企業の大事なイベントを預かり、形にする。法人営業として日々成長とやりがいを実感。
株式会社エイチ・アイ・エス 宮本 ひよ莉さん
2024/09/11
立教卒業生のWork & Life
OVERVIEW
観光学部観光学科を卒業し、株式会社エイチ・アイ・エスで仕事をされる宮本 ひよ莉さんからのメッセージです。
学問として観光を学び見つけた将来の選択肢。
最初は単純に「旅行が好き」と選んだ学びでしたが、観光学科のすごいところは学問として観光を学べること。旅行会社の幹部から講義を受けたり、観光地を視察し旅行プランを考えたり。ビジネスの側面からマーケティングを学ぶほか、地域から派生しまちづくりや異文化交流など学びの選択肢が幅広いのです。私は産学連携プロジェクトにも参加し、埼玉にある観光地の案内マップを作りました。地域の人の協力を得てつくりあげていくために、多様な人をプロジェクトに巻き込み交渉を重ね形にする。現場へは何十回も訪れました。そのリアルな過程を学べたことは、今、仕事でプロジェクトを束ねる時に役立っています。
重要な仕事が次々と。多岐に渡る業務と関わる相手が成長させてくれる。
「人として成長できる」と思い、旅行会社の法人営業に就きました。最初は企業の社員旅行や海外視察の手配、引率といった業務を数年、その後企業イベントや行政の仕事も任されるように。記念式典やアーティストを誘致するエンタテインメント性の高いものなど、規模も目的もさまざま。大きいものでは2,000名規模のものや、100周年イベントを3年近くかけて任せて頂いたことも。企業の根幹に関わることが多く、代表者や役員とやりとりする機会も多々あります。また、外部の協力会社さん含めスタッフが100名近くになることもあり、指揮官としてプレッシャーも大きいですが、最後に計画通りに形にし、お客様の喜ぶ姿を目にすると大きな達成感があります。
個々を尊重したマネジメント力が課題。企業イベント領域の拡大にも貢献したい。
最近所長に昇進しました。長くこの領域に携わり結果を出せたおかげです。HISは海外個人旅行がメインなので、企業のイベントを企画・運営している事実は、世の中はもちろん社内でも認知度は低いです。まずはその認知からはじめ、社内に分散している類似の業務を行う部署を一つに集約させたいです。企業イベントの領域に関し、HISは他社に比べまだまだのびしろがあります。社内外を巻き込み大きく成長させたいです。マネジメントも始まったばかり。私の課題は、相手にも自分と同じレベルを求めてしまうこと。部下のタイプはさまざまですからそれを尊重し「どうしたらみんなが気持ちよく働けるか」を考えていきたいです。
※本記事はスタディサプリ進路に載せた記事をもとに再構成したものです。記事の内容は取材時点(2024年6月)のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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立教卒業生のWork & Life
2024/08/21
卒業生として初の法学部専任教員に。海外の法整備支援にも携わる
法学部 野澤 正充教授
プロフィール
PROFILE
宮本 ひよ莉さん
法人営業本部 第一事業部 第二販売部
ビジネスイベントセクション 第一営業所 所長
観光学部 観光学科/2015年3月卒
※出身学部学科は卒業当時のものです
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