ステンドグラス(池袋チャペル)

チャペルの豆知識

2017/03/13

キリスト教とチャペル

OVERVIEW

チャペルにまつわる豆知識をご紹介します。

立教学院諸聖徒礼拝堂には三枚のステンドグラスが設置されています。一枚は正面祭壇上部に、もう一枚は2階会衆席後部に、もう一枚はチャペル入口脇にあります。
正面祭壇上部のものは、1958年、ライフスナイダー元総理の逝去記念として奉献されました。植物をモティーフにした幾何学的なデザインは中世ゴシック様式の大聖堂に特徴的なローズウインドウを想わせます。
2階会衆席後部のステンドグラスは1960年に設置されました。中央にユリ、その周りをブドウの実と葉が囲むモティーフとなっています。とくに白色のユリは「マドンナ・リリー」とも呼ばれ、聖母マリアを象徴すると云われてきました。
入口脇のものは1960年に、2階会衆席後部のステンドグラスの製作にかかわった校友によって寄贈されたものです。そこには立教学院の楯のマークがデザインされています。立教学院のマークは紫に白の十字架と聖書が特徴的です。白色の十字架はキリストの勝利を意味しています。

教会はステンドグラスを奉献するとき、次のように祈ってきました。

神よ、あなたは見えるものによって見えないものを現されます。どうか御名の栄光のため、主の宮を飾り、神の民を教えるために献げられる、この「ステンドグラス」を祝し、信仰をもってこれを見る者の心を励まし、つねに主を敬うことができますように、主イエス・キリストによってお願いいたします。
アーメン

これら三種三様のステンドグラスを見つめながら、その色彩の光の先に、「主を敬う」というステンドグラス固有の基調低音を感じつつ、心が自然と天に向けられていく不思議を想います。

(季刊『立教』第224号2013年3月 参照)


立教大学チャプレン 中川 英樹

〔『チャペルニュース』第587号2016年2・3月号/連載「チャペルのタカラモノご紹介します!」より〕

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