アメリカの教育システムやプログラムを学ぶ研修参加報告

研修の概要

研修言語:英語
国・地域・都市:アメリカ合衆国ワシントン州シアトル
研修先:ワシントン大学
研修期間:4週間
受講者:20代女性職員(新卒採用)、勤務年数5年目、学生部学生厚生課、入学センターを経験

1.海外語学研修への参加を決めたきっかけをおしえてください。

世界の中で常に注目を集めているアメリカの大学について、教育システムやプログラムに以前から関心があり、いつか現地で視察がしたいと考えていました。また、業務の中で外国人教員と協働する場面や、海外の資料に触れる場面で、「英語が不自由なく使えたら」と感じる機会が多くなり、職員として英語を習得する必要性を感じていました。

2014年はちょうど立教大学のグローバル化構想が大きく動き出したこともあり、これを機会に自分自身も"グローバル化(英語力を鍛え、大学職員として海外の大学教育についての見聞を広める)"したいと思い、応募に至りました。

2.参加された研修の概要をおしえてください。

アメリカの大学生活を体験したかったので、ワシントン大学が実施するプログラムに参加しました。

私は英語4技能のうち、「書く・話す」が苦手であったことから、プレゼンテーションなどの表現力を磨くことを重視したコースを受講しました。授業では、クラスメイトとディスカッションを中心とした様々な課題に取り組むとともに、教室の外に出て街頭インタビューを行うなど、ネイティブスピーカーと会話をする機会も多く設けられており、日本ではなかなか経験できないような実践的な学習をすることができました。 授業以外の時間は、現地の教育機関を視察したり、ワシントン大学の教授や大学院生、同じプログラムに参加していた留学生や寮のルームメイトと交流したりと、充実した留学生活を送ることができました。

3.現地教育機関の視察(大学訪問)についておしえてください。

研修期間中、ワシントン大学の他に、ワシントン州内の私立大学、コミュニティカレッジを視察しました。また、語学研修終了後には東海岸側へ移動し、ハーバード大学やコロンビア大学、マサチューセッツ工科大学などの「世界トップクラス」と呼ばれる大学や、国際化に力を入れているボストン大学、ニューヨーク大学などを訪問しました。

視察先では、入学試験の制度と選抜方法、受験生向け広報、奨学金制度など、現在の業務に関る事項を中心に情報収集を行いました。各大学が実施する受験生向けの説明会に参加し、いくつかの大学では教職員へのヒアリングも行いました。アメリカの大学の取り組みは、自分にとって真新しいものばかりでしたが、特にブランディングやビッグデータを活用した入試の戦略は卓越したものがあり、目から鱗の落ちる毎日でした。

4.海外語学研修に参加された感想をお願いします。

今回の研修では、英語のスキルアップ以外にも、多くの収穫がありました。3週間滞在していたワシントン大学では、幸いにも教員やアカデミックアドバイザーなどのファカルティメンバーをはじめ、ライブラリアンや奨学金スタッフなど、様々な立場の方々と出会い、お話をうかがうことができました。海を越えて、自分と同じように大学で働く方々とのコネクションを築くことができたのは、まとまった期間、現地に滞在することができたからこそかなうことでした。また、留学生としての視点と、大学職員としての視点の、両方を持ちながら生活できたことも、非常に有意義な経験でした。

約1ヶ月という期間、個人のスキルアップのために職場を離れて留学する機会が与えられることは、一般的な組織では多いことではないと思います。これは学生だけでなく、職員にも自ら学び、向上する機会を与える「自由の学府」立教ならではの取り組みではないでしょうか。 このような貴重な機会を得られたことに、心から感謝するとともに、研修で得た知識や国際感覚を業務に還元できるよう努めてゆきたいです。