旅行業講座観光研究所

旅行会社では各営業所に「旅行業務取扱管理者」を置くことが旅行業法で定められています。国家資格である「総合旅行業務取扱管理者試験」や「国内旅行業務取扱管理者試験」を受験する上で必要な、旅行業務を取り扱うための基礎となる各種の実務知識や関係法令などについて実践的な講義を行います。
研究所からのお知らせ
2018年度は旅行業講座を開講いたしません。
8月9日(水)から8月18日(金)までは夏季一斉休業期間のため、事務の取り扱いを行いません。ご注意ください。
2017年度旅行業講座受講生及び2013年度、2014年度、2015年度、2016年度旅行業講座修了生を対象に、 8月19日(土)、9月16日(土)の日程で、 総合・国内旅行業務取扱管理者試験 集中講座を開催します。修了生の申込期間は7月1日~31日です。今年度の受験を検討されている修了生の方は、下記概要をご覧の上、奮ってご参加ください。
5月9日(火)より、2017年度旅行業講座がスタートしました。本年度も学内外から集った多数の受講生が「総合・国内旅行業務取扱管理者試験」合格を目指し、熱心に講義に耳を傾けています。
4月1日(土)より2017年度旅行業講座の受講願書受付を開始します(~4月24日(月)まで)。学生に限らず、一般・社会人の皆様の受講も歓迎いたします。
旅行業講座について
プログラム概要
当講座では、旅行業務を取り扱うための基礎となる各種の実務知識や関係法令などについて実践的な講義・解説を行います。これは、「国内旅行業務取扱管理者試験」や「総合旅行業務取扱管理者試験」を受験する方に最適です。講義内容は、かなり専門的な分野にわたりますが、高校卒業程度の学力があれば、旅行実務経験のない方にも分かりやすいように、また一方では、旅行関連業界に従事する方の要求水準にも応えうるよう講義の進め方に留意しています。ですので、本学学生のみならず、他大学の学生の方や社会人の方にもお受けいただけます。
お勧めしたい方
- 旅行業界を目指す各大学、専門学校在学生及び卒業生
- 関連業界に従事しておられる社会人の方
講座の特色
- 「 総合・国内旅行業務取扱管理者試験」のための準備講座として最適の内容です。
- 旅行関連業界に長年携わってこられた優秀な講師陣をお迎えしています。
- 5月から9月にかけて、総合(53回)、国内(26回)、海外(27回)の講義を行います。
- 当講座受講生には、立教大学図書館が利用できる図書館利用証を発行します。
旅行の“プロ”を目指す人のための資格
資格について
旅行業務取扱管理者とは、旅行業法に規定された国家資格であり、旅行業においては次の重要な任務を負っています。
①旅行業務に関する取引の公正の維持
②旅行の安全の確保
③旅行者の利便の増進
資格には、国内旅行のみを取り扱うことのできる「国内旅行業務取扱管理者」と、国内・海外旅行の両方を取り扱うことのできる「総合旅行業務取扱管理者」の2種類があります。そして、旅行業法では、この「旅行業務取扱管理者」を各営業所に1名置くことを義務づけています。管理者は旅行業務に関する管理監督を行うことになっており、セールス、企画、手配等において第一線で活躍しています。
①旅行業務に関する取引の公正の維持
②旅行の安全の確保
③旅行者の利便の増進
資格には、国内旅行のみを取り扱うことのできる「国内旅行業務取扱管理者」と、国内・海外旅行の両方を取り扱うことのできる「総合旅行業務取扱管理者」の2種類があります。そして、旅行業法では、この「旅行業務取扱管理者」を各営業所に1名置くことを義務づけています。管理者は旅行業務に関する管理監督を行うことになっており、セールス、企画、手配等において第一線で活躍しています。
お問い合わせ先
詳細・日程・募集要項
「旅行業講座」は以下の3コースから選択できます
- 総合コース
「総合旅行業務取扱管理者試験」受験のためのコース。
全53回(通常講座45回、集中講座8回)の講義を実施。 - 国内コース
「国内旅行業務取扱管理者試験」受験のためのコース。全26回(通常講座22回、集中講座4回)の講義を実施。 - 海外コース
「国内旅行業務取扱管理者試験」合格者で、「総合旅行業務取扱管理者試験」受験のためのコース。
