経営学部2、3年次演習「マーケティング・リサーチの実践」
担当:佐々木 宏 経営学部教授
2017/02/02
立教生のキャンパスライフ
OVERVIEW
経営学部国際経営学科3年次 若原 慈さん
佐々木宏教授の「マーケティング・リサーチの実践」では、2015年秋から2016年夏にかけて、東武百貨店と産学連携プロジェクトを展開。夏祭りイベントの企画・運営を行った。プロジェクトを通し、経営学部若原慈さんが学んだこととは…。
このゼミナールでは、産学連携プロジェクトを通し、マーケティングを実践的に学んでいる。これまで、山崎製パンと「ランチパック」の新商品を開発したり、ハイテク企業と連携して新サービスを提案したり、10年以上にわたり、さまざまな取り組みを行ってきた。
「マーケティングリサーチを行い、事業を立案し、それをどのように実現させるのかを経験したい」若原さんの取り組んだ課題は、東武百貨店と共同で若者をターゲットにした夏祭りイベント「Ennichi(えんにち)@友縁地(ゆうえんち) 」の実施だった。
「まず、大学生を対象にしたアンケート調査を行い、若者ニーズを絞り込みました。その結果を基に、百貨店と綿密に打ち合わせを繰り返して企画を固めていきました。アイデアを実際の商品や形にすることに苦戦する私たちに、百貨店の方々は的確なアドバイスと励ましの言葉を掛けてくれました。仕事に対する真摯な姿勢に、企業で働くとはどういうことかを身をもって教えていただいた気がします」
「マーケティングリサーチを行い、事業を立案し、それをどのように実現させるのかを経験したい」若原さんの取り組んだ課題は、東武百貨店と共同で若者をターゲットにした夏祭りイベント「Ennichi(えんにち)@友縁地(ゆうえんち) 」の実施だった。
「まず、大学生を対象にしたアンケート調査を行い、若者ニーズを絞り込みました。その結果を基に、百貨店と綿密に打ち合わせを繰り返して企画を固めていきました。アイデアを実際の商品や形にすることに苦戦する私たちに、百貨店の方々は的確なアドバイスと励ましの言葉を掛けてくれました。仕事に対する真摯な姿勢に、企業で働くとはどういうことかを身をもって教えていただいた気がします」
東武百貨店とのコラボメニュー。テーマは「仲間とシェア」
百貨店担当者を交えたミーティングの様子
若原さんは、盆踊りを現代風にアレンジした「ボンダンス」のチーム・リーダーとして、皆を引っ張っていった。イベント当日、来場したお客様に「楽しかった」「ありがとう」といった言葉をもらい、それまでの努力が報われたと感じたという。
「立案から実施まで、全てのプロセスを体験したことで、一つのプロジェクトをビジネスとして形にすることの難しさを知りました。同時に、それを意識しながら論理的にアイデアを組み立てていく必要性を学びました」
「立案から実施まで、全てのプロセスを体験したことで、一つのプロジェクトをビジネスとして形にすることの難しさを知りました。同時に、それを意識しながら論理的にアイデアを組み立てていく必要性を学びました」
5号館屋上で「ボンダンス」の練習。
振り付けや選曲も自分たちで考えた
本番前の最終打ち合わせ
「ボンダンス」本番
佐々木教授(左)とゼミの仲間たち。右端が若原さん
アイデアを実現させていく過程に真の学びがある。このプロジェクトを通じて学んだマーケティングの視点とゼミの仲間とのチームワークを、次のプロジェクトにも生かしていきたい、と若原さんは語る。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。
※本記事は季刊「立教」238号(2016年11月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
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