になったのは、「ビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)」があったことです。BLPの授業は経営学の知識を座学で学ぶだけでなく、グループワークをとおして実際の企業に企画提案できるアウトプット型の実務的プログラムです。より深く実務的な経営学を学べるのではないかと期待がふくらみました。

経営学科 田村 碧さん大学案内2024より

入学当初は自分の意見を主張することにためらいがありましたが、「リーダーシップ入門」の授業で他の学生が私の考えに真摯に耳を傾けてくれたことをきっかけに、自信をもって発言できるようになりました。
「ビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)」はリーダーシップに対する認識を大きく変えてくれました。

経営学科 椎谷 澪さん大学案内2023より

本学科の魅力の一つに、「ビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)」をはじめとするグループワーク型授業の多さがあげられます。複数人で課題に取り組む過程では、メンバーの考えが一致しないこともあります。それでも多くの人と関わりながら一つの結論を導き出すことは興味深く、価値のあることだと感じています。決まった解き方・答えのない課題に挑むことが多いため、自ら考え行動する力も身につきました。

経営学科 片山 晴貴さん大学案内2022より

それまでのグループ活動では、リーダーの役割を全うしようとするあまり周囲を萎縮させてしまうことも。しかしBLPをとおして、リーダーは集団を牽引するだけではない、メンバーのそれぞれが能力を発揮することが大切なのだと痛感しました。

経営学科 菅谷 義伸さん大学案内2021より

先生方と学生の距離が近いため、気兼ねなく質問できる点が魅力的でした。わからないことがあれば、授業後も時間を割いて、わかるまで丁寧に解説してくださいました。そのおかげで、基礎から着実に学ぶことができました。

生命理学科 遠山 唯さん大学案内2024より

授業では、生物学全般について広く学ぶことができましたが、中でも興味をもったのが生物の重要な構成要素であるタンパク質の働きでした。その多様で複雑な機構についてもっと深く知りたいと思い、分子細胞生物学のゼミナールを選択しました。

生命理学科 高野澤 亜希さん大学案内2023より

卒業研究として、試験管内で発現させたタンパク質と、その合成に必要なDNAの塩基配列を回収する実験に取り組んでいます。トライ&エラーを繰り返しながら、新しい技術の確立を目指したいと思います。

生命理学科 一戸 謙太さん大学案内2022より

父が製薬会社で研究をしていたことから、子どもの頃から科学に興味を持っていました。高校に進学してからは、身の回りのさまざまな現象を説明でき、世の中で役立つ素材を生み出せる化学の面白さに没頭。進路を決める際に、少人数で手厚い指導を受けられ、研究環境も充実している本学科を知り、進学を志望しました。

化学科 高木 美紀さん大学案内2024より

起こった現象をメインに扱っていた高校までの化学と異なり、「なぜ」その現象が起こるのかを深く掘り下げていきます。なぜその化学反応が起こるのか、化学結合自体の性質に着目し、自然の真理を探究できる時間はとても貴重で充実しています。

化学科 寺床 優花さん大学案内2023より

研究室では、再生可能なエネルギーの創出につながる研究を行っており、中でも私は水の酸化反応を触媒する二核ルテニウム錯体の開発に取り組んでいます。難易度の高い化合物合成ではありますが大きなやりがいを感じています。

化学科 森田 悠斗さん大学案内2022より

学生同士、そして学生と先生の距離が近いところが本学科の一番の特徴です。他の学生とペアで行う実験では、一緒に試行錯誤し、議論をする中で、新たな発見に数多く出会うことができましたし、他の学生が真剣に学問に取り組む姿に刺激を受け、モチベーションも大きく高まりました。

物理学科 武正 龍人さん大学案内2024より

入学前は理論的な部分への興味が強かったのですが、少人数でディスカッションを行う演習やさまざまな物理現象を観測する実験といった授業をとおして、多角的な視点で物理学を捉えることができるようになりました。

物理学科 大熊 悠斗さん大学案内2023より

自然現象の発生を理論的に捉え、その原因を理解できるようになるのは大変面白く、学びがいがあります。また、宇宙空間に見られる現象と物質の最小単位である素粒子の振る舞いは、同じ理論で説明することができます。スケールが全く異なるにもかかわらず、両者は密接に関係していることを学び、興味をそそられました。

