立教大学アメリカ研究所では、6月に行ったセミナー「ポピュラー音楽の学際研究」(講師:三井徹氏)を引き継ぎ、『J-POP進化論』の著者であり、東京大学教授の佐藤良明氏を講師に迎え、「メディア時代の文化比較──日米3連符ソング考」と題した研究セミナーを行います。
佐藤氏は、アメリカ研究所が行ったアンケート「日本のアメリカ研究には何ができるか」(
『立教アメリカン・スタディーズ』第22号所収)に、次のような回答を寄せています(一部抜粋)。「文化研究においては、地域文化としてのアメリカの特異性ではなく、メディアを通して世界を覆う「アメリカ」のダイナミクスについての考察がなされなくてはならない。日本人としてそれに関わるためには、部分的にはかなり激しく“アメリカナイズ”され続けてきた我々自身の心のうちを生け捕るような視点と方法が必要となる」。
今回の研究セミナーの講義では、実際の曲を聴きながら、日本の(歌謡曲の)ヒット曲とアメリカのヒット曲を題材に「3連符」に注目した日本とアメリカの文化比較研究となります(具体的には「ヒット曲の文化ダイナミクス」(『メディア──表象のポリティクス 表象のディスクール5』所収)をもとに、若手の研究者に向けてアップデートされたものとなる予定です)。
講義後には、質疑応答を行います。