2004年度立教大学アメリカ研究所・ラテンアメリカ研究所共催公開シンポジウム

 本シンポジウムは、立教大学総合研究センターの傘下にあるアメリカ研究所とラテンアメリカ研究所が初めて合同で行うシンポジウムです。双方とも地域研究を専門としており、地域的にも接点が多いため、研究所間の共催行事の先駆けとして開催する運びとなりました。今回は、アメリカ大陸におけるボーダー、「国境文化」をテーマに、映画、文学、音楽、演劇を切り口としてディスカッションを行います。

  

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国境を喰い破れ!!~南北アメリカを接合するカルチャー/クルトゥーラ~

日時: 2005年1月22日(土)16:30-18:30
場所: 立教大学池袋キャンパス8号館8303教室
パネリスト:

野谷文昭(立教大学教授・ラテンアメリカ研究所所長)→ラテンアメリカ文学・映像

越川芳明(明治大学教授)→アメリカ文学

竹村 淳(音楽ジャーナリスト)→ラテンