経営学部・経営学研究科の教育目的と各種方針立教大学の教育目的と各種方針

経営学部の教育目的と各種方針

経営学部 学位授与方針

教育目的

価値観が多様化し急変する現代社会において、明確なビジョンと高潔さを有し、持続可能な社会の構築に向けて、経営学に関する専門知識を生かしつつリーダーシップを発揮する人材を育成する。

学修成果

「学士(経営学)」を授与される学生は、以下のような能力を有する。

  1. 高い倫理観を持って、自らの言動・価値観を批判的に内省しつつ、行動できる。
  2. 偏見を持たずに様々な文化背景・生活体験を有する人たちと良好な人間関係を構築し、協働的に作業ができる。
  3. 生涯にわたり、様々な問題について興味を持ち、自らテーマを設定し、真理を探究するために自律的・創造的に研究・調査できる。
  4. 経営学全般に関する知識や情報を批判的に取捨選択し、様々なビジネス・プロジェクトに活用することができる。
  5. 経営学領域の少なくとも一つの分野に関する深い知識を持ち、様々な課題を分析し、ビジネス・プロジェクトを論理的に立案し、実行できる。
  6. とくに経営学科に在学した学生は、様々なビジネス場面で各種ビジネス分析ツールを活用しつつ、問題解決のためにリーダーシップを発揮できる。
  7. とくに国際経営学科に在学した学生は、ビジネス・プレゼンテーション、会議、交渉を英語でも行うことができる。
  8. さらに全学共通科目により、

  9. 言語Aの学修によって、聞く・話す・読む・書くという基本的技能にもとづいて、状況に応じて適切なコミュニケーションができる。さらに、英語圏の文化のみならず、英語を通して得た国際的な知見によって、多様な文化を理解し、対応できる。また、自分の専門領域の内容を英語で学ぶ基礎が身につく。また、NEXUSプログラムにより入学した学生については、言語Bと合わせて大学での学修に必要とされる高度な日本語運用能力を養うとともに、実社会のコミュニケーションに対応できる実践的な日本語力を身につける。
  10. 言語Bの学修によって、聞く・話す・読む・書くという基本的技能にもとづいて、日常生活における基本的なコミュニケーションができる。さらに、当該言語圏の文化のみならず、その言語を学ぶ過程で獲得した多元的な視点を通じて、異文化を理解し、対応できる。また、留学生については、大学での学修に必要とされる高度な日本語運用能力を養うとともに、実社会のコミュニケーションに対応できる実践的な日本語力を身につける。
  11. 学びの精神では、立教大学設立理念の一端に触れ、自ら主体的に学ぶ姿勢を身につけ、大学での講義科目受講の包括的スキルを体得する。
  12. 多彩な学びでは、学問的知見の多様性と豊饒性を理解し、他の諸学問の成果を交錯させることで、世界を複眼的に解読する柔軟な知性を涵養する。また、スポーツ実習では、心身の健康増進を目的とした科学的知識を理解し、スポーツの実践をとおした体力の維持・向上、運動習慣を醸成する。

学修環境

経営学部では上記のような学修成果を生み出すために、以下のような学修環境を提供する。

  1. 入学当初にオリエンテーション合宿を開催するなど、学生生活の当初から学びの共同体を形成する。
  2. 学部長がすべての1年次生と面談するとともに、4年間にわたり専任教員の1名が担任(アカデミック・アドバイザー)として、学習上のアドバイスを適宜与える。
  3. すべての学生が1年次より経営学、経済学、会計学、企業倫理の基本的知識を得る科目を履修し、希望するすべての学生が2年次以降専門分野に関する講義を日本語または英語で履修できるカリキュラムを提供する。
  4. すべての学生が1年次より少人数の演習科目を履修し、希望するすべての学生が2年次より3年間にわたり専門分野に関する演習科目を履修できるカリキュラムを提供する。
  5. 企業人によるレクチャー、上級生・大学院生による下級生への助言、短期研修で訪れる外国人学生および長期留学生との討論・交流など、教員や同級生以外の相手ともコミュニケーションを取り合える機会を提供する。
  6. すべての学生に、経営学領域の専門科目群を、教科レベルに応じて系統立てて日本語と英語で学習できる機会を提供する。
  7. 学生の学習の進捗および達成度を測るために、国際標準のGPA制度を適正に運用する。
  8. 主に経営学科の学生を対象に、リーダーシップ教育科目を系統立てて履修できるカリキュラムを提供する。
  9. 主に国際経営学科の学生を対象に、英語で専門科目を段階的に履修できるカリキュラムを提供する。
  10. 国際経営学科のすべての学生、経営学科の希望する学生に、Overseas EAP(海外EAP)を、さらに希望者には海外リーダーシップ研修、海外インターンシップといった海外研修を体験できる機会を提供する。
  11. 卒業する学部生の約10%(国際経営学科に限れば約20%)の学生が、在学中に6ヵ月間あるいは1年間にわたり海外の大学に留学できる機会を提供する。
経営学部経営学科 教育課程編成の方針

経営学部の教育目的

価値観が多様化し急変する現代社会において、明確なビジョンと高潔さを有し、持続可能な社会の構築に向けて、経営学に関する専門知識を生かしつつリーダーシップを発揮する人材を育成する。