全27回(通常講座23回、集中講座4回)の講義を実施。
受験科目
- 総合コース
旅行業法、約款、国内観光資源、国内運賃・料金、海外観光資源、海外旅行実務、国際航空運賃・料金、出入国法令と実務、旅行英語 - 国内コース
旅行業法、約款、国内観光資源、国内運賃・料金 - 海外コース
海外観光資源、海外旅行実務、国際航空運賃・料金、出入国法令と実務、旅行英語
受講期間
2017年5月9日(火)~9月16日(土)
- オリエンテーション:2017年5月9日(火)
- 通常講座:2017年5月9日(火)~8月5日(土)
- 集中講座:2017年8月19日(土)、9月16日(土)
講義時間(1コマ90分)
- 通常講座:火・木曜日 午後7時~8時30分
土曜日 午後2時~3時30分、3時40分~5時10分(2コマ連続) - 集中講座:午前9時30分~午後4時50分(4コマ)(詳細は下記時間割を参照)
教室
- 通常講座:立教大学池袋キャンパス
5号館 5125教室(1階) - 集中講座:立教大学池袋キャンパス
11号館 A203教室(2階)
講義内容
※講師は、学校法人 国際文化アカデミー JTBトラベル&ホテルカレッジ所属
- 旅行業法・約款
(講師:下山 和生)
旅行業法
「旅行業法」は法律です。難解な用語や言い回しがありますので、その点をできるだけ分かりやすく説明します。
また、国家試験では、例年、類似した問題が出題されていますので、過去問を用意し、問題を解くことにより、試験の出題傾向が把握できます。
約款
「約款」は、国家試験で重点的に出題される「旅行業約款」のほかに、「航空約款」、「宿泊約款」、「貸切バス約款」、「フェリー約款」を学びます。
約款は旅行者との約束を記した契約書ですので、旅行における身近な例を出しながら内容を分かりやすく説明します。旅行者の視点を持って聞いてもらえば理解しやすいと思います。 - 出入国法令・実務
(講師:宗本 豊明)
例年出題のウェートが高い「旅券手続」、日本人旅行者の「通関手続き」、「外国人旅行者の日本出入国」について重点的に解説します。練習問題を繰り返し解くことにより傾向と対策をつかんでいきます。 - 国際航空運賃
(講師:下山 和生)
日本発着の海外航空券の運賃計算について学習します。難解なイメージがありますが、覚えることは計算に必要な用語や基本的な計算手順です。
問題を解きながら、資料の読み取りや計算の手順など理解すべきポイントを押さえることで、合格レベルに達することができます。 - 国内旅行実務(観光資源、運賃・料金)
(講師:加藤 俊明)
観光資源
自然景観、温泉、祭り、名産品など国内旅行に欠かせない観光資源に関する知識は、旅行業において極めて重要です。国家試験では国内旅行実務全体の40~60%の出題比率となっており、例年、幅広いジャンルから出題されています。本講座では、練習問題と解説、写真による確認を繰り返しながら学びます。
運賃・料金
日頃私たちが利用しているJR、航空、宿泊等の運賃・料金の算出方法やルールを学びます。国家試験ではJRの比重が大きく、また最も複雑な内容となっています。講座では最新の情報に基づいて各種運賃・料金の詳細を学びます。練習問題も用意しています。 - 海外観光資源
(講師:柴崎 浩)
海外観光資源の試験範囲は、世界各国の自然、建築物、遺跡、世界遺産、名物料理、芸術等多岐にわたり攻略が大変です。従って、試験頻出国を重点的に、写真を見ながら印象に残るように解説していきます。 - 海外旅行実務
(講師:宗本 豊明)
主な出題範囲である「航空会社コード」、「都市コード」、「OAG航空時刻表」、「時差」に関して計算方法等が確実に理解できるよう解説します。
「ユーレイル」、「ホテル」、「海外旅行保険」などの専門用語にも注意して説明します。 - 旅行英語
(講師:宗本 豊明)
旅行業で使われる英語の表現をサプライヤー(ホテル、航空会社、バス会社等)ごとに分析しながら学びます。特有の語句や構文に慣れ、文章全体の意味を理解することを第一に解説を進めます。
集中講座
通常講座終了後、8月19日(土)及び9月16日(土)に、集中講座を行います。
集中講座では、各科目の重要なポイントを復習し、本試験に備えることを目的としています。更に理解を深め、合格を目指しましょう。
集中講座では、各科目の重要なポイントを復習し、本試験に備えることを目的としています。更に理解を深め、合格を目指しましょう。
時間割
下記よりダウンロードしてください。
修了証書
修了の条件
講義は定刻に開始し、毎回出席票によって出欠を取ります。
全講義数の3分の2以上を出席した受講生は、修了資格を得られ、修了証書が授与されます。
講義は定刻に開始し、毎回出席票によって出欠を取ります。
全講義数の3分の2以上を出席した受講生は、修了資格を得られ、修了証書が授与されます。
特記事項
スケジュール上の変更(教室の変更や休講等)が生じた場合は、事務局よりご記入頂いたメールアドレス宛にご連絡します。アドレスを変更した場合は、事務局までご連絡下さい。
受講資格
高等学校卒業以上(もしくはそれと同等の能力を有する者)
出願の手続き
受講願書を観光研究所事務局に提出し、受講願書受理のメールを受取後、
受講料を振込期間中にお振込み下さい。手順は次の通りです。
①受講願書の提出方法について
【観光研究所事務局に以下の方法で提出】
【受講願書についての注意事項】
②受講料の振込について
【受講料振込先】
銀行支店名:みずほ銀行池袋西口支店
口座種別・番号・名義:(普通)1273940 学校法人立教学院立教大学
(振込人氏名入力例) KAN01リッキョウタロウ
【振込人の氏名入力の注意】
受講料を振込期間中にお振込み下さい。手順は次の通りです。
①受講願書の提出方法について
【観光研究所事務局に以下の方法で提出】
- 持参
受付:立教大学池袋キャンパス12号館2階 総合研究センター 10時~17時(日曜除く) - 郵送
宛先:〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1 立教大学観光研究所 行 - メール添付
宛先:kanken@rikkyo.ac.jp
件名:2017年度旅行業講座の申込
【受講願書についての注意事項】
- 写真(タテ4cm×ヨコ3cm)を貼付して下さい。
- 本学学生は、学生証のコピーを添付して下さい。(メール添付可)
- 本学卒業生は、卒業証明書を添付して下さい。(郵送または持参のみ。メール添付不可)
②受講料の振込について
【受講料振込先】
銀行支店名:みずほ銀行池袋西口支店
口座種別・番号・名義:(普通)1273940 学校法人立教学院立教大学
(振込人氏名入力例) KAN01リッキョウタロウ
【振込人の氏名入力の注意】
- お名前の前にKAN01(ゼロ1)を忘れないように入力して下さい。
- 振込人氏名は、必ず受講する本人名でお願いします。
- 受領証は保管して下さい。
- 受講料振込後の受領確認の連絡はいたしません。
受講料振込期間
2017年4月21日(金)~4月28日(金)(厳守)
受講料
本学学生及び卒業生※
①総合コース:60,000円
②国内コース:40,000円
③海外コース:40,000円
一般
①総合コース:75,000円
②国内コース:50,000円
③海外コース:50,000円
①~③は、教材費含む
[註]受講料の分納は認められません。一度受理した書類及び受講料は返却いたしません。
※セカンドステージ大学受講生は、一般受講料となります。
①総合コース:60,000円
②国内コース:40,000円
③海外コース:40,000円
一般
①総合コース:75,000円
②国内コース:50,000円
③海外コース:50,000円
①~③は、教材費含む
[註]受講料の分納は認められません。一度受理した書類及び受講料は返却いたしません。
※セカンドステージ大学受講生は、一般受講料となります。
受講生の声
立教大学経済学部・女性
私は大学1年の4月~7月に旅行業講座を受講し、その年の国内と総合旅行業務取扱管理者試験に無事合格することが出来ました。4月から環境が新しくなり慣れない大学生活と講座の両立は大変なこともありました。しかし講義では先生方がスライドを用いてポイントを丁寧に教えてくださったので楽しく学習することができました。この講座を受講することの最大の魅力は疑問が出てきてもいつでも先生方に質問できることだと思います。これは独学では決して得られない最大の強みに感じました。また私は試験2週間前に行われた直前講座にも参加したのですが、そこで改めて自分が理解していない部分を見つけることができたので残りの限られた時間を苦手克服のために有効に使うことが出来ました。先生方には大変お世話になりました。この場を借りて深くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
