部活動に捧げた4年間 何事も全力を注ぎ続ければ必ず得るものがあります

“K”Line(Japan)Ltd.(川崎汽船株式会社より出向) 田邉 誠吾 さん

2014/01/01

立教卒業生のWork & Life

OVERVIEW

川崎汽船の系列会社“K” Line(Japan)Ltd.に勤務している、田邉誠吾さんにお話を伺いました。

仕事について 世界を巡る定期航路を担当 データを引き出し商談をサポート

私は現在、川崎汽船の系列会社“K” Line(Japan)Ltd.に勤務しています。そこで、日本、アジア、アメリカ、カナダを巡る定期航路の船に貨物(コンテナ)を積みたいというお客様に対して、船のスペース状況や貨物の特性、物量、重量等を鑑みながら、運賃を調整、決定する業務を担っています。

仕事のやりがい できるだけ無駄なく運航するため目指すのは積載量100%

仕事では、世界各地のスタッフと打合せを重ねながら、船への貨物積載量を100%に近づけ、無駄のない運航をすることと、お客様に当社のサービスが魅力的だと感じてもらうために日々業務に携わっています。また、船は大きい物だと東京タワーを横に倒したのと同じくらいのサイズがあるので、そのような船を目の当たりにすると自分自身が担っている責任の重さを感じるとともに、やりがいにもつながっています。

学生生活 悔しさも喜びもすべて部活の仲間と分かち合った

大学4年間はアメリカンフットボールに明け暮れ、週6日間、午前中に授業を受け、午後から練習に参加するという日々でした。当時はかろうじて一部リーグに留まっているというレベルだったので、試合に負けることも少なくありませんでしたが、その時の負けた悔しさは今でも忘れられません。それだけに、4年次最後の試合で勝利し一部リーグに残留して後輩につなげられた安堵感も鮮明に覚えています。そして何より、立教高校時代からともに汗を流してきた仲間と過ごした時間そのものが、かけがえのない思い出になっています。

現在につながる事 諦めないこと、全力を尽くすこと 部活動での経験が今に生きている

部活動では、毎日一生懸命練習していてもスタメンになれず、試合に出られないことがあります。そのような時でも、自分が置かれた立場の中でチームのために貢献できることは何かを考えながら行動することで、最後まで諦めないこと、何事にも全力を尽くすことの大切さを学びました。それらは社会に出ても役立っており、現在も日々全力で仕事に取り組んでいます。

皆さんへメッセージ 難しく考えず、楽しみながら様々な場に飛び込んでほしい

大学4年間は学生らしさを忘れず、楽しい学生生活の中で全力を注げるものを見つけ、それを極める努力をし続けてほしいです。私の場合は部活でしたが、旅行やその他の趣味でも、好きなことを続けていけば必ず得るものがあります。何をするにしても最初は勇気がいりますが、飛び込んでみると新たなコミュニティができたり、視野が広がったりしますから、あまり難しく考えず、先輩の誘いにのってみる、仲良くなった友人の趣味に付き合ってみるなど、気軽に一歩を踏み出してみてください。
※所属や業務内容はインタビュー時(2014年)の内容です。

プロフィール

PROFILE

田邉 誠吾 さん

観光学部 観光学科 2005年3月卒業
“K”Line(Japan)Ltd.(川崎汽船株式会社より出向)
マーケティンググループ マーケティングチーム

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