キャンパスでできる国際交流——国際交流ボランティア

立教大学

2019/09/25

RIKKYO GLOBAL

OVERVIEW

立教大学では、在学生が海外の協定校からの交換留学生(以下、留学生)のサポートを行う「国際交流ボランティア」制度を設けています。
キャンパスにいながら多様な国・地域からの留学生と接し、異なる文化や価値観に触れることは、学生自身にとっても大きな学びの機会となっています。今号では、国際交流ボランティアの活動をしている河野勇作さん(社会学部2年次)に話を聞きました。

Q. 登録したきっかけは何ですか?

A. 自分が海外留学した際に助けられたからです。


1年次にカナダ・ビクトリア大学での夏季英語研修に参加した際、現地アシスタント学生のサポートがとても心強く、自分も立教に来る留学生のために何かできないかと思ったことがきっかけです。もともと開発学や平和学など国際関係の分野に興味があり、ボランティアに関心があったことも理由の一つです。

Q. どのような活動をするのですか?

A. 学内外で、学びや日常生活のサポートを行います。


「オリエンテーションサポート」として、市役所の手続きや銀行口座の開設、日本語プレイスメントテストの補助を担当したのが最初です。私も経験しましたが、留学先での試験は不安なことなので、日本語プレイスメントテスト前は留学生をひたすら励ましました。また、日本語で行われる書道の授業のサポートをしたり、学生生活を支援する「留学生バディプログラム」では、レセプションパーティへの参加や自身のバディ・グループでイベントを企画したりもしています。

Q. ボランティア活動を通して自身に変化はありますか?

A. 日本で努力する留学生の姿から、日々刺激を受けています。

多様なバックグラウンドを持つ留学生たちが日本で懸命に努力している姿に触れて、良い刺激を受けています。自分も負けていられないと新たな留学や海外プログラムへの参加を検討しています。また、どの留学生も「外国語が難しい」と言っており、「自分と同じなのだ」と気付いたことで彼らの存在がぐっと身近になりました。また、街中で困っている外国人の姿を見かけたら積極的に声を掛けるようになりました。

Q.「国際交流ボランティア」は誰でも参加できますか?

A. できます。活動は幅広いので、ぜひチャレンジしてほしいです。

キャンパスにいながら気軽に取り組むことができるだけでなく、ボランティア内容は多岐にわたるため、自分に向いている活動がきっと見つかるはずです。留学生と話してみたい、人の役に立ちたい、ボランティア活動をしたい、外の視点から日本を見てみたいなど、どんな理由でも構わないので、興味のある方はぜひチャレンジしてほしいと思います。

国際交流ボランティア

◆活動内容(例)
  • オリエンテーションサポート
    3月と9月に行う留学生対象のオリエンテーション、日本語プレイスメントテスト、防災体験、トレーニング講習会の補助など。
  • 来日時の住民登録
  • 日本語授業サポート
  • 留学生との交流行事の企画・開催・参加
  • 留学生バディプログラム
    留学生とグループ(Buddy)をつくり、グループ内での交流を通じて、留学生の日本ならびに立教大学での生活サポートを行う。

◆登録方法
  1. 国際交流ボランティアWeb登録サイトから登録する。
  2. ボランティアの募集情報がメールで届く。
  3. 希望する活動に応募する。 ※登録はいつでもできます。


◆活動時期
留学生来日時:バディプログラム、オリエンテーション
留学生の来日時期 春学期 秋学期
活動内容 バディ オリエン バディ オリエン
募集期間 12月下旬 2月中旬 6月上旬 7月中旬
担当者発表 1月中旬 3月上旬 6月中旬 7月下旬
活動時期 2月下旬~ 3月下旬 7月下旬~ 9月上旬
   ※上記は、2018年度実績に基づく目安です。
   随時募集:日本語授業サポート、留学生との交流行事

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