立教大学観光学部・男性
私は大学に入学したからには何かしらに挑戦しようと思い、大学1年目から旅行業講座を受講し、国内旅行業務取扱管理者試験に合格することができました。講義では、観光資源と運賃計算を写真や具体例と共に解説して下さったので、イメージがしやすくとても効率よく学習できました。また約款や業法の講義では、先生が実際の試験の傾向を分析して下さった上で、ポイントだけを解説して下さるので無駄を省くことができました。試験直前にも、総復習の講義を開いていただき自分の苦手を再度確認するいい機会になりました。私は約款が苦手だったのですが、募集型企画旅行と受注型企画旅行を比較しながら勉強することですぐに暗記することができました。覚えるべきことは多いですが、自分なりの勉強法で地道に勉強していくことが合格に繋がると思います。
社会人・女性
私が受験を決めたのは総合旅行業務取扱管理者試験の資格があれば業務を拡大できるからで、立教大学の旅行業講座を選んだ理由は、観光学部を擁する大学であり講師陣の高い評価を聞いたことです。講座では過去問題を知り尽くした先生方が必須事項を中心に予想問題を織り交ぜながら講義を進めて下さいます。先生が授業で言及された内容がそのまま試験に出題された科目もあり、独学では得ることができなかった貴重な得点となりました。また効率的に勉強するため、私は科目を分けずに関連する項目はすべて一緒に勉強しました。例えば、海外実務でフランス入国と乗り継ぎ時間について勉強する際、フランスに就航している航空会社、空港コード、パリとフランスの海外観光資源をまとめてテキストに書き込み、国内もJRの計算問題で駅や列車の名前から近くの観光資源を一緒に覚えました。英語は仕事で使っているので特に試験用の勉強はしませんでしたが、受験する方には航空会社、ホテル、政府観光局のホームページを英語で読まれることをお勧めします。講座を中心に勉強を進めて国内と総合旅行業務取扱管理者試験に合格することができました。お世話になりました先生方、事務局の皆様に御礼申し上げます。
立教大学観光学部・女性
大学の観光学部で観光を学んでいく中で、さらに国内観光地や旅行業業務についての知識を深めたいと思い、旅行業講座の受講と資格試験の受験を決めました。講座を受ける前までは資格試験の勉強を全くしていなかったので、試験までに必要な勉強を網羅できるのか不安でしたが、どの先生も効率的に勉強できる授業をしてくださりました。特に試験直前の講座では試験にでるポイントに絞った授業をしてくださり、非常に本試験に役立ちました。試験前は先生方に頂いたプリントを中心に勉強をして、過去問を解くことで試験のポイントを抑え、知識を定着させました。その結果、国内旅行業務取扱管理者試験に受かることができました。学校の勉強も忙しかったこともあり、毎回の授業について行くことで精一杯ではありましたが、旅行業講座を受けていなかったら国内試験に受かることは出来なかったと思います。
立教大学経済学部・男性
私はかねてより旅行が好きで国内各地へ赴いており、折角ならその知見を活かし国内旅行業務取扱管理者の資格を取得したいと考えました。そこで、この資格に関する書籍を購入したのですが、独学では理解が難しかったうえに怠けてしまいはかどらず、この講座の受講を決めました。先生方の講義は的を絞り懇切丁寧に教えて下さるのでわかりやすく、格段に学習意欲が湧きました。アルバイトや課題に追われ忙しかったのですが、折角の貴重な講義を聞き漏らすのは勿体ないと思い講義には必ず出席し、地図や表を作るなど工夫して復習しました。また、最後の一か月は日中に勉強、夜はアルバイトといったようにメリハリをつけて取り組みました。その結果、国内旅行業務取扱管理者試験に合格することができました。努力すれば必ず合格できると思うので受験生の皆さん頑張ってください。最後になりますが、ご指導ありがとうございました。