メディア社会学科

MESSAGE

時代を映すメディアから
社会と人間の本質に迫る

Department of
Communication and
Media Studies

立教大学
池袋キャンパス

OBJECTIVE

情報を読み解き、
未来のメディアのあるべき姿を考え、
発信していく人を育てます。

メディア社会学科の3つの特色

この学科で学べることとは?

  • 社会学の基礎的な理論と
    調査法を学ぶ。

    1

    1・2年次に「社会学原論」「社会調査法」などの基礎科目を学び、キャンパス外で取り組むフィールド・リサーチ科目も充実。社会に対するものの見方・考え方、調査方法など、社会学の基礎力を身に付けます。

  • メディア社会を深く学ぶ、
    3つの領域。

    2

    学びの領域を「社会システムとテクノロジー」「生活世界の経験と歴史」「ジャーナリズムと公共性」の3つに分類。学科固有の対象分野であるメディア、コミュニケーション、ジャーナリズムに関する深い知識と思考、分析、表現について学びます。

  • 実社会で役立つ力を養う
    実習・実践科目。

    3

    実習・実践科目を通して、調査や取材を行う力、討論する力、文章で表現する力を身に付けます。さらに、メディア企業でのインターンシップなどの実践体験を通して応用力を鍛えます。

英語力を鍛え、グローバルな視点で社会を
追究する、「国際社会コース」を開設。

立教大学社会学部では、3学科の授業を組み合わせて学ぶ「国際社会コース」を開設しています。

英語で専門科目を学びながら実践的な英語力を高め、国際社会で活躍できるグローバルな教養人を1学年15人程度の少人数制で育成します。

本コースの選択方法は、「国際コース選抜入試を通じて入学する」、もしくは「各学科に入学後の2年次にコース選択する」の2種類です。

メディア社会学科で
身に付く能力・知識

この学科で育まれる力とは?

  • メディアに対する
    批判的知性。

    社会の中でのメディアとコミュニケーションに関わるさまざまな現象についての理論を取り上げ、その内容や背景、意義と限界を学び、現代のメディア状況に対する「批判的知性」を養います。

  • 社会の問題を
    分析・発信していく力。

    メディアを通じて質の高い発信をするためには、調査・取材・分析する力が欠かせません。「報道調査・インタビュー実践」など多くの実習科目を通して、実践的な発信力を身に付けます。

  • 現場を意識した実践的な討論力。

    現役で活躍するジャーナリストをゲストに迎え、メディアの現場に即したさまざまな問題をめぐって学生たちが高い密度で討論する授業を実施。新しい考え方やものの見方に触れ、討論力を鍛えます。

Q.「メディア社会学を学ぶ」とは、
どういうこと?

A.メディアを通じて、
現代に生きる人や社会について
理解することです。

新聞やテレビをはじめとするマス・メディア、LINEやX(旧Twitter)といったソーシャル・メディアなど、私たちの日常生活はさまざまな「メディア」に取り囲まれています。また、それらのメディアは急速に多様化しています。こうした変化は、人と人のコミュニケーション方法を変え、生活や仕事の在り方も大きく変えています。
メディア社会学科では社会学を基盤に置きながら、社会の中でのメディアとコミュニケーションに関わるさまざまな現象について学んでいきます。どのような制度や法律のもとで運営されているのか。報道における倫理や客観性はどう考えられているのか。発信する側と受け手はどのような関係を形づくっているのか。メディアに関わる歴史や文化の流れ、メディアで使われている言葉や画像・映像の働きについても学びます。 メディアへの理解を深めることは、現代に生きる人や社会に対する理解を深めることでもあります。

メディアと
コミュニケーションの
変遷を探る。

メディアと言えば、少し前まで新聞・テレビ・雑誌・ラジオなど、いわゆるマス・メディアが主役で、受け手に「一方通行」で情報を送るコミュニケーションが中心でした。インターネットの普及によって、情報の発信者と受け手が「双方向につながる」コミュニケーションの時代が到来。そして今、スマートフォンやSNSの登場によって、個人が発信した情報が世界中に「拡散する」コミュニケーションの時代になりました。メディアは歴史とともに変化し、それにともなってコミュニケーションの形も大きく変わってきたのです。

これから、メディアはどのような変化をしていくのでしょうか。デジタルネイティブ世代は、次にどんなコミュニケーションを生み出すのでしょうか。AI(人工知能)は、人間のコミュニケーションに何をもたらすのでしょうか。メディアとコミュニケーションの変遷をたどりながら、人々の生活や行動様式の変化を研究していく。それもメディア社会学の学びです。

例えば、
こんなことも
メディア社会学科の
学びです。

メディア社会学科の教員の研究領域

教員一覧を表示する
※大学案内(2024年度版)より転載。
氏名 研究領域 リンク
橋本 晃 ジャーナリズム論、メディア・ジャーナリズム思想 研究者情報
黄 盛彬(ファンソンビン) メディア・文化研究、国際コミュニケーション論 研究者情報
井手口 彰典 ポピュラー音楽、メディア文化論 研究者情報 個人サイト
井川 充雄 メディア社会学、メディア史 研究者情報
木村 忠正 ネットワーク社会論、ネットコミュニケーション論、ソーシャルメディア論 研究者情報 個人サイト
是永 論 情報行動論、言説分析 研究者情報 個人サイト
林 怡蕿(リンイーシェン) オルタナティブ・メディア論、エスニック・メディア論 研究者情報
長坂 俊成 リスクコミュニケーション論、災害情報論 研究者情報
砂川 浩慶 メディア制度・政策論、放送ジャーナリズム 研究者情報
和田 伸一郎 デジタルメディア論、情報社会論 研究者情報
川畑 泰子 Webスタディーズ、計量文献学 研究者情報

こんな学科もあります

メディア社会学科に興味がある人は、これらの学科にも興味を持っています。

社会学はとても幅広い分野です。差別や偏見、宗教、教育、災害、音楽をはじめ、他にも多様なジャンルに触れる機会があります。新しい知見を得て、それらの知識や考え方を生かしながら他の講義を受けることで、物事をさまざまな側面から見ることができるようになりました。

メディア社会学科 望月 紅李さん大学案内2024より

文理の区別にとらわれず、幅広く学べる学問として社会学を専攻したいと思いました。その中でも本学科を選んだのは、日常的に接しているメディアを改めて見つめ直し、現代社会を考察してみたいと考えたからです。ひと口にメディア社会学といっても先生方の専門分野は実に多彩で、授業はとても刺激的でした。

メディア社会学科 日出 恵輔さん大学案内2023より

日常生活でも情報をうのみにするのではなく、本当に正しいのか調べる習慣がつきました。たとえば、留学先でBlack Lives Matterの抗議デモが発生した際、友人の話をそのまま信じるのではなく、警察の公表文を確認するなど慎重に行動しました。現在はSNSに興味をもち、ビッグデータ分析について学んでいます。

メディア社会学科 清水 美帆さん大学案内2022より

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。