2022/03/31 (THU)

ソウル大学校、北京大学、シンガポール国立大学との大学間国際コンソーシアム「ACEプログラム」の特設サイトを公開
2月にはパイロットプログラムも開催

キーワード:グローバル

OBJECTIVE.

3月31日(木)、ソウル大学校(韓国)、北京大学(中国)、シンガポール国立大学(シンガポール)との大学間国際コンソーシアム「The Asian Consortium for Excellence in Liberal Arts and Interdisciplinary Education (ACEプログラム)」の特設サイトを公開しました。また、それに先行して2月にパイロットプログラムとして「ACE ウィンター・インテンシブプログラム2022」を開催しました。

ACEプログラム特設サイト

ACEプログラムは、2021年11月に文部科学省の令和3年度「大学の世界展開力強化事業~アジア高等教育共同体(仮称)形成促進~」の新規採択分において採択された事業で、ソウル大学校(韓国)、北京大学(中国)、シンガポール国立大学(シンガポール)というアジアでもトップクラスの大学との連携しており、2014年に採択された「スーパーグローバル大学創成支援」事業を引き継ぐ中核事業として位置づけています。
今回のサイトでは、その事業を紹介したサイトとなっています。

またサイト開設に先行して2月14日(月)と2月18日(金)の2日間、パイロットプログラムとして「ACE ウィンター・インテンシブプログラム2022」をオンラインにて開催しました。

これはソウル大学校、北京大学、シンガポール国立大学、立教大学から参加した各6名・計24名の学生が、現代のアジアにおける論争的なテーマについて多様な観点から議論し、関連する諸問題に対する新たな視点を協働を通じて創り出すこと目的としたものです。

今回は、4大学混成の6つのグループを編成し、テーマである"Social Inequality"について、基調講演を受講後、グループごとに討議・ワークショップ・最終プレゼンテーションを実施。本学からは経営学部、異文化コミュニケーション学部、Global Liberal Arts Program (GLAP)から2名ずつの学生が参加しました。

本事業は2022年度より本格的に始動します。

◆本プログラムのテーマ
Demystifying Social Inequality in Asia Using the Media

◆プログラムのスケジュール
Day1(2月14日)
10:00-10:20 Opening Ceremony
10:20-11:20 Guest Lecture(基調講演)
“Fiction and Social Critique in Korean Media”
lectured by Hannah Kim, Assistant Professor of Philosophy, Macalester College
11:20 – 11:40: Break
11:40 – 12:20: Ice-breaking Session
12:20 – 13:00: Brainstorming Session by group

Day2(2月18日)
10:20 – 10:30: Opening for Day 2
10:30 – 11:30: Presentation by Group 1 & 2
11:30 – 11:45: Break
11:45 – 12:45: Presentation by Group 3 & 4
12:45 – 14:00: Lunch Break
14:00 – 15:00: Presentation by Group 5 & 6
15:00 – 15:15: Break
15:15 – 16:00: Free discussion & Closing ceremony

◆主催
ソウル大学校自由専攻学部(College of Liberal Studies, Seoul National University)

大学間国際コンソーシアム「ACEプログラム」特設サイトはこちら

参加者の声

COMMENT

経営学部国際経営学科3年次
佐藤 優佳さん

今回のカンファレンスが始まるまでは、専攻や通う学校、住んでいる国も異なる生徒と一つのプレゼンテーションを作るのは上手くいくのか、と不安でした。経営学部の授業でグループワークをすることはありましたが、他学部との交流はあまりしてこなかったからです。しかし、各国の学生のコミュニケーション力と知識の共有のおかげで、今まで発表したことのないようなプレゼンテーションができたと思います。参加していた学生は全員が積極的で、それぞれにバックグラウンドや学んできた分野が異なるため、学びが多かったと感じています。

私は経営学部で経営に関する授業を履修している期間に、他の分野についても知りたいという思いが強まっていました。経営は様々な分野に存在し、幅広い知識や教養により、新しいビジネスアイデアが思い浮かぶと考えたからです。実際に、ゲストレクチャーのお話からは、マーケティングの手法が思い浮かびました。他の分野の講義を受け、プレゼンテーションを作り、発表を聞く過程で、自分は経営学を学ぶことが好きだと改めて感じました。また、他の国、大学、専攻の学生と話し合いをする中で、日本とシンガポール、韓国、中国の違いも見つけましたが、それよりも共通点が多いことに驚きました。私のグループが発表した「アクセントや方言」に関することや、「高齢化社会」「貧富の差」などがその一つです。立教で学生生活を送るだけでは得られない、とても面白い場でした。

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