物理学科 金子 睦さん大学案内2022より

必修の授業が1時限目は座学、2時限目は演習という構成になっている点が良かったです。それにより、学んだ知識を使ってすぐに問題に取り組むことができ、スムーズに理解を深めることができました。選択科目ではプログラミングを学習できるなど、分野にとらわれず幅広く学べ、視野も大きく広がりました。

数学科 長澤 歩果さん大学案内2024より

高校の頃は理解が至らなかった本質的な部分に迫ることができ、とても刺激的でした。その一方、先生方や先輩方と議論を繰り返す中で、新たな概念に出合い、数学の奥深さを実感することも多々ありました。数学は1人で突き詰めるものだという固定観念がありましたが、他の人と意見を交わしながら学ぶことで、より理解を深められることに気づかされました。

数学科 寺本 拓海さん大学案内2023より

授業では問題に取り組むだけでなく、数学が社会でどのように応用されているかを知ることができます。経済学における「ゲーム理論」や、仕事・プロジェクトの効率化を図るための「クリティカル・パス法」など、数学をベースにしたツールの仕組みを学び、数学が現代社会のあらゆる分野を支えているのだと実感しました。

数学科 邉見 莉奈子さん大学案内2022より

社会学はとても幅広い分野です。差別や偏見、宗教、教育、災害、音楽をはじめ、他にも多様なジャンルに触れる機会があります。新しい知見を得て、それらの知識や考え方を生かしながら他の講義を受けることで、物事をさまざまな側面から見ることができるようになりました。

メディア社会学科 望月 紅李さん大学案内2024より

文理の区別にとらわれず、幅広く学べる学問として社会学を専攻したいと思いました。その中でも本学科を選んだのは、日常的に接しているメディアを改めて見つめ直し、現代社会を考察してみたいと考えたからです。ひと口にメディア社会学といっても先生方の専門分野は実に多彩で、授業はとても刺激的でした。

メディア社会学科 日出 恵輔さん大学案内2023より

日常生活でも情報をうのみにするのではなく、本当に正しいのか調べる習慣がつきました。たとえば、留学先でBlack Lives Matterの抗議デモが発生した際、友人の話をそのまま信じるのではなく、警察の公表文を確認するなど慎重に行動しました。現在はSNSに興味をもち、ビッグデータ分析について学んでいます。

メディア社会学科 清水 美帆さん大学案内2022より

都市や地域、コミュニティなどについて学べると同時に、アートやカルチャーなど、自分があまり馴染みのなかった分野にも触れられそうだと感じ、現代文化学科を選択。漠然と人間に関心があった私にとって、人間の営みの結晶と言える「文化」について多角的に学び、考えることのできる本学科は結果的に最適な選択だったと感じています。

現代文化学科 藤江 開生さん学部案内2024より

幅広くかつグローバルな学びができることが本学科の魅力です。「こんな分野まで学べるのか」と驚かされることも数多くありました。特に現代文化の歴史を読み解いていく授業は面白く、産業革命によって男女の装いが変化するなど、ジェンダーに代表される現代の社会問題は、時代背景に大きく左右されることを知りました。

現代文化学科 福島 大樹さん学部案内2023より

「国際社会学」では、食文化・スポーツ・単位などからグローバルとローカル間の相互作用を学びました。私たちが使用している度量衡や時間といった概念は、イギリスやフランスが争った末に戦勝国が標準を定める権利を獲得して普及させたものです。日常を過ごすうえで気に留めていなかったものが、社会の構造を知る大きな手がかりになると気づいた授業でした。

現代文化学科 青木 美薫さん学部案内2022より

本学科を選んだ決め手は、都心に位置する恵まれた立地と、都市をテーマにした授業が数多く開講 されていたこと。建築などのハード面だけでなく、まちを構成する「人」にもフォーカスして学びたいと思いました。

現代文化学科 西沢 大地さん大学案内2021より

データのこの数字はどこからきたのか?調査対象者の属性は?どんな質問文だったのか?といったことまで考えがおよぶようになり、報道や論文として公開される調査結果とその解釈が、社会では正確に反映されていないことに気づきました。

社会学科 狩野 瑞穂さん学部案内2024より

個人の思惑を超えたところで人間に強く働きかける社会というものの正体を知りたいと思ったこと、そしてどのように社会は変わるのか、変えることができるのか知りたいと思ったことが本学科を選んだ理由です。社会で起こっていること全てが学びの対象であり、研究の対象であるというスケールの大きさも魅力的でした。

社会学科 上薗 英美理さん学部案内2023より

卒業論文のテーマは「高齢者による互助的地域コミュニティ」。茨城県の高齢移住者らによる相互扶助組織の活動をヒントに、高齢者にとって望ましく、かつ実現可能な社会的連携のあり方とはどのようなものかを検討しています。

社会学科 渡邉 隆靖さん学部案内2022より

国境や時代を超えて民主主義について学び、現代に生きる私が関わる政治とは何なのかを追究できたように思います。1つの学びから派生して関心のあるテーマを次々に見つけられる環境があることが本学科の魅力だと感じます。

政治学科 大惠 奏歩さん大学案内2024より

住宅や公共施設、商業施設を特定の地区に集約する「コンパクトシティ政策」について研究しています。成功事例として注目されている富山県の政策に焦点を当て、成功の要因や問題点を探りました。それを踏まえて、地域が抱える課題に対してさまざまな角度からの分析を組み合わせ、他のエリアでも政策を成功させる方法を見いだすことを目標に研究を進めています。

政治学科 中座 秋弥さん大学案内2023より

「漁業法改正に伴う地方自治体の対応状況」をテーマに研究中。70年ぶりの法律改正を受け、自治体はどのような政策を行うのか、市民がどれほど影響を受けるのか、静岡県の事例を調査し考察しています。

政治学科 鈴木 あかりさん大学案内2022より

物事を考えるための視点や思考法が身につきました。法を活用して問題を解決するには、「思考」の繰り返しが必要です。法を理解して覚えるだけでなく、解決に至る思考の道筋が重要だからです。学生時代に多様な学生とディスカッションを繰り返したおかげで、問題を整理して考え、バランス良く解決する力を養えたと感じます。

国際ビジネス法学科 増渕 優太さん大学案内2024より

将来は民間企業で国際的な業務に携わりたいと考え、法やビジネスに関する知識、海外企業との交渉に必要なスキルを培うために本学科へ進学しました。国境を越えて活躍する現役弁護士による講義や、日本と外国の法律を比較・検討する授業などを通じて、日本にいながらグローバルな視座と思考法を身につけられています。

国際ビジネス法学科 佐々木 絢美さん大学案内2023より

印象的だったのは、ゼミナールで取り組んだ横須賀市の地域活性化プロジェクト。法学部で地域活性化について研究するのは意外かもしれませんが、街づくりをするうえで法律はなくてはならないものです。市民の方と協働しイベントを企画するなど、実践的な体験から学びを得ることができました。

国際ビジネス法学科 南田 大輝さん大学案内2022より

人間の感情や、道徳、正義といった観念はどういう過程で形成されるのか、また、社会秩序との関係などについて考察しています。人の感情について考える行為には、少し哲学的な部分があります。法学部のゼミでありながら法学部らしくない研究をすることに興味をもち、視野が広がると思い選択しました。

法学科 猪倉 未彩さん学部案内2024より

法学の勉強には六法や判例をひたすら覚えるイメージがありましたが、学びを深めるにつれて、本当に重要なのは学んだ知識を応用する力だと気がつきました。
法学科の講義では、基本的に一つの問題に対して複数の学説が紹介されます。どれが妥当であるのかは常に自身で判断しなければならず、知識を活用するための多角的な分析力や理解力を身につけることができていると感じます。

法学科 劉 欣悦さん学部案内2023より

演習科目をはじめ、少人数の授業では学生が主体となって進行していきます。判例や論文を調べてまとめたり、他の学生と意見を交わしたりしながら学修することで、学びに対する姿勢が変化。知識を受動的に聞いて覚えるのではなく、さまざまな情報を能動的にインプットし、自分の中で考えを整理したうえでアウトプットを図ることができるようになりました。

法学科 金井 沙樹さん学部案内2022より

幅広い角度から観光について学んだことで、他の人の意見を聞く傾聴力が養われたと感じています。同じ観光というテーマでも、別の角度で考えると新しい発見があります。観光に限らずさまざまな問題に直面したとき、他者の考えに耳を傾け、より良いアイデアを生み出すことができる力が身につきました。

