政治学科
MESSAGE
世界の政治に学び、
社会の
あるべき姿を描く
Department of
Politics
立教大学
池袋キャンパス
OBJECTIVE
日本や外国の政治や制度を
幅広く学びながら、現実を分析し、
未来を構想する人を育てます。
政治学科の3つの特色
この学科で学べることとは?
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日本、アジア、欧米など、
広く世界の政治を学ぶ。
1憲法など基礎となる法律科目の他に、政治理論・思想、日本や諸外国の政治、行政や政策などを学び、日本や世界のさまざまな問題を解いていくための知識と方法を身に付けます。
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思想、歴史、理論、
計量を学ぶ。
2各国の政治の仕組みや思想、歴史的背景などの知識を学びながら、政治のプロセスを理解するための理論や計量の手法を学びます。
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政治と法を
バランス良く学ぶ。
3法が社会を作り、政治が社会を動かす。いわば表裏一体の関係にある法と政治をどちらも学べます。政治学の視点で社会で起きていることを探究するとともに、法学の視点で法律などのルールを学び、現代社会の仕組みを明らかにします。
政治学科で
身に付く能力・知識
この学科で育まれる力とは?
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情報を分析し、思考する力。
私たちが抱く疑問を解いていくために、情報の集め方、分析の仕方と問題を考え抜く思考力を身に付けます。
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倫理的な視点を持って、多様な価値観を理解する力。
世界各国の政治史や理念、対外関係などを学び、立場や利害、価値観の多様性を理解し、自分の立場を相対化できる倫理的な感覚を身に付けます。
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確かな知識や理論をもとに、自ら表現する力。
講義や演習を通じて、知識や理論、倫理的感覚を統合して、自分の考えや意見を述べ、広く社会に働きかけていく力を養います。
Q.「政治学を学ぶ」とは、
どういうこと?
A.混沌とした現代社会の問題を見つけ、
より良い未来への解決策を探ることです。
難民に対する、
各国の政治判断は?
世界を揺るがす「難民問題」。中東・シリアの内戦による難民はすでに500万人を超え、その受け入れを巡って、国際社会が揺れています。ドイツでは政治の主導によって、2015年に110万人を超える難民を受け入れました。その背景には、ドイツ社会に根付く人道を重んじる精神に加え、難民を将来的な労働力と捉える戦略もあったと考えられます。一方、難民の受け入れには慎重な意見も多く、イギリスのEU離脱も難民問題と無関係ではありません。このように、難民問題には人道面だけでなく、経済、産業、外交、内政など、さまざまな視点からの政治判断が見えてきます。
ところで、日本はどれくらいの難民を受け入れているか知っていますか? 2015年、日本での難民申請は7,586人、その中で難民と認定されたのは27人でした(※)。日本は、難民問題とどう向き合うべきか。自国の視点から考えてみるのも政治学的なアプローチだと言えるでしょう。
※2016年3月法務省発表より

例えば、
こんなことも
政治学科の
学びです。
政治学科の教員と担当科目・研究テーマ
教員一覧を表示する国境や時代を超えて民主主義について学び、現代に生きる私が関わる政治とは何なのかを追究できたように思います。1つの学びから派生して関心のあるテーマを次々に見つけられる環境があることが本学科の魅力だと感じます。
政治学科 大惠 奏歩さん大学案内2024より
住宅や公共施設、商業施設を特定の地区に集約する「コンパクトシティ政策」について研究しています。成功事例として注目されている富山県の政策に焦点を当て、成功の要因や問題点を探りました。それを踏まえて、地域が抱える課題に対してさまざまな角度からの分析を組み合わせ、他のエリアでも政策を成功させる方法を見いだすことを目標に研究を進めています。
政治学科 中座 秋弥さん大学案内2023より
「漁業法改正に伴う地方自治体の対応状況」をテーマに研究中。70年ぶりの法律改正を受け、自治体はどのような政策を行うのか、市民がどれほど影響を受けるのか、静岡県の事例を調査し考察しています。
政治学科 鈴木 あかりさん大学案内2022より
関連リンク
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