教育課程の編成と特色

経営学科の教育課程は、学士課程における修業年限4年間を「導入期」「形成期」「完成期」の3期に区分し編成している。各期のねらいは以下のとおりである。

  • 導入期は、「経営学入門」、「経済学入門」、「会計学入門」、「リーダーシップ入門(学びの技法含む)」、「学びの精神」、言語教育科目で構成し、形成期、完成期における学習の基礎を醸成する。なお、NEXUSプログラムでは、標準0.5年間〔1学期間〕の日本語集中履修期間に加え、言語Aおよび言語Bにおける日本語、ならびに平易な日本語を用いて実施する「学びの精神」の履修をとおして、学ぶための姿勢と基礎的な知識・技法を身につける。
  • 形成期は、「コンセントレーション科目(講義系科目)」、「コンセントレーション科目(演習系科目)」、「ビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)」、「グッド・ビジネス・イニシアティブ(GBI)」、「多彩な学び」、「インターンシップ」等で構成する。倫理観やリーダーシップに関する学びを通して自己の確立を図ると同時に、社会における多様な問題に興味を持ち、自らテーマを設定して真理を探求することを目的として自律的・創造的に調査・研究を行う能力を身につける。
  • 完成期は、「コンセントレーション科目(講義系科目)」、「コンセントレーション科目(演習系科目)」、「企業人セミナー」、「国際経営分野」等で構成する。将来像の選択をサポートするとともに、グローバル社会において真のリーダーとして活躍するための能力を身につける。

経営学科のカリキュラムの構造

教育課程の構成

経営学科の教育課程の卒業要件は124単位であり、履修区分に応じて以下の科目群に分けられている。

  1. 必修科目(16単位)は、以下の科目区分で構成する。
    ・言語教育科目(言語A)6単位
    ・言語教育科目(言語B)4単位
    ・経営学入門2単位
    ・経済学入門2単位
    ・会計学入門2単位
  2. 選択科目(78単位)は、以下の科目区分で構成する。
    ・学びの精神 4単位
    ・多彩な学び、スポーツ実習 14単位
    ・基礎科目(学びの技法を含む) 4単位
    ・ 基幹科目、コンセントレーション科目(講義系科目)、
    ・コンセントレーション科目(演習系科目)(16単位まで)、
    ・Global Study、Topics in Business 56単位

  3. 自由科目(30単位以上)は、企業人セミナー、自主講座、インターンシップ、国際経営分野、他学部科目、言語自由科目、f-Campus科目などから構成する。
  • 経営学科では、必修科目、自動登録科目、選択科目、自由科目を配置し、経営学の主に4領域—「マーケティング」「マネジメント」「アカウンティング&ファイナンス」「コミュニケーション」—に関わる科目群を系統的に学び、ビジネスの現場で必要とされる経営に関する専門知識を身につけることを目的として教育課程を構成している。
  • また、高い倫理観を持って、自らの言動・価値観を批判的に内省しつつ行動できる人材を育成するため、2つの学科で共通に学ぶ「グッド・ビジネス・イニシアティブ(GBI)」科目群を配置している。加えて、経営学科では、創造力のあるビジネスリーダーを育成することを目的とした「ビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)」をカリキュラムのコアに位置づけている。
  • 言語教育科目では、必修科目として言語A(英語)と言語B(ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語・朝鮮語・日本語(留学生のみ)から1言語を選択)の2言語を課している。ただし、NEXUSプログラムでは言語Aと言語Bともに、日本語を課す。さらに学修を深め、新しい言語に挑戦するための言語自由科目(14言語)を開講している。少人数クラスでの「聞く・話す・読む・書く」の基本的技能の訓練を通じて、当該言語による専門的または日常的なコミュニケーションを可能にし、異文化対応能力を育成する。
  • 学びの技法は、大学における学問を修めるうえで必要なスキルの向上を目的とする。学部の専門領域に即して、スチューデント・スキル及びスタディ・スキルの向上、情報リテラシーの理解、キャリアプランの形成等を、少人数の演習形式で実施する。
  • 学びの精神は、大学で学ぶこと、また立教大学での学びの意味について理解する科目群である。宗教、人権、大学、また特色ある学部教育をキーワードに据え、立教大学ならではの多様な主題を交えた科目を配置する。
  • 多彩な学びは、広範な学問分野を俯瞰した、多彩な科目群である。人文学、社会科学、自然科学、スポーツ人間科学に依拠しながらもその枠を超えた、幅広い知識と教養、総合的な判断力を養う科目を配置する。スポーツ実習は、スポーツの実践をとおして健康の維持向上を図る科目群である。運動技術の向上を目指すスポーツプログラム、実践に加えて歴史的、文化的背景を身につけるスポーツスタディを配置する。