交流文化学科 七宮 浩基さん大学案内2024より

授業では国内外の事例を学ぶだけでなく、「そもそも文化とは何か」といった既存の概念を批判的に分析し、独自の解釈を導きます。現状をよしとするのではなく、「もっと改善できることはないか」と自分なりの考えを日常的にもつようになったのは大きな成長です。

交流文化学科 秋山 樹里さん大学案内2023より

社会学や文化人類学、地理学といった学問領域と観光を結び付けて考えるため、一つのジャンルにとらわれない広い視野を養うことができます。観光は、「非日常」を体感し、自分の中にはない歴史や文化、環境に触れる行為です。非日常に身を置くことによって他者との「違い」が際立ち、その存在に気づかされ、相対的に自分自身や日本という国について知ることができました。

交流文化学科 中村 悠史さん大学案内2022より

観光分野は、想像以上に多くの人々が関わり合い成り立っていると共に、さまざまな問題や課題を抱えていることがわかりました。「オーバーツーリズム・観光公害」と言われるマイナスの面についても考えるようになり、単に観光誘致を行うだけでなく、課題に対処しつつ持続可能な産業構造を追求していく必要があると学びました。

観光学科 田神 沙羅さん大学案内2024より

本学科では、観光分野の専門家や経営者からホスピタリティ業界の最新動向を学べます。私が受講したプログラムではホテルの見学会が開催され、プロの目線に立って学ぶことで「観光客をもっと喜ばせるサービスとは何か」という視点を得ることができました。

観光学科 吉野 在人さん大学案内2023より

学びをとおして集客で利益を得るだけではなく、地域住民や環境に配慮し、持続可能な観光地づくりを目指すことが重要なのだと気づきました。そのためには、交通、宿泊、飲食など以外にも地域コミュニティの形成やリスクマネジメントなど多角的な視点が求められます。

観光学科 島元 奈美さん大学案内2022より

住み慣れた地域でその人らしく暮らし続けるために必要な取り組みを学びたいと思いました。本学科は履修できる選択科目の自由度が高く、フィールドワークも積極的に推奨しています。その土地で暮らす人とじっくりと対話して研究できる環境に身を置きたいと考え、志望しました。

コミュニティ政策学科 鎌田 万葉さん大学案内2024より

発展途上国への援助のあり方を考える「社会開発論」から、経済学の観点で日本の地方が抱える課題を読み解く「地域経済論」まで、さまざまな授業を履修しました。個々の授業は一見すると無関係ですが、根底では「コミュニティ」というテーマでつながっており、それぞれの関連性を意識しながら学ぶことでより深い理解を得ることができました。

コミュニティ政策学科 山口 敦大さん大学案内2023より

入学当初は「地元社会への貢献」を強く意識していましたが、国際問題や社会開発などの領域に触れるうち、より広い視野から課題に向き合う必要性を認識するように。ボトムアップの支援を行うためには、コミュニティを基盤として地域、行政、NGO・NPOの連携が不可欠であり、そうした仕組み作りが重要であると気づくことができました。

コミュニティ政策学科 秋田 栞奈さん大学案内2022より

福祉以外の科目も充実しています。さらに、他学部の先生や学生とも交流できるので、自分の視野を広げたりさまざまな価値観に触れたりすることができるのも魅力です。現場での経験が豊富な先生が多く、現場実習やゼミなどをとおして学びを深めていく中で生じる悩みにも気軽に相談に乗ってくださいます。

福祉学科 黒津 寛人さん大学案内2024より

本学科での学びを経て、福祉分野は多岐にわたることを実感しました。最も衝撃を受けたのは、更生保護という分野です。かつては犯罪と福祉を結びつけることは想像もつきませんでしたが、犯罪に手を染めてしまった人にも福祉は必要であり、罰を与えることだけが更生の道筋ではないことが理解できました。

福祉学科 田口 陽菜さん大学案内2023より

3年次の「ソーシャルワーク実習」では、児童養護施設で1カ月の実習を経験しました。子どもの自立のためには、職員同士が連携して子どもに働きかけたり、施設外の組織と協働したりすることが重要であると学びました。貴重な経験から、児童福祉への理解が一層深まりました。

福祉学科 田中 天晟さん大学案内2022より

心理面だけでなく、生活や人間関係まで幅広く捉えて支援できる医療ソーシャルワーカーの仕事に興味をもつように。本学科には福祉の実務に携わってこられた先生が多く、現場でのリアルな体験談を伺えたのは大きな学びとなりました。

