2005年度立教大学アメリカ研究所主催

連続セミナー 視覚文化論
(全4回)

 立教大学アメリカ研究所では、2005年度「視覚文化論(Visual Culture Studies)」について4回にわたる連続セミナーを開催します。「ヴィジュアル・スタディーズ」は、「ニュー・アート・ヒストリー」以後の美術史とメディア研究と映画史を架橋するかたちで台頭してきたといえます。このセミナーでは、こうした理論的・歴史的状況を含めて、視覚文化論に流れ込んでいる方法論や概念を映画史、美術史、写真史のそれぞれの視点から実践的に検討します。このセミナーは単なるヴィジュアル・カルチャー紹介講義ではなく、参加者自身も含めた実践の場を志向します。

  

11/26

序 視覚文化論の射程と可能性--「文化」の概念と理論

生井 英考

日時: 2005年11月26日(土)17:00-19:00
場所: 立教大学池袋キャンパス11号館2階A203教室
講演者: 生井英考氏(共立女子大学教授)

対象:

学生(主に大学院生)、研究者、一般
予約不要、入場無料

報告

 第1回セミナーでは、生井英考氏が視覚文化論の特徴や歴史について講演を行った。生井氏は、視覚文化論というフィールドを、これまでの視覚芸術に関する様々な研究分野が相乗りしたバスと表現し、その特徴として次の3つを挙げた。第一にこれは近代における視覚の専制、支配に対して批判的に検討しようとするものであり、第二に視覚の自明性に疑いを挟むものである。そして第三に人類学的な発想が色濃く投射されていると指摘した。また1950年代から80年代を振り返り、写真の社会的ポジションの変遷を論じ、視覚文化論研究の素地について検討した。さらに「文化」の概念について言及し、国民性研究の蓄積やヴァナキュラー概念の写真への適用へと議論を展開した。

奥村理央

立教大学アメリカ研究所


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