「学部・学科の学修成果」と、科目群もしくは科目との関係

<経営学科>

  1. とくに経営学科に在学した学生は、様々なビジネス場面で各種ビジネス分析ツールを活用しつつ、問題解決のためにリーダーシップを発揮できる。

<学部全体>

  1. 高い倫理観を持って、自らの言動・価値観を批判的に内省しつつ、行動できる。
  2. 偏見を持たずに様々な文化背景・生活体験を有する人たちと良好な人間関係を構築し、協働的に作業ができる。
  3. 生涯にわたり、様々な問題について興味を持ち、自らテーマを設定し、真理を探究するために自律的・創造的に研究・調査できる。
  4. 経営学全般に関する知識や情報を批判的に取捨選択し、様々なビジネス・プロジェクトに活用することができる。
  5. 経営学領域の少なくとも一つの分野に関する深い知識を持ち、様々な課題を分析し、ビジネス・プロジェクトを論理的に立案し、実行できる。
  6. 言語Aの学修によって、聞く・話す・読む・書くという基本的技能にもとづいて、状況に応じて適切なコミュニケーションができる。さらに、英語圏の文化のみならず、英語を通して得た国際的な知見によって、多様な文化を理解し、対応できる。また、自分の専門領域の内容を英語で学ぶ基礎が身につく。ただし、NEXUSプログラムでは、言語A(日本語)の学修によって、大学での学修に必要とされる高度な日本語運用能力を養うとともに、実社会のコミュニケーションに対応できる実践的な日本語力が身につく。
  7. 言語Bの学修によって、聞く・話す・読む・書くという基本的技能にもとづいて、日常生活における基本的なコミュニケーションができる。さらに、当該言語圏の文化のみならず、その言語を学ぶ過程で獲得した多元的な視点を通じて、異文化を理解し、対応できる。また、留学生については、大学での学修に必要とされる高度な日本語運用能力を養うとともに、実社会のコミュニケーションに対応できる実践的な日本語力を身につける。
  8. 学びの精神では、立教大学設立理念の一端に触れ、自ら主体的に学ぶ姿勢を身につけ、大学での講義科目受講の包括的スキルを体得する。
  9. 多彩な学びでは、学問的知見の多様性と豊饒性を理解し、他の諸学問の成果を交錯させることで、世界を複眼的に解読する柔軟な知性を涵養する。また、スポーツ実習では、心身の健康増進を目的とした科学的知識を理解し、スポーツの実践をとおした体力の維持・向上、運動習慣を醸成する。
経営学部国際経営学科 教育課程編成の方針

経営学部の教育目的

価値観が多様化し急変する現代社会において、明確なビジョンと高潔さを有し、持続可能な社会の構築に向けて、経営学に関する専門知識を生かしつつリーダーシップを発揮する人材を育成する。

教育課程の編成と特色

国際経営学科の教育課程は、学士課程における修業年限4年間を「導入期」「形成期」「完成期」の3期に区分し編成している。各期のねらいは以下のとおりである。

  • 導入期は、「経営学入門」、「経済学入門」、「会計学入門」、「リーダーシップ入門(学びの技法含む)」、「学びの精神」、言語教育科目で構成し、形成期、完成期における学習の基礎を醸成する。なお、NEXUSプログラムでは、標準0.5年間〔1学期間〕の日本語集中履修期間に加え、言語Aおよび言語Bにおける日本語、ならびに平易な日本語を用いて実施する「学びの精神」の履修をとおして、学ぶための姿勢と基礎的な知識・技法を身につける。
  • 形成期は、「コンセントレーション科目(講義系科目)」、「コンセントレーション科目(演習系科目)」、「バイリンガル・ビジネスリーダー・プログラム(BBL) 」、「グッド・ビジネス・イニシアティブ(GBI)」、「International Business」、「多彩な学び」、「海外インターンシップ」等で構成する。倫理観や異文化リーダーシップに関する学びを通して自己の確立を図ると同時に、社会における多様な問題に興味を持ち、自らテーマを設定して真理を探求することを目的として自律的・創造的に調査・研究を行う能力を身につける。
  • 完成期は、「コンセントレーション科目(講義系科目)」、「コンセントレーション科目(演習系科目)」、「企業人セミナー」、「経営分野」等で構成する。将来像の選択をサポートするとともに、グローバル社会において真のリーダーとして活躍するための能力を身につける。

国際経営学科のカリキュラムの構造

教育課程の構成

国際経営学科の教育課程の卒業要件は124単位であり、履修区分に応じて以下の科目群に分けられている。

  1. 必修科目(16単位)は、以下の科目区分で構成する。
    ・言語教育科目(言語A)6単位
    ・言語教育科目(言語B)4単位
    ・経営学入門2単位
    ・経済学入門2単位
    ・計学入門2単位