福祉学科 岡田 千加子さん大学案内2021より

対象を多角的かつ深く学ぶことができるようになりました。一見自分とは関係なく思われて興味が湧かなかったテーマの中にも、自分が感じている問題意識につながるヒントを見いだすことができ、より意欲的に学びに取り組めるようになりました。

映像身体学科 髙崎 由衣さん大学案内2024より

映画撮影の授業で良い作品を作るために没頭する姿に刺激を受け、自分も納得いくまでこだわり抜くことを心掛けるようになりました。
また、俳優や声優、映画監督、脚本家といった大きな夢をもつ学生と共に学べるのも魅力です。そのような仲間と接する中で私が特に興味を抱いているのは、表舞台に立つ人を支える裏方の業務。目立たずとも、より密接に作品に関われることにやりがいを感じました。

映像身体学科 福田 拓巳さん大学案内2023より

自由な雰囲気の中でたくさんの知識や経験を吸収し、自分の可能性を広げられる環境が整っていると感じます。ゼミナールでは、「機械機器の誕生によるノイズ表現の出現」について研究しています。本来不要であるはずのノイズが、音楽や映像に美しさや懐かしさを与えていたり、身近な表現方法として写真に利用されていたりする点に着目。現代哲学を参照しながら、ノイズ表現について検討しています。

映像身体学科 村田 征斗さん大学案内2022より

心理学で扱われる知見は、人間の心的機能を客観的に測定・評価しようと試みる中で蓄積されたもの。これらを自分で扱うことで、なぜこの人はそのような発言をするのか、なぜそのような行動を取るのかという観点から分析するようになったと思います。また、そうした知見を疑う視点も得られました。

心理学科 牧島 海渡さん大学案内2024より

現在は、人間が幸せに生きるヒントを探求しようと、「幸福感と強み」をテーマに研究中。幸福感を構成する要素や自分の長所を生かす方法を知るのは、人生を充足させるのに欠かせません。長所を他者のために役立てることができれば周囲の人々の幸せにつながる上、社会に出て他者と接する中でも大切な考え方です。

心理学科 宮本 恭平さん大学案内2023より

心理学のみで独立した学部がある大学は珍しく、臨床心理学から観光心理学まで幅広い領域を学べるうえ、心理学と密接に関わりあう他の学問領域の知見を深められるところも魅力に感じました。実験設備も充実しているため、より高度で専門的な学修ができます。

心理学科 金子 優果さん大学案内2022より

体験授業に参加した際、先輩方のプレゼンテーション力の高さや積極的にディスカッションをする姿に感銘を受けました。さまざまなトピックに興味があったため、分野の垣根を超えて自分が興味・関心をもった領域を学習できるカリキュラムにも魅力を感じました。

Global Liberal Arts Program 田中 万葉さん大学案内2024より

異なるバックグラウンドをもつクラスメイトと参加型授業で学ぶうちに、違う意見を尊重するようになるだけでなく、自分もまた必ずしもみんなと同じ意見にならなくてもいいし、だからこそ学びも深まる、と思えるようになりました。

Global Liberal Arts Program Laixi Kitchenさん大学案内2023より

スポーツはプレイヤー以外にもさまざまな人の関わりによって構成されていることを知りました。たとえば、スポーツを観戦する人がいるからこそスポーツビジネスが成り立ち、人々に感動を与えることができます。競技をするだけではないスポーツの奥深さを学びました。

スポーツウエルネス学科 山田 健太さん大学案内2024より

スポーツウエルネスを学び、それまでの自分はスポーツの競技的側面しか見ていなかったことを実感。スポーツは人々の心身を健康にできる素晴らしいものだと気づくことができ、社会全体に働きかけようとする福祉マインドや、健康な社会づくりを試みるスポーツマインドが得られました。

スポーツウエルネス学科 鈴木 なな子さん大学案内2023より

ゼミナールで参加したプレゼンテーション大会では、日本のスポーツ・体育に関する課題について研究データを集めて解決策を考え、新たな施策を提言。このフローを経験したことで、あらゆる物事に対して良い意味で疑いの目を向けるようになり、他者の発表を聞いた際には論理の飛躍や矛盾点に気づける力が身についたと感じます。

スポーツウエルネス学科 川口 詩音さん大学案内2022より

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