バックグラウンドが違う人たちと勉強したことが、今の仕事に生きている

丸紅株式会社 趙峘さん

2014/01/01

立教卒業生のWork & Life

OVERVIEW

丸紅株式会社に就職し、国際的なビジネス市場で活躍する趙峘さんにお話を伺いました。

「国を超えた仕事をしたい」高校生のときからそう思っていました。そんなときに立教大学に国際経営学科が新設されると聞いて自分にぴったりの学科ではないか、と興味をもちました。留学生も多く、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと勉強できたことは、今の仕事に活きています。

留学生との意見交換やコンテスト出場など多くのことに挑戦した日々

所属していたゼミは半数が留学生でした。英語でディスカッションする機会がたくさんあるのですが、はじめは留学生の話すペースに全くついていけませんでした。言いたいことをうまく伝えられないのはやはり悔しかったですね。そこで、まずは英語で書かれている経営学のテキストの中身だけでも理解しようと仲間と夜遅くまで勉強しました。試行錯誤しながら、あんなに勉強に没頭した経験は今では良い思い出です。テキストの中身を理解すると、今度は留学生が言っていることが理解できるようになり、それに対して自分たちの意見も言えるようになりました。彼らが自分たちの意見を受け入れてくれるようになったときには達成感がありました。それからは、仲間とともにビジネスコンテストに応募するなど、大学時代はさまざまなことに挑戦しました。コンテストで知り合った別の大学の学生とのネットワークが広がっていくのはとても楽しいものでした。

国を越えてお互いのいいところを届けたい

私は中国出身で、10代まで日本と中国を行き来していたこともあって、両者が互いにいいものを届け合って幸せを分け合っていることを実感していました。良質の日本製の電化製品を中国で買えたり、安価でも質の良い中国製品が日本で買えたり、国と国を超えてお互いのいいところを届け合って、それぞれの国の人が幸せになれる仕事に携わりたいと思い、商社に就職しました。今は、主に食品原料の輸入に携わっていますが、まだまだできて当たり前の仕事ができている段階です。
でも、仕事は本当に楽しいです。一昨日より、昨日より、自分が少しでも前進していると感じるとやりがいがあります。ゆくゆくは、日本、中国、東南アジアなどのいろいろな国、そして直接のお客様だけではない、いろいろな人に喜んでもらえるような仕事がしたいと思っています。
※卒業学科名は入学年度によって異なる場合があります。
※所属は取材当時のものです。

プロフィール

PROFILE

趙 峘さん

経営学部の一期生。在学時は正課では勿論のこと、日中韓リーダーシップフォーラムなど正課外においても精力的に活動。
卒業後は丸紅株式会社(食品部門)にて国際的なビジネス市場で活躍。

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