幼い頃からの夢を叶え、研究者の道へ。
時代を捉えて最適解を導ける学生を育てたい。

経済学部 藤原 新教授

2024/02/29

立教卒業生のWork & Life

OVERVIEW

経済学部経済学科の卒業生で、経済学部の藤原新教授にお話を伺いました。

出版社を経営していた父はかなりの読書家で、家にはたくさんの本がありました。そうした本を読む中で、研究者になりたいと思うようになりました。自分の興味関心を追究できる仕事に魅力を感じたのです。

経済学部に進学したのは、予備校時代に勧められて読んだレーニンの『帝国主義論』で、世界の戦争や紛争の背景には経済問題があると知り、経済学に興味を持ったからです。入学後は次第にケインズ経済学にのめり込み、北川和彦※1先生のゼミに所属。最初はテキストの内容が全く分からず、悔しさから何度も読み返したことを覚えています。その後は、さらに学びを深めるため立教の大学院へ進み、山田耕之介※2先生の教えを受けました。それ以来一貫してケインズ経済学を研究しており、従来の見地とは異なる新たなケインズ経済学像を提示しようと努力しています。

※1 北川和彦:名誉教授。元経済学部教授。
※2 山田耕之介:元経済学部教授。
コロナ禍を経て、大学の在り方は大きく変わりました。新型コロナウイルスが感染拡大した2020年春、私は学部執行部の一員として、急きょ決まったオンライン授業の準備に奔走。無事に開始できた時は安堵あんどしました。その後、経済学部学部長を2年間務めました。学部教育や研究の深化を常に考え、決断すべきことが積み重なる日々は、かなりの重責でした。しかし、学部長を経て大学全体を見渡す視野が得られたことは、大きな収穫だったと感じます。

今の学生は非常に真面目ですが、「教えてもらう」という受け身の姿勢が見られることもあります。そこで、ゼミでは学生の自主性を尊重し、できるだけ口を出さずに見守るように意識しています。そうすると自然と学生同士で教え合う雰囲気が生まれるのです。変化の激しい現代だからこそ、誰かに正解を教えてもらうのではなく、自分で考えてベストと思える判断をすることが大切だと伝えたいですね。
『立教大学校友会報 No.463』より抜粋しています。
インタビューの全文は、校友会Webサイトでご覧いただけます。

プロフィール

PROFILE

藤原 新

経済学部 教授

1985年経済学部経済学科卒業、1987年大学院経済学研究科経済学専攻前期課程修了。経済学修士。
1996年立教大学着任。2021年より現職。
小学生の頃から現在に至るまでサッカーを続けており、約30年にわたる小学生チームの指導経験も持つ。ソフトボールや55歳から始めたマスターズ陸上での短距離競技にも注力。

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