公開講演会「メタバースが変える未来のマネー」開催報告

応用人工知能イノベーションセンター

2025/09/09

トピックス

OVERVIEW

2025年7月15日(火)応用人工知能イノベーションセンター主催、経済学部共催の公開講演会「メタバースが変える未来のマネー」を開催しました。当日の模様を報告します。

大西委員長の挨拶

講演会の様子

参加者

本学学生、本学教員、一般聴衆を含め合計54名

概要

  • 日時:2025年7月15日(火)18:00~20:00
    18:00~18:20 挨拶
    18:20~19:00 パネル① メタバースの今と未来~経済活動の観点から
    19:00~19:40 パネル② 未来のマネーを考える
    19:45~20:00 質疑応答、挨拶

登壇者

  • 講師
    牛田 遼介氏(金融庁総合政策局総務課国際室国際企画調整官)
    鳩貝 淳一郎氏(財務省理財局国庫課デジタル通貨企画官)
    増田 雅史氏(弁護士、一橋大学大学院法学研究科特任教授、森・濱田松本法律事務所パートナー)
    内山 泰伸(本学大学院人工知能科学研究科教授)
    三宅 陽一郎(本学大学院人工知能科学研究科特任教授)
  • 司会進行
    前田 順一郎(本学大学院人工知能科学研究科客員教授)
冒頭、大西立顕人工知能科学研究科委員長の挨拶の後、前田客員教授より「〇〇Payの残高はお金と言えるのか」「暗号資産はお金か」といった問いが提示され、生成AIの活用という観点からメタバースは注目を浴びるべきであり、メタバースがプラットフォーム経済を加速させることにより、「お金」の本質を変容させてしまうのではないか、という問題提起がなされました。

第1部では、増田氏、内山教授、三宅特任教授が登壇し、それぞれの専門的立場からメタバースに関する研究や最新の法政策動向を紹介し、議論を深めました。さらに、「メタバース経済圏は本当に形成されるのか」といった問いを軸に、活発なフリーディスカッションが行われました。

第2部では、牛田氏、鳩貝氏、増田氏をパネリストに迎え、日本銀行、財務省、金融庁といった公的機関の視点から、中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)やブロックチェーン技術など、新たな技術がもたらす「未来のマネー」についての議論が展開されました。また、新技術の進展に伴う規制の在り方や、現実世界とメタバースとの関係性についても多角的に議論がなされました。

詳細につきましては、以下の動画をご覧ください。
オンデマンド視聴:2025年9月5日(金)~2026年3月31日(火)
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※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。

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