立教ファーストタームプログラム 学びの精神 自然科学の探究

理学部化学科 箕浦 真生教授 ほか

2017/11/16

研究活動と教授陣

OVERVIEW

文学部史学科1年次 酒井 茜さんの立教ファーストタームプログラム 学びの精神 自然科学の探究についてご紹介します。 担当:箕浦 真生教授 ほか

新入生全員を対象とした「立教ファーストタームプログラム」は、〈導入期〉にあたる入学後の半年間に、大学で学ぶことの意義を理解する「学びの精神」と、専門分野の学修の基礎を身に付ける「学びの技法」の科目群を中心に展開している。文学部に所属する酒井さんは、「学びの精神」から「自然科学の探究」を選択した。
「普段触れることのない理系科目を学ぶことで、新しい世界が広がるのではないかと思い履修しました」
この授業では、数学・物理・化学の分野から毎回異なるテーマを設定し、自然科学の基本的な理念や方法論を、身近な事例を通して学べるよう、各教員が工夫を凝らして講義を展開している。2017年度の化学の分野の回では、キラリティ・鏡像異性体の性質を実体験したり、香料をつくる「実験」を行った。
「ローズの香り成分ゲラニオールに酸化剤を混ぜ、酸化させてレモングラス系統の香りのするゲラニアールに変化させました。酸化による性質変化を目の当たりにして、驚くと同時に理解が深まりました」
講義だけでなく、実践を通すことも授業の魅力だと言う。
「高校での学びと違い、この授業で科学が普段の生活にどう役立っているか、また、どのようにつながっているかを探究でき、とても興味深く学んでいます」
新しい気づきは、これからの学修を支える、大きなはじめの一歩となったに違いない。

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