文学科 日本文学専修
MESSAGE
日本文学から、
自分と他者の
異なる世界を発見する
Department of Letters
Course in
Japanese Literature
立教大学
池袋キャンパス
OBJECTIVE
日本と世界の視点を持ち、
古代から現代までの日本文学・文化を
探究する人を育てます。
日本文学専修の3つの特色
この専修で学べることとは?
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日本文学の全領域が、
学びの対象。
1古代から近現代に至る全領域の中から、多様な素材・テーマを選定し、講義・演習を開設しています。学生の興味・関心を触発し、一人一人の知的好奇心にしっかり応えます。
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中国の文学・思想を通して
日本を学ぶ。
2日本文学と深い関わりを持つ中国の文学・思想に関する科目も充実しています。漢文読解力の向上を目指すとともに、漢文が日本の言語文化において果たしてきた役割などについて学びます。
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日本と世界の二つの視点から、日本文学を探究。
3日本文学は世界各地で学ばれており、日本文学専修にも多くの留学生が在籍しています。海外の大学や留学生と連携し、日本と世界という二つの視点から日本文学を見つめ、その本質を追究していきます。
文学科は5つの専修から1つを選択。
他専修の科目も興味に応じて履修可能です。
立教大学文学部の文学科は、英米文学専修、ドイツ文学専修、フランス文学専修、日本文学専修、文芸・思想専修の5つの専修で構成されており、入試や合否の判定は専修ごとに行います。
学生は各専修に所属してそれぞれの専門科目を学びながら、同時に他専修の科目も履修することができます。また、他学科の単位も取得が可能です。

日本文学専修で
身に付く能力・知識
この専修で育まれる力とは?
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調査・分析し、
発表・討論する力。文学作品・資料をさまざまな角度から調査・分析し、その結果を授業で発表・討論することで、発信・議論する力を身に付けます。
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本質に迫る、多角的な視点。
特定の作品を繰り返し読み、それに関する研究や評論を多く読むことで、「自己の視点」「他者の視点」「世界の視点」「歴史的な視点」など、多角的な視点が身に付きます。
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自己を再発見し、自分の世界を広げる力。
文学作品の中に自分の知らない世界を発見すること。そして、その作品の解釈は人それぞれであり多様だと知ること。こうした経験を重ねることで自分自身を再発見し、世界を広げる力が身に付きます。
Q.「日本文学専修で学ぶ」とは、
どういうこと?
A.文学を通して自分と異質な考え方に出合い、
新しい世界を広げていくことです。
異なる考えを受け入れて、それについて考えることは重要です。他者に自分と同様の要素を求めるだけでは、自己愛や独善につながり、世界が狭まってしまう可能性があります。自分と同質なものを発見する喜びとともに、自分と異質なものを認め、それについて考える。そこに文学を学ぶ面白さがあるのです。
使い慣れた日本語の、
未知の世界へ。
小学校から高校まで「国語」として学びを重ねてきた日本語。普段から特に意識することなく使っている言葉を、学問としてより詳しく研究していくのが「日本語学」です。
日本語は、世界の言語の中にあってどのような個性を持った言語なのか。そして、日本語の中にはどのような多様性があり、現代までにどのような変遷を重ねてきたのか。日本語にまつわる幅広いテーマのもと、日本語の音声や文字、表記、語彙、文法など、さまざまな側面から研究を進めていきます。日本語を体系的に学び、言語の特徴を再発見していく。よく知っていると思っていた日本語の新しい世界に出合えることでしょう。

例えば、
こんなことも
日本文学専修の
学びです。
日本文学専修の教員と演習テーマ・研究分野
教員一覧を表示する古代から近現代に至る幅広い時代・ジャンルの作品を考察することにより、筋道を立てて物事を考える思考力が身につきました。日本語学での授業では、文法や語彙、歴史を学ぶだけでなく、日常で自分たちが交わしている会話を分析することもあります。
日本文学専修 長谷川 笑里 さん大学案内2020より
古代から現代までのさまざまなジャンルの文学を網羅的に学習し、興味・関心のある時代の文学を、自分のペースでじっくりと研究することができます。
日本文学専修 佐々木 尚之さん大学案内2019より
授業やゼミ活動を通じて、一つひとつの表現や構造に注意し、丁寧に文章を読むことを心がけるようになりました。それにより、実生活においてもより深く「他者」の声に耳を傾けることができるようになったと思います。
日本文学専修 小柳 佳朗さん大学案内2018より
関連リンク
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