  2. 選択科目(78単位)は、以下の科目区分で構成する。
    ・学びの精神 4単位
    ・多彩な学び、スポーツ実習 14単位
    ・基礎科目(学びの技法を含む) 6単位
    ・基幹科目、コンセントレーション科目(講義系科目)、 ・コンセントレーション科目(演習系科目)(16単位まで)、
    ・Global Study、Topics in Business 54単位
  3. 自由科目(30単位以上)は、企業人セミナー、自主講座、インターンシップ、経営分野、他学部科目、言語自由科目、f-Campus科目などから構成する。
  • 国際経営学科では、必修科目、自動登録科目、選択科目、自由科目を配置し、経営学の主に4領域—「マーケティング」「マネジメント」「アカウンティング&ファイナンス」「コミュニケーション」—に関わる科目群を系統的に学び、ビジネスの現場で必要とされる経営に関する専門知識を身につけることを目的として教育課程を構成している。
  • また、高い倫理観を持って、自らの言動・価値観を批判的に内省しつつ行動できる人材を育成するため、2つの学科で共通に学ぶ「グッド・ビジネス・イニシアティブ(GBI)」科目群を配置している。加えて、国際経営学科では、英語コミュニケーション能力をもち、国際環境で活躍できるビジネスリーダーを育成することを目的とし、英語で経営学を学ぶ力を育成するための「バイリンガル・ビジネスリーダー・プログラム(BBL)」という少人数制授業をカリキュラムのコアに位置づけている。また、専門選択科目の約3分の2を英語で開講しており、さらにOverseas EAP(短期留学)、中期・長期の留学プログラムなども積極的に提供している。
  • 言語教育科目では、必修科目として言語A(英語)と言語B(ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語・朝鮮語・日本語(留学生のみ)から1言語を選択)の2言語を課している。ただし、NEXUSプログラムでは言語Aと言語Bともに、日本語を課す。さらに学修を深め、新しい言語に挑戦するための言語自由科目(14言語)を開講している。少人数クラスでの「聞く・話す・読む・書く」の基本的技能の訓練を通じて、当該言語による専門的または日常的なコミュニケーションを可能にし、異文化対応能力を育成する。
  • 学びの技法は、大学における学問を修めるうえで必要なスキルの向上を目的とする。学部の専門領域に即して、スチューデント・スキル及びスタディ・スキルの向上、情報リテラシーの理解、キャリアプランの形成等を、少人数の演習形式で実施する。
  • 学びの精神は、大学で学ぶこと、また立教大学での学びの意味について理解する科目群である。宗教、人権、大学、また特色ある学部教育をキーワードに据え、立教大学ならではの多様な主題を交えた科目を配置する。
  • 多彩な学びは、広範な学問分野を俯瞰した、多彩な科目群である。人文学、社会科学、自然科学、スポーツ人間科学に依拠しながらもその枠を超えた、幅広い知識と教養、総合的な判断力を養う科目を配置する。スポーツ実習は、スポーツの実践をとおして健康の維持向上を図る科目群である。運動技術の向上を目指すスポーツプログラム、実践に加えて歴史的、文化的背景を身につけるスポーツスタディを配置する。

「学部・学科の学修成果」と、科目群もしくは科目との関係

<国際経営学科>

  1. とくに国際経営学科に在学した学生は、ビジネス・プレゼンテーション、会議、交渉を英語でも行うことができる。

<学部全体>

  1. 高い倫理観を持って、自らの言動・価値観を批判的に内省しつつ、行動できる。
  2. 偏見を持たずに様々な文化背景・生活体験を有する人たちと良好な人間関係を構築し、協働的に作業ができる。
  3. 生涯にわたり、様々な問題について興味を持ち、自らテーマを設定し、真理を探究するために自律的・創造的に研究・調査できる。
  4. 経営学全般に関する知識や情報を批判的に取捨選択し、様々なビジネス・プロジェクトに活用することができる。
  5. 経営学領域の少なくとも一つの分野に関する深い知識を持ち、様々な課題を分析し、ビジネス・プロジェクトを論理的に立案し、実行できる。
  6. 言語Aの学修によって、聞く・話す・読む・書くという基本的技能にもとづいて、状況に応じて適切なコミュニケーションができる。さらに、英語圏の文化のみならず、英語を通して得た国際的な知見によって、多様な文化を理解し、対応できる。また、自分の専門領域の内容を英語で学ぶ基礎が身につく。ただし、NEXUSプログラムでは、言語A(日本語)の学修によって、大学での学修に必要とされる高度な日本語運用能力を養うとともに、実社会のコミュニケーションに対応できる実践的な日本語力が身につく。
  7. 言語Bの学修によって、聞く・話す・読む・書くという基本的技能にもとづいて、日常生活における基本的なコミュニケーションができる。さらに、当該言語圏の文化のみならず、その言語を学ぶ過程で獲得した多元的な視点を通じて、異文化を理解し、対応できる。また、留学生については、大学での学修に必要とされる高度な日本語運用能力を養うとともに、実社会のコミュニケーションに対応できる実践的な日本語力を身につける。
  8. 学びの精神では、立教大学設立理念の一端に触れ、自ら主体的に学ぶ姿勢を身につけ、大学での講義科目受講の包括的スキルを体得する。
  9. 多彩な学びでは、学問的知見の多様性と豊饒性を理解し、他の諸学問の成果を交錯させることで、世界を複眼的に解読する柔軟な知性を涵養する。また、スポーツ実習では、心身の健康増進を目的とした科学的知識を理解し、スポーツの実践をとおした体力の維持・向上、運動習慣を醸成する。
経営学部 入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

経営学部 入学者受入れの方針

教育目的

価値観が多様化し、急変する現代社会において、明確なビジョンと高潔さを有し、持続可能な社会の構築に向けて、経営学に関する専門知識を生かしつつリーダーシップを発揮する人材を育成します。

教育活動

教育内容

中核となるカリキュラムと教育目的
学部共通
1年次より経営学、経済学、会計学、企業倫理の基本的知識を得る科目を学びます。また、1年次より少人数の基礎的な演習科目で学び、2年次より3年間にわたり専門分野に関する演習科目で学びます。さらに、全学共通カリキュラムで開講されている多様な科目を履修し、専門分野の枠を超えた幅広い知識と教養を身につけるとともに、外国語(英語に加えてもう1言語)運用能力と情報処理能力を身につけます。
経営学科
ビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)の関連科目を通して、リーダーシップを涵養します。
国際経営学科
バイリンガル・ビジネスリーダー・プログラム(BBL)の関連科目を通して、英語で経営学を学ぶことができるレベルの英語コミュニケーション能力を育成します。
専門分野
両学科の学生とも経営学の専門領域について幅広く、かつ系統立てて学ぶことができます。なお、国際経営学科の専門科目の約70%は英語で講義される科目です。
指導体制
  • アカデミックアドバイザー(担任)制を導入しており、学業や大学生活について常時相談できます。
  • GPA(Grade Point Average)制度を運用しており、成績優秀者を表彰するとともに、成績不良者への助言を行っています。交換留学候補者を選出する際にもGPAを活用しています。
  • 演習科目は15名から20名程度、BBL関連科目は25名以下など、少人数で展開する授業科目が多いことが特徴です。
  • 2年次から専門分野の演習を履修でき、4年次には卒業論文の執筆を選択できます。
  • 企業人による講義やインターンシップなど、企業の方々との交流を通して経営全般について学ぶことができます。
  • 英語で開講される科目については、数多くの留学生とともに学習できます。
  • 優秀な上級生をスチューデント・アシスタント(SA)、大学院生をティーチング・アシスタント(TA)として活用し、一人ひとりの学生に指導が行き届くように心がけています。
  • 学部内評価委員会、外部評価委員会を定期的に開催し、指導の在り方についてフィードバックをいただき、指導法の改善に努めています。
指導法
  • 実践的な課題について、少人数でのグループワーク、プレゼンテーションなど行うなど、学生主体のプロジェクト活動を導入しています。これらの科目では活動を振り返る省察を重視しています。
  • 数多くの授業科目において、筆記試験だけでなく、プレゼンテーション、レポートなど様々な要素を評価に取り入れています。
  • 外部のビジネス・コンテスト等に参加することを授業の目的の一部としている科目もあります。

入学者に求める知識・技能・態度・体験

本学部の教育目的に賛同し、以下のような知識・技能・態度・体験を有する入学者を前提として、学部教育を展開します。

知識

高等学校の卒業に必要な単位を修得済みか、修得する見込みであり、経営学を学ぶうえで必要となるレベルの日本語(国語)の力を有している必要があります。これに加え、「日本史」「世界史」または「数学」のいずれかについて秀でた力があることが望まれます。

技能

コンピュータの基本的なソフトをある程度操作できることが望まれます。英語に関しては、大学入学共通テストにおいて国際経営学科では85%以上、経営学科では80%以上の正答率を獲得できる英語力があることが望まれます。国際経営学科に入学を希望される方は、実用英語技能検定2,300点(準1級)、GTEC 1,180点、IELTS (Academic Module) 5.5、TEAP (R/L+W+S) 309点、TEAP CBT 600点、TOEFL 72点、と同等もしくはそれ以上の英語力を有していることが強く望まれます。また、経営学科に入学を希望される方は、実用英語技能検定2,125点(2級〜準1級)、GTEC 1,050点、IELTS (Academic Module) 4.5、TEAP (R/L+W+S) 267点、TEAP CBT 510点、TOEFL 57点、と同等もしくはそれ以上の英語力を有していることが望まれます。

態度

異なる文化・性別・しょうがい等に対しての偏見が少なく、様々な文化背景・生活体験を有する人たちと良好な人間関係を構築し、協働的に作業ができる素地があることが望まれます。また、経営学あるいはリーダーシップ教育に関する興味・関心があり、学問的に探求する志を有していることが必要です。

体験

これまでの生活においてグループ・ワークを数多く体験していることが望まれます。高等学校における生徒会活動、クラブ活動、行事実行委員会活動などを経験するだけでなく、学校外の地域活動やボランティア活動を体験しているとさらによいでしょう。国際経営学科の場合でも、海外への渡航歴はなくても問題ありませんが、学外における英語活動(例 英語ディベート大会、英語スピーチ大会)に積極的に出場した経験があると望ましいです。

入試種別の目的

  1. 一般入試
    本学ならびに経営学部の教育目的を理解し、経営学部での教育を志望する者に対して、高等学校における教科・科目の学習の達成度を測り、選抜することを目的とします。
  2. 大学入学共通テスト利用入試
    本学ならびに経営学部の教育目的を理解し、経営学部での教育を志望する者に対して、高等学校における教科・科目の学習の達成度を、大学入学共通テストを利用して測定し、選抜することを目的とします。
  3. 自由選抜入試
    経営学部の各学科に関連した高い能力をもつ者、あるいは学業以外の諸活動の分野に秀でた個性をもつ者で、本学ならびに経営学部の教育目的を理解し、そこで学びたいという熱意を提出書類及び面接等の内容により多面的・総合的に評価し、選抜することを目的とします。
  4. アスリート選抜入試
    スポーツ競技の実績が優秀であるだけでなく、人格的にも優れ学業に対する高い意欲をもつ者を、競技実績や提出書類、小論文、面接等の内容により多面的・総合的に評価し、選抜することを目的とします。
  5. 帰国生入試
    外国において、外国の学校教育のもとで学び得た、能力や個性をさらに豊かに開花させたいと考える帰国生を、提出書類や小論文、面接等の内容により多面的・総合的に評価し、選抜することを目的とします。
  6. 外国人留学生入試(書類選考による募集制度)
    国際交流の一環として、交換留学制度とは別に、本学での教育を希望する外国人留学生を、提出書類および日本留学試験の成績等の内容により、多面的・総合的に評価し、選抜することを目的とします。
  7. 指定校推薦入学
    経営学部が自らの教育目的に基づいて、特色ある教育を行っている高等学校を指定したうえで、経営学部の教育目的を理解し、経営学部が定める一定の学力を有する者を高等学校長が推薦し経営学部が受け入れることを目的とします。
  8. 関係校推薦入学
    日本聖公会に所属する高等学校を対象として、本学ならびに経営学部の教育目的を理解し、キリスト教に基づく教育を継続して学びたいという意欲のある者を高等学校長が推薦し本学が受け入れることを目的とします。
  9. 学校長推薦による入学(NEXUS)
    NEXUSプログラム日本語集中履修期間のカリキュラム内容ならびに2学期目以降に接続する経営学部カリキュラムにおける教育目的に基づいて、特色ある教育や言語教育を行っている外国の高等学校を指定したうえで、次世代に繋がるグローバルな協働共生について日本語コミュニケーションを通じ実践する姿勢を持ち、かつ経営学部の教育目的を理解し本学が定める一定の学力を有する者を当該の高等学校長が推薦し経営学部が受け入れることを目的とします。

入学前学習

本学のREO(Rikkyo English Online)を活用して英語の学習に取り組むとともに、経営学部推薦図書リスト(指定校推薦入学・関係校推薦入学・アスリート選抜入試・自由選抜入試・帰国生入試合格者に送付)から読みたい本を選んで読むことをお奨めします(とくにレポートを提出する必要はありません)。
経営学部として求める教員像と教員組織の編成方針

1.学部として求める教員像

経営学部として求める教員は、本学の建学の精神及び教育の理念を踏まえ、経営学部の「学位授与の方針」、「教育課程編成の方針」、「入学者受入れの方針」を理解し、本学部における教育を担当するにふさわしい教育上の能力と教育研究の成果を広く社会に提供することにより社会の発展に寄与する能力を有する者とする。

2.教員組織の編成方針

経営学部は、「教育研究上の目的」を実現するために以下の点に留意し、研究力の更なる向上を念頭に置きながら、「学位授与の方針」、「教育課程編成の方針」に基づいた教員組織を編成する。

教育研究上の目的

経営学部は、教育研究を通じて、価値観が多様化し急変する現代社会において、明確なビジョンと高潔さを有し、持続可能な社会の構築に向けて、経営学に関する専門知識を生かしつつリーダーシップを発揮する人材を育成することを目的とする。

必要教員数

①大学設置基準にもとづき、適切に教員を配置する。
②収容定員における教員1人あたりの学生数に配慮した教員組織を編成する。

教員構成

③教員組織の国際性に留意するとともに、特定の範囲の年齢、性別に著しく偏ることのないよう多様性に配慮する。

主要授業科目の担当

④主要授業科目については原則として教授又は准教授が担当する。

教員の募集・採用・昇格

⑤教員の募集・採用・昇格に関する全学の任用規程、経営学部専任採用人事決定方式、および経営学部昇格人事審査方式の適切な運用をおこなう。
⑥募集・採用・昇格にあたっては、テニュアトラック制度を活用するなど若手教員の育成にも配慮する。

教育内容の改善のための組織的な研修等

⑦「立教大学ファカルティ・ディベロップメントに関する規程」及び「経営学部・経営学研究科FD委員会規則」にもとづき、個々の教員及び教員組織としての様々な活動全般に関わる能力の開発をおこなう。

経営学研究科の教育目的と各種方針

経営学研究科 学位授与方針

博士課程前期課程

【修士(経営学)】

本課程に2年(4学期)以上在学して所定の単位を修得し、かつ研究指導を受けた上、特定の課題についての研究を行い、その審査および最終試験に合格した者は、以下の1および2に加え、3又は4のいずれかの知識、能力等を身に付けていると認め、修士の学位を授与する。

  1. 新しい時代にあった経営環境を斬新な学際的アプローチから分析できる知識と能力
  2. グローバルに学際的なアプローチから自ら理論を実践できるリーダーシップ
  3. リーダーシップ開発・人材開発・組織開発についての専門的知識を有し、各種人事データの解析を行い、組織において課題解決を行うことで高度専門職業人として活躍できる能力
  4. リーダーシップ開発・人材開発・組織開発についての専門的知識を有し、研究者として博士課程後期課程に進学できる能力

【修士(国際経営学)】

本課程に2年(4学期)以上在学して所定の単位を修得し、かつ研究指導を受けた上、特定の課題についての研究を行い、その審査および最終試験に合格した者は、以下の1および2に加え、3又は4のいずれかの知識、能力等を身に付けていると認め、修士の学位を授与する。

  1. 新しい時代にあった経営環境を斬新な学際的アプローチから分析できる知識と能力
  2. グローバルに学際的なアプローチから自ら理論を実践できるリーダーシップ
  3. 経営学の分野で優れた研究者になるために必要となる基礎的な能力
  4. 企業・行政機関・NGOやNPOなどにおいて、自分の専門を生かした高度専門職業人としてキャリアを築くことができる能力

なお、特に優秀であると認められるものは、在学期間が1年(2学期)であっても、修士の学位を付与することがある。


【修士(公共経営学)】

本課程に2年(4学期)以上在学して所定の単位を修得し、かつ研究指導を受けた上、修士論文を執筆し、その審査および最終試験に合格した者には、本課程を修了するために必要な、下記 1および2 に加え、3 又は 4 のいずれかの知識及び能力が修得されたものと認め、修士の学位を授与する。

