部活内外の人を巻き込みながら結果に結びつけたことをアピール

大手日用品メーカー内定 隅野 樹さん

2016/01/01

キャリアの立教

OVERVIEW

大手日用品メーカー内定のコミュニティ福祉学部福祉学科 隅野 樹さんによる就職活動体験談です。

隅野 樹 さん Itsuki Sumino

志望業界
メーカー
エントリー社数・・・・・・11社
説明会参加社数・・・・・・20社
OB・OG・先輩訪問数・・・ 2人
面接社数・・・・・・・・・ 3社
内々定社数・・・・・・・・ 1社
※2015年10月取材

部活の主務の経験を通じて日用品メーカーに興味を持つ

私は大学のサッカー部に所属し、4年生で「主務」という運営の責任者を経験。裏方の仕事の大変さや重要さを知りました。日用品メーカーもどちらかというと裏から人々の生活を支える業種だと思い、興味を持ちました。また私には、尊敬する父を仕事で超えたいという目標があり、そのためには業界最大手企業で働くべきだと考え、大手日用品メーカーを志望先としました。
実は、大学入学時から将来のことを考えていて、1年生の時に大学OBによる某日用品メーカーの説明会に参加したんです。OBの「良いものを作りたい」という真面目さが伝わってきて、ぜひ自分もこの会社で一緒に働きたいと感じました。その思いが3年生になっても変わらず、本命になったのです。

どうしても入りたいという熱意があることを伝える

サッカー部のほか、体育会本部にも所属していたので、選手としての活動以外の仕事も多く、就活との両立は大変でした。しかし、部の仲間やマネジャー、先輩、ほかの体育会の知人たちといい関係を築いていたので、何かと助けてもらいながら乗り切りました。
主務の仕事は財務、対外窓口、イベントの手配、マネジャー管理、事務作業など多岐に渡ります。面接では、それを部内外の多くの人を巻き込みながら手がけ、チーム初の新人戦優勝などの結果に結びつけたことをアピールしました。
本命の会社以外の面接は2社しか受けず、それだけ「どうしても入りたい」という熱意があることを伝え、無事内定をいただきました。私とは全く違う業界ですが、尊敬する父親がさらに上のステージに立ったので、自分は将来社長になることを目標に精進します。

就活必携アイテムはコレ!

ノートを持ち歩き、就活中に感じたことを書いていました。携帯電話で父と撮った写真はお守りみたいなもの。「いつか超えてやる」と思いながら時々眺めました。

ここが効いた!私のエントリーシート

体育会にいたので、アピールポイントとしてバイタリティがあることは書きました。しかしそれだけでなく、自分は考えられる人間だということを表現するように意識。そのために、経験したことをただ羅列するのではなく、例えば「いいチームを作りたい」「そのためにはどうするか」「GMや監督の招聘が必要」というところまで記載。体育会出身だけど考えられる人間であることを示せば、そのギャップが印象に残ると思ったから。エントリーシートには自信があり、実際ほとんどが通過しました。
POINT アクションだけでなく理由を示すことを心がける
ロジカルに書くために、自分が起こしたアクションだけでなく、その理由を示すことを心がけました。また経験から何を学んだか、どう考えるかを具体的に書くようにしました。

これで成功!私の必勝自己PR 仲間とともに裏方の仕事を頑張ったことをアピール

主務の仕事の話を通じて、目立つ表の活動だけでなく裏方の仕事も一生懸命やる人間だということをアピールしました。大変でしたが、同じ幹部である主将が信頼できる人間だったので頑張れました。

後輩へのメッセージ 真面目にやった人間が最後には勝つ

自分の人生を決めるのは、ほかの誰でもなく自分です。就活は今までの人生を振り返るいい機会。「自分は天才だ」と思っている人は人の意見など聞かず、思う通りにやればいいでしょう。でもそうでない人は、とにかく真面目に行うことをおすすめします。真面目にやった人間が最後には勝つと思っています。

※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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