デジタル化と知の未来

図書館の窓

2024/05/27

トピックス

OVERVIEW

昨今、「電子図書館」「オープンアクセス」「デジタルアーカイブ」といった言葉を耳にすることが増えました。オープンサイエンスの時代に向け、図書館の未来を担う機能としても注目される電子情報資源について、ご紹介します。

電子リソース

池袋図書館の入口付近に設置した電子書籍体験ブース。2019年以降、試読キャンペーンを開催し、学生のリクエスト(購入希望)も受け付けている

立教大学図書館では電子書籍、電子ジャーナル、データベースといった各種電子リソースを契約し、その多くは図書館内のみならず、学内ネットワークを通じてキャンパス内のどこからでも利用可能とする環境を提供しています。また、PC上で設定を行うことにより、学外(自宅等)からもアクセスが可能です。

2020年からのコロナ禍において、各種の電子リソースは大学の学修・研究活動維持に大いに貢献しましたが、対面授業が主流に戻った現在においても、多様な教育・研究活動を支える基盤として不可欠な存在となっています。学生向け利用促進の取り組みとして、図書館では電子書籍の試読リクエストキャンペーンや、就職活動関連での利用のためのデータベース講習会などを開催しています。

※コンテンツの一部は、V-CampusのIDとパスワードが必要です。
(左上)電子ジャーナル「Science Online」(世界的科学雑誌である『Science』『Nature』を電子契約)

(右上)2023年10月、キャリアセンターとのコラボ企画で、データベース「東洋経済DCL」の利用セミナーをZoomで開催し、多数の学生が参加

(左下)図書館Webサイトのデジタルライブラリーでは、現物展示(右下写真)した『竹取物語絵巻』の精細画像を常時公開

(右下)2023年春学期には図書館内で『竹取物語絵巻』の現物展示を行い、来訪者に資料のリアルな色彩や立体感を感じてもらう機会を提供

機関リポジトリ

12年12月に学術リポジトリ「RIKKYO Roots」の運用を開始し、学内研究成果のオープン化に努めてきました。23年度現在、紀要論文、博士学位論文、学術雑誌論文など、2万件を超えるコンテンツが登録・公開され、年間ダウンロード数は150万件を上回っています。22年9月には「立教大学オープンアクセス方針」が策定・公開されたことで、学術研究全体のさらなる発展に寄与し、地域および国際社会の持続的発展に貢献することが期待されます。

デジタルアーカイブ

図書館が所蔵する希少本、個人文庫などの貴重資料の一部をデジタル化し、「デジタル・ライブラリー」上で公開しています。これまでデジタル化された主な資料としては『竹取物語絵巻』、樋口一葉『詠草』自筆稿本、海老沢有道文庫などがあります。

そのほか、国文学研究資料館におけるデータベース構築計画に拠点大学として参加し、江戸川乱歩旧蔵資料、近世古典籍資料の一部が同館「国書データベース」上で画像公開されています。


今後に向けて

23年1月25日に科学技術・学術審議会(文部科学省)より「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について(審議のまとめ)」が公表されました。今後の図書館に求められる機能、役割を意識しつつ、さまざまなリソースへのアクセシビリティを高めるとともに、デジタル化、教育研究成果のオープン化推進に取り組んでまいります。

電子情報資源は図書館Webサイトのトップからアクセス可能です(画像はPC画面)。①データベース ②電子ジャーナル・電子書籍 ③デジタル・ライブラリー ④学術リポジトリ「RIKKYO Roots」

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