  1. 新しい時代にあった経営環境を斬新な学際的アプローチから分析できる知識と能力
  2. グローバルに学際的なアプローチから自ら理論を実践できるリーダーシップ
  3. 経営学の分野で優れた研究者になるために必要となる基礎的な能力
  4. 企業・行政機関・NGOやNPOなどにおいて、自分の専門を生かした高度専門職業人としてキャリアを築くことができる能力

なお、特に優秀であると認められるものは、在学期間が1年(2学期)であっても、修士の学位を付与することがある。

博士課程後期課程
【博士(経営学)】

本課程に3年(6学期)以上在学し、所定のコースワークの単位を修得し、かつ研究指導を受けた上、博士論文を提出してその審査および最終試験に合格した者に、博士の学位を授与する。

本課程の修了者は、経営学の分野で、研究者にふさわしい広い視野と品位を身につけ、かつ次のいずれかの能力を身につけている。

  1. 経営学の分野の高度な専門性を活かして、大学その他の教育・研究機関で自立した教育者・研究者として活躍できる能力
  2. 経営学の分野の高度な専門性を活かしてシンクタンク・企業や行政機関の研究所・NGOやNPOなどで専門家として活躍できる能力
経営学研究科 教育課程編成の方針

博士課程前期課程

修士(経営学)

本課程では、リーダーシップ開発コースとして、以下のとおり、学位授与の方針に沿って、基礎科目と専門科目を開講し、系統的に履修できるように教育課程を編成している。なお、これらの教育課程を通じて得られる学修成果は、科目ごとに定める評価基準および特定の課題についての研究成果の審査および最終試験によって評価する。

  1. 新しい時代にあった経営環境を斬新な学際的アプローチから分析できる知識と能力を身に付けるため、基礎科目として、「経営学概論」、「経営戦略論」、「組織行動論」等の授業科目を開講する。また、専門科目として、「データアナリティクス演習」等の授業科目を開講する。
  2. グローバルに学際的なアプローチから自ら理論を実践できるリーダーシップを身に付けるため、基礎科目として、「経営学概論」、「経営戦略論」、「組織行動論」等の授業科目を開講する。また、専門科目として、「チームワーク論」等の授業科目を開講する。
  3. リーダーシップ開発・人材開発・組織開発についての専門的知識を有し、各種人事データの解析を行い、組織において課題解決を行うことで高度専門職業人として活躍できる能力を身に付けるため、基礎科目として、「経営学概論」、「経営戦略論」、「組織行動論」等の授業科目を開講する。また、専門科目として、「ケースで学ぶリーダーシップ」、「リーダーシップの理論」、「キャリアとリーダーシップ論」等の授業科目を開講する。
  4. リーダーシップ開発・人材開発・組織開発についての専門的知識を有し、研究者として博士課程後期課程に進学できる能力を身に付けるため、基礎科目として、「経営学概論」、「経営戦略論」、「組織行動論」等の授業科目を開講する。また、専門科目として、「質的研究法」等の授業科目を開講する。
  5. 特定の課題についての研究のため、研究指導として、「リーダーシップ・ファイナル・プロジェクト研究1」、「リーダーシップ・ファイナル・プロジェクト研究2」等の授業科目を開講する。

修士(国際経営学)

本課程では、学位授与の方針に沿って、基礎科目と専門科目を用意し、課程の目的に応じて系統的に履修できるように教育課程を編成している。なお、これらの教育課程を通じて得られる学修成果は、科目ごとに定める評価基準および特定の課題についての研究成果の審査および最終試験によって評価する。

  1. 新しい時代にあった経営環境を斬新な学際的アプローチから分析できる知識と能力を身に付けるため、基礎科目として「Module1」から「Module6」等の授業科目を開講する。また、専門科目として、「Strategic Financial Management」、「Advanced Topics in Accounting」、「Sustainability」等の授業科目を開講する。
  2. グローバルに学際的なアプローチから自ら理論を実践できるリーダーシップを身に付けるため、基礎科目として、「Module1」から「Module6」等の授業科目を開講する。また、専門科目として、「Leadership in Global Organization」等の授業科目を開講する。
  3. 経営学の分野で優れた研究者になるために必要となる基礎的な能力を身に付けるため、基礎科目として、「Module1」から「Module6」等の授業科目を開講する。
  4. 企業・行政機関・NGOやNPOなどにおいて、自分の専門を生かした高度専門職業人としてキャリアを築くことができる能力を身に付けるため、基礎科目として、「Module1」から「Module6」等の授業科目を開講する。また、専門科目として、「Advanced Seminar in Global Business 1」「Advanced Seminar in Global Business 2」等の授業科目を開講する。
  5. 特定の課題についての研究のため、研究指導として、「Final Research Project」等の授業科目を開講する。

修士(公共経営学)

本課程では、学位授与の方針に沿って、基礎科目と専門科目を用意し、課程の目的に応じて系統的に履修できるように教育課程を編成している。なお、これらの教育課程を通じて得られる学修成果は、科目ごとに定める評価基準および修士論文の審査および最終試験によって評価する。

  1. 新しい時代にあった経営環境を斬新な学際的アプローチから分析できる知識と能力を身に付けるため、基礎科目として「Research Methodology」、「Applied Microeconomics」等の授業科目を開講する。また、専門科目として、「Public Policy」、「Development Economics」等の授業科目を開講する。
  2. グローバルに学際的なアプローチから自ら理論を実践できるリーダーシップを身に付けるため、基礎科目として「Public Administration」「Mathematics for Economics and Management」等の授業科目を開講する。また、専門科目として、「Quantitative Methods for Policy Analysis」「Security Sector Analysis and Management」等の授業科目を開講する。
  3. 経営学の分野で優れた研究者になるために必要となる基礎的な能力を身に付けるため、基礎科目として、「Mathematics for Economics and Management」、「Statistics for Economics and Management」、「Applied Econometrics」等の授業科目を開講する。また、専門科目として、修士論文の執筆指導を目的とした「Master's Thesis Supervision 1」から「Master's Thesis Supervision 4」等の科目を開講する。
  4. 企業・行政機関・NGOやNPOなどにおいて、自分の専門を生かした高度専門職業人としてキャリアを築くことができる能力を身に付けるため、基礎科目として、「Research Methodology」、「Public Finance and Budgeting」、「Applied Microeconomics」、「Public Administration」等の授業科目を開講する。また、専門科目として、「Development Planning and Policy Evaluation」、「Public Policy」、「Public Private Partnership」等の授業科目を開講する。
  5. 修士論文の作成のため、研究指導として、「「Master's Thesis Supervision 1」から「Master's Thesis Supervision 4」」等の授業科目を開講する。

博士課程後期課程

博士(経営学)

本課程では、学位授与の方針に沿って、コースワーク科目を用意し、課程の目的に応じて系統的に履修できるように教育課程を編成している。なお、これらの教育課程を通じて得られる学修成果は、科目ごとに定める評価基準および博士論文の審査および最終試験によって評価する。

  1. 大学その他の教育・研究機関で教育者・研究者として活躍できる能力を身に付けるため、コースワーク科目として「リサーチ・メソドロジーA」、「リサーチ・メソドロジーB」、「リサーチ・メソドロジーC」の授業科目を開講する。
  2. 経営学の分野の高度な専門性を活かしてシンクタンク・企業や行政機関の研究所・NGOやNPOなどで活躍できる能力を身に付けるため、「リサーチ・メソドロジーA」、「リサーチ・メソドロジーB」、「リサーチ・メソドロジーC」の授業科目を開講する。
  3. 博士論文の作成のため、研究指導を行う。
経営学研究科 入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

博士課程前期課程(経営学専攻)

以下の要件を満たす学生を受け入れる。

  1. 学士の学位を有し、企業・組織等に一定年限雇用され、特定の業務経験を有する学生(ただし、本学経営学研究科内部進学生選考により進学する学生はのぞく)
  2. 経営学の基礎的知識について、経営系の学部で習得すべきレベルを保有している学生
  3. 英語文献の講読ができる程度の基礎的な英語力を保有している学生
  4. 経営学の知識を基盤としつつ、リーダーシップ開発・人材開発・組織開発について学ぶことに意欲のある学生


博士課程前期課程(国際経営学専攻)

以下の要件を満たす学生を受け入れる。

  1. 経営学の専門的知識について、経営系の学部で習得すべきレベルを保有している学生
  2. 英語での授業を受けられるだけの高度な英語力を保有している学生
  3. グローバルな立場で多様な視点から、なおかつ意欲的に経営学の研究を行うことで、研究者もしくは高度職業専門人を目指す学生

博士課程後期課程

博士課程前期課程で取得した経営学の高い専門能力と外国語文献の活用能力をもち、研究者に相応しい研究意欲と品位をもって研究を行おうとする学生を受け入れる。
経営学研究科として求める教員像と教員組織の編成方針

1.研究科として求める教員像

経営学研究科として求める教員は、本学の建学の精神及び教育の理念を踏まえ、経営学研究科の「学位授与の方針」、「教育課程編成の方針」、「入学者受入れの方針」を理解し、本研究科における教育を担当するにふさわしい教育上の能力と教育研究の成果を広く社会に提供することにより社会の発展に寄与する能力を有する者とする。

2.教員組織の編成方針

経営学研究科は、「教育研究上の目的」を実現するために以下の点に留意し、研究力の更なる向上を念頭に置きながら、「学位授与の方針」、「教育課程編成の方針」に基づいた教員組織を編成する。

教育研究上の目的

経営学研究科は、経営学部における一般的ならびに専門的教養の上に、経営学を研究し、その深奥を究め、かつ、キリスト教に基づいて人格を陶冶し文化の進展に寄与することを目的とする。

必要教員数

①大学院設置基準にもとづき、適切に教員を配置する。
②収容定員における教員1人あたりの学生数に配慮した教員組織を編成する。

教員構成

③教員組織の国際性に留意するとともに、特定の範囲の年齢、性別に著しく偏ることのないよう多様性に配慮する。

主要授業科目の担当

④主要授業科目については原則として教授又は准教授が担当する。

教員の募集・採用・昇格

⑤教員の募集・採用・昇格に関する全学の任用規程、及び経営学部専任採用人事決定方式、経営学部昇格人事審査方式の適切な運用をおこなう。
⑥募集・採用・昇格にあたっては、テニュアトラック制度を活用するなど若手教員の育成にも配慮する。

教育内容の改善のための組織的な研修等

⑦「立教大学ファカルティ・ディベロップメントに関する規程」及び「経営学部・経営学研究科FD委員会規則」にもとづき、個々の教員及び教員組織としての様々な活動全般に関わる能力の開発をおこなう。

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