キリスト教教育研究所Japan Institute of Christian Education (JICE)

JICEではキリスト教の人間理解と行動諸科学にもとづいて、あらゆる社会分野の人々と共に、この社会に対しても又自らに対しても責任ある主体として生きる人間を生み出すために、研究活動をなし、研修の企画実施を真剣に求めています。
JICEの目標を一口で云えば「人間解放、真に生きること」です。好むと好まざるとにかかわらず、現代は急速に変化しています。
この激変の中で私たちひとりひとりに求められていることは “人間として、変革の当否をみきわめ、望ましい変革をもたらす主体に生きる”ことです。

研究所からのお知らせ

2022.04.30 2021年度公開講演会『入管収容施設の医療体制から非正規滞在外国人の人権を考える』講演録を発行しました
2022.03.31 『キリスト教教育研究』第39号のご紹介
2019.11.07 2019年度「沖縄フィールド・トリップ」事前説明会のお知らせ
2020年2月29日~3月3日に開催する「沖縄フィールド・トリップ」の事前説明会を下記のとおり行ないます。

2019年11月20日(水)12:40~13:10 立教大学 池袋キャンパス A303教室(11号館3階)
2019年11月21日(木)12:40~13:10 立教大学 新座キャンパス N225教室

池袋、新座どちらのキャンパスの説明会も申込不要で参加自由で、昼食を食べながらの参加も可能です。
沖縄フィールド・トリップの詳細は、「講演会・研究会・シンポジウム(開催情報)」をご覧ください。
2019.11.07 2019年度「沖縄フィールド・トリップ」の開催が決定しました
2020年2月29日~3月3日の日程で、今年度も「沖縄フィールド・トリップ」を開催することが決定しました。詳しくは、下記「講演会・研究会・シンポジウム(開催情報)」をご覧ください。

概要

歴史
1958年、世界キリスト教教育大会が東京で開催された際、世界キリスト教協議会から日本キリスト教協議会に対して「教会における集団生活指導者研修会」(Church and Group LifeLaboratory)を大会事業の一環として開催してはと云うことになりました。
これは米国聖公会教育局の全面的な支援によるものでした。
この研修会は、全米教育協会訓練部門(NTL)が開発したラボラトリー方式による「人間関係訓練」(Human Relations Training)を教会生活の革新を目ざして日本の諸教会に紹介しようとしたものであったのです。
1960年夏、第2回目の研修会がアメリカ、カナダの聖公会からの指導者を再び迎えて開かれ、多大の成果を収め、この種のトレーニングが日本において必要であることが認識されたのです。そこでこの種の運動の推進の中心となるべき研究所設立の要望が強まり、1962年4月に立教大学内の一機関として、キリスト教教育研究所(JICE)が設立されたのです。
以来、研究所の活動は、学内はもとより、学外、教会・諸学校・公共団体・企業一般に及び、日本に於ける独自のトレーニング方式をつねに開発しつつすすめられ、開拓的指導的役割を果たしてきております。
本研究所の来歴は、R・A・メリット「JICE キリスト教教育の冒険—<立教大学キリスト教教育研究所>設立に際して—」『キリスト教学』第4号、1962年、を参考にしてもらいたい。
目的
広くキリスト教教育及び宗教全般の理論と実際を研究し、それによって、社会・教会・学校などのキリスト教教育や宗教活動の発展に貢献することを目的とする。その目的を達成するために次の事業を行う。

  1. キリスト教教育及び宗教教育についての基礎的ならびに応用的研究
  2. 研究所と目的を同じくする内外のキリスト教教育関係機関との連絡および協力
  3. 研究会、講演会、研修会などの開催
  4. 研究成果ならびに資料の刊行
  5. その他所員会議が必要と認めた事業
組織(2023年度)

所長

梅澤 弓子

副所長

市川 誠

所員

岩瀧 大樹
上田 亜樹子
大橋 邦一
小野寺 達
加藤 磨珠枝
金 大原
佐々木 正
佐々木 竜太
鈴木 育三
塚本 伸一
辻 英之
遠山 章夫
中川 英樹
西原 廉太
原 真也
播本 秀史
藤井 満里子
逸見 敏郎
前田 一男
宮澤 真理子
八木 正言
若林 一美

研究員

大森 真穂
KIM, DAEWOOK
小林 和夫
シュルーター 智子
鳥居 雅志
中村 真里絵
福原 充
藤野 香奈
三浦 萌華

事務局

国分 明美

講演会・研究会・シンポジウム(開催情報)

2023.02.18 公開講演会「入管行政の“変わらなさ”を問う——元入管職員の視点から」※要事前申込
入管収容施設では、以前から処遇体制の不備や改善が訴えられてきたにもかかわらず、収容者の死亡事件が繰り返し生じている。当研究所が開催した過去3回の講演会・シンポジウムにおいても、入管収容施設と非正規滞在外国人をとりまくさまざまな問題点を整理・検討してきた。そこで共通して浮かび上がってきたのは、入管の変わらぬ対応だった。そこで今回は、元入管職員として長年、非正規滞在外国人の審査に関わってきた木下洋一氏を招き、非正規滞在外国人の人権問題を研究する三浦萌華研究員との対談を通して入管行政の「変わらなさ」を検討する。

日時:
2023年2月18日(土)14:00~16:00

開催方法:
オンライン(Zoomウェビナー)

講師:
木下 洋一氏(元入管職員、未来入管フォーラム代表)

対談:
三浦 萌華(立教大学キリスト教教育研究所研究員)

主催:
立教大学キリスト教教育研究所

対象:
学生、教職員、一般 
※要事前申込、参加費無料

申込方法:
下記のリンクからお申込みください。

問合せ先:
立教大学キリスト教教育研究所(JICE)
TEL:03-3985-2607
E-Mail:jice@rikkyo.ac.jp

刊行物

キリスト教教育研究
JICEシリーズ
  • No.Ⅰ 『ヒューマン・リレーションズ・トレーニング』柳原光・坂口順治著(1965年6月)
  • No.Ⅱ 『関係の神学』菅円吉著(1967年11月)
  • No.Ⅲ 『リーダーシップ』G.L. リピット・坂口順治・志知朝江・R.L.ハウ著(1966年7月)
  • No.Ⅳ 『あなた自身のために—トランザクショナル・アナリシス入門—』レオナード・キャンポス、ポール・マコーミック著(ジーン小田モイ、国谷誠朗訳)(1976年7月)
  • No.Ⅴ 『ゲシュタルト・セラピー入門 その1』エリック・マーカス著(国谷誠朗編訳)(1978年10月)
  • No.Ⅵ 『誘導イメージ—ゲシュタルト・セラピー入門 その2—』エリック・マーカス著(国谷誠朗編訳)(1980年3月)
  • No.Ⅶ 『NLPによる対話の秘訣—ゲシュタルト・セラピー入門 その3—』エリック・マーカス著(国谷誠朗編訳)(1981年1月)
  • No.Ⅷ 『自我状態』ポール・マコーミック著(中堀仁四郎訳)(1982年1月)
講演録
2021年度公開講演会「入管収容施設の医療体制から非正規滞在外国人の人権を考える」(2022年2月26日開催 2022年4月発行)
2020年度公開講演会「コロナ禍における入管収容施設と非正規滞在外国人」(2021年3月3日開催 2021年4月発行)
2019年度公開講演会「入管収容施設から非正規滞在外国人の人権を考える」(2020年1月18日開催 2020年3月発行)

お問い合わせ

立教大学キリスト教教育研究所

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