交流文化学科
MESSAGE
観光がもたらす
交流と文化的影響を
考える
Department of
Culture and
Tourism Studies
立教大学
新座キャンパス
OBJECTIVE
観光の楽しさを伝え、
地域間・文化間をつなぐ国際人を育てます。
交流文化学科の3つの特色
この学科で学べることとは?
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異文化交流を実感できる、
豊富な体験型授業。
1実地体験や社会調査、ボランティア活動などを通して、観光現場を自分の目で確かめ、観光による交流は、現地の文化にどんな影響を与え、互いの文化をどう変えるのか、理解を深めます。
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幅広い海外体験で、
国際感覚を磨く。
2海外フィールドワークや外国語学習など、学部独自の国際化教育が充実。さらに海外協定校を中心に国際交流の機会も数多くあり、世界を意識して学修できる環境が整っています。
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自らの体験を
発信するプログラムが充実。
3「トラベル・ジャーナリズム論」や「トラベルライティング」など、文化を記述し、旅の楽しさを伝えるための授業が充実。自分の言葉で、質の高い情報を発信する力を磨きます。
交流文化学科で
身に付く能力・知識
この学科で育まれる力とは?
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多文化を理解する国際性と、
幅広い教養。世界の観光シーンで求められるのは、異なる文化を理解するための国際感覚と教養。地域研究をもとに多文化への視点を養い、国際公務員やジャーナリストなど、新しいタイプの国際人を育成します。
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異文化をつなぐ、
コミュニケーション能力。外国語の運用能力だけでなく、少人数の演習科目で発表経験を積み、どんな場面でも他者を理解し、コミュニケーションできる力を養います。
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自分の言葉で伝える、
情報発信力。古今東西の紀行文や旅行記を講読し、自身の旅の体験をアウトプットする。これを繰り返すことで、自らの体験や考えを、自分の言葉で世の中へ発信していく力を鍛えます。
Q.「交流文化を学ぶ」とは、
どういうこと?
A.観光が生み出すあらゆる「出会い」を分析し、
持続可能な観光のための視点を手に入れることです。
人や文化の「化学反応」を理解し、国際的な視点を持って交流を深めること。持続可能な観光を目指して貴重な文化を守ること。観光の未来のために、立教大学の交流文化学科は、大きな役割を担っているのです。
宗教の「観光化」を
考える。
宗教における「巡礼」。それは、信徒にとってかけがえのない聖地を訪れる旅であり、信仰と深く結び付いた行為です。その巡礼も、時代とともに観光との関わりを深め、形を変えてきました。
例えば、「お遍路さん」で知られる四国遍路。空海ゆかりの八十八カ所を巡礼するもので、かつては病気を抱えた人などが救いを求めて歩き続ける苦行の旅でした。しかし、交通網や宿泊施設の整備が進むと、四国遍路はバスや車を使ったツアーとして商品化されるようになりました。
そして時代はさらに変化し、近年ではパワースポットなど、宗教性を帯びた場所が新しい形で注目されています。それは手軽さを追求するのではなく、自分と向き合いながら困難な道を行く「心の旅」。新しい旅のニーズが高まる中で、宗教と観光の新しい関係を考えるのも交流文化学科の視点の一つです。

例えば、
こんなことも
交流文化学科の
学びです。
交流文化学科の教員と主な担当科目
教員一覧を表示するゼミの海外研修では、中国の少数民族の生活文化に触れたり、カンボジアで遺跡の 修復作業を行ったり、ブルネイでホームステイをしたりと、 旅行では味わえないユニークな体験ができました。現在、「朝鮮の南北問題に関わる非武装地帯」について関心をもっています。
交流文化学科 佐藤 文香さん大学案内2021より
観光業界に関する実務的な学びではなく、人の移動や異文化を「観光」というテーマで探究するユニークな学びに、知的好奇心を刺激される毎日です。
交流文化学科 森山 響 さん大学案内2020より
産業としての観光に加えて、人と人との交流や、地域に根ざした文化にも、「観光」が大きくかかわっているということを知りました。
交流文化学科 田中 華さん大学案内2019より
関連リンク
観光学部交流文化学科に関する詳しい情報はこちらからもご覧頂けます。