法学の学びを社会で生かす「つながり」を意識したプログラム
法学部
2022/11/01
キャリアの立教
OVERVIEW
学部独自のキャリア教育をご紹介します。
法学部から法曹を目指す学生は約2割。8割の学生は民間企業や公務員の道に進みます。法律の専門家以外の仕事であっても、社会で生きる上で法の学びは役に立ちます。また、学部での学びは法律の知識を得るだけでなく、物事を整理する力や主張する力、根拠を基に意見を示す力などを養うものです。これらの力は、変動の激しい現代において非常に重要です。
学部での学びと社会との「つながり」を理解する幅広いプログラムを用意し、きめ細かいキャリアサポートを行っています。
学部での学びと社会との「つながり」を理解する幅広いプログラムを用意し、きめ細かいキャリアサポートを行っています。
1年次の正課科目
JOBカフェの様子
- 法学基礎演習(FSP)[1年次正課科目]
企業が提示する課題に対し、少人数のチームで解決策を検討・提案します。正解のない課題を論理的に考え抜く経験は、大学での4年間の学びをどう組み立てるのかを考えるきっかけにもなっています。
- 2022年度授業協力企業
ホンダ/人事院/オリエンタルランド/朝日新聞社/ベネッセ/オラクル
- 2022年度授業協力企業
- 法政ゲートウェイ講義[1年次正課科目]
公務入門/司法職入門/ビジネスとメディアの3分野から、興味・関心に合わせて選択します。各業界への理解を深める講義やゲスト・スピーカーの講義などを通し、仕事へのイメージを具体化。社会への関心と進路選択への意識を高めます。
実践を取り入れたキャリア教育
- キャリア意識の形成[2年次正課科目]
法学部の卒業生から、キャリアに関する経験を伺います。法学の学びとキャリアの関係、働くことへの自己の見解を明確に持ち、表現する力を養います。
- キャリアデザイン〜インターンシップを通じた学修[2・3年次正課科目]
学生自らが目指す業界について調査し、公募型のインターンシップに参加。その経験を報告会で共有します。自己理解・他者理解・相互理解を軸としてコミュニケーション論を学び、社会での実務体験を通して自身のキャリアデザインを考えます。
- 自治体長期インターンシップ[3年次正課科目]
法学部が独自で開発したインターンシッププログラムです。週1回、数カ月にわたって地方自治体で職場を体験します。
幅広い進路に対応したプログラム
- JOBカフェ[全学年・全学部対象]
各界で活躍する卒業生と在学生が、キャリアや仕事内容について語り合います。「OB・OGネットワーク」や校友会の協力のもと、金融業界編・家裁調査官編・不動産業界編など、多様なテーマで実施。また、2021年度に実施した「デザイン思考実践講座」では、キャリアデザインやビジネスに役立つ思考法を学ぶワークショップを実施しました。
- 公務員試験対策講座[全学年・全学部対象]
職種によって異なる試験に細部まで対応できるよう、一人一人に寄り添ったサポートをしています。法学部生に対しては、法学の学びをキャリアにどう生かすか語れるようにするためのアドバイスも行っています。
※本記事は季刊「立教」261号(2022年7月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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