OB訪問や面接などを通じて人との接し方や物事の考え方を学んだ

大手総合商社内定 前野 紳さん

2016/01/01

キャリアの立教

OVERVIEW

大手総合商社内定の異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科 前野 紳さんによる就職活動体験談です。

前野 紳 さん Shin Maeno

志望業界
総合商社、プラントメーカー、広告
エントリー社数・・・・・・14社
説明会参加社数・・・・・・10社
OB・OG・先輩訪問数・・・11人
面接社数・・・・・・・・・12社
内々定社数・・・・・・・・ 3社
※2015年10月取材

海外でビジネスの現場を見て商社への興味が高まる

子どもの頃海外で暮らしたことや高校でアメリカ、大学で中国に留学した経験を通じて、将来はグローバルな場で活躍したいという気持ちが芽生えました。
実際の仕事というものを知るために大学3年生から1年間、貿易会社でアルバイトをすることに。最終的には社長のベトナム出張に同行し、海外でのビジネスの現場を目の当たりにして感動しました。世界中でビジネスをつなげ、新しいものを生み出すことができる商社への興味が高まりました。中でもトレーディング、投資、会社経営などさまざまな分野を手がけている総合商社が第一の志望先となりました。

体験談は情景が想像できる言葉を使って話す

大学では語学の勉強、留学、アルバイト、大学団体の広報活動など色々なことにチャレンジしてきましたが、自己PRではどのエピソードに焦点を当てアピールをすれば良いかわからず当初は苦労しました。面接では、話し方には注意し、最初に結論を答え、その後具体的な内容を話すように心がけました。そのほうがロジカルに話せ、さらに経験を具体的に語ることでより自分の人間性が伝わると思ったからです。体験談を話す際には、情景が想像できるような言葉を使って話すようにすると面接官に好印象で、特に集団面接では他の学生との差別化ができたと思います。また、質問に対しては、できるだけユーモアを交えた答えと真面目に考えた答えの2つを返すことを心がけました。
8月の面接解禁後は大手5商社の面接を受け、そのうち1社から内々定をいただきました。希望の業種に進むことになったので、自分の就活には満足しています。また、OB訪問や面接などを通じて人との接し方や物事の考え方を学べたことは、今後の自分にとって貴重な経験になったと感じています。

就活必携アイテムはコレ!

最初は別のネクタイで面接に行っていたのですがうまくいかず、大学のネクタイをしたところ通るように。以降ラッキーアイテムとして着用していました。最初は別のネクタイで面接に行っていたのですがうまくいかず、大学のネクタイをしたところ通るように。以降ラッキーアイテムとして着用していました。

ここが効いた!私のエントリーシート

論理的に書くことを心がけました。まず質問に対する結論を書き、次に具体的なことを述べ、最後に抽象論に落としていくという流れです。また、採用担当者が一人のエントリーシートを見る時間は短いので、その中で印象に残るためには、パッと見てわかりやすいかどうかが大切です。そのため、求められていない場合でも、質問に対する答えにタイトルを付けていました。そうすると、一目でわかってもらえます。形式を徹底してそれで通れば、後は面接で勝負できると思っていました。
POINT 結論→具体例→まとめという流れを徹底する
例えば志望動機を書くなら、最初に「自分の軸はこう」と結論を書き、それを実現するにはこの業界、この会社、やりたいことはこれ、と具体的なことを書き、最後に元に戻るという書き方をしました。

これで成功!私の必勝自己PR アメリカで自力で頑張ったことをアピール

高校時代アメリカに留学していた時、ホームステイ先を変えることになり、1人で校内を回って新しいホストを探しました。この経験を話し、バイタリティがあることをアピールしました。

後輩へのメッセージ できるだけ大人の社会人と話す機会を設ける

普通に学生生活を送っているとあまりないのですが、できるだけ社会人の方と話す機会を設けると良いと思います。面接では論理的かつユーモアを含んだ話し方ができることが大切で、そのためには大人相手に日頃から話し方を練習するのがおすすめです。私の場合、アルバイトでいろいろな年代の方と話すようにしていました。

※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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