立教大学アメリカ研究所主催研究セミナー2000
ポピュラー音楽の学際研究
三井徹
 立教大学アメリカ研究所では、三井徹氏を講師に迎え、「ポピュラー音楽の学際研究」と題した公開セミナーを行います。
 ロック、ラップ、歌謡曲、Jポップなどを包括した意味でのポピュラー音楽の研究が、英語圏を中心にして一つの研究分野(popular music studies)として確立して きています。今回のセミナーでは、1981年に学際学会として国際ポピュラー音楽学会 が発足と、それに伴う学際誌Popular Music (Cambridge University Press) の創刊以降の同分野の展開を概観してみます。
 三井徹氏は、英米文学研究を出発点としながら、アメリカでの民俗音楽研究を基礎に、アメリカの大衆文化、とりわけポピュラー音楽への研究をされています。主な著書としては『ブルーグラス音楽』(1967年)を皮切りに、『カントリー音楽の歴史』 (71年)、『ロックの美学』(76年)、『黒人ブルースの現代』(77年)『ユーアー マイサンシャイン物語 アメリカ南部の音楽と政治』(89年)『ブルーズの世界』( 95年)等があり、英米ポピュラ-音楽に関する訳書も多数あります。近年は金沢大学 教育学部、同教育学研究科で音楽学を講じながら、国際ポピュラー音楽学会会長(1993-97年)としても活躍されています。

日時:
2000年6月7日(水)18:30-20:30
場所:
立教大学池袋キャンパス5号館5306教室
講演者:
三井 徹(金沢大学教授・音楽学)
司会:
阿部 珠理(研究所所長・本学教授)
*座席数は約60です

参加者の声

 Q & A の時間が十分にあってよかったです。
 ハンドアウトも充実していました。
 大変よかったです。
 活字になるのが楽しみです。

F. Y. さん
慶應義塾大学・英米文学

 80年代以降のポピュラー音楽研究の流れが概観できてとても有意義でした。現在は現代社会の状況分析が研究の中心であるとのお話でしたが、僕自身は今のところアメリカ大衆音楽の歴史的側面、特に60年代から70年代にかけてのソウル系レーベルと地方色の関係、あるいは5-60年代のブルースの発掘作業に興味を持っています。今後も三井先生には『ミュージック・マガジン』誌上の連載を続けていただければと思います。

大和田俊之さん
慶應義塾大学大学院・英米文学

 いままで音楽をやってきながらも、実際に研究対象としたことがなかったので非常に勉強になりました。特に、音楽の受け手側を考慮に入れるという最近の研究動向は、分野を超えて多くの研究で主張され始めている点で、興味深い点です。現在は人類学的視点を導入しつつ、社会運動と情緒の研究をしていますが、将来必ず音楽の領域に入ろうと決意をあらたにしました。

中村寛さん
一橋大学大学院・社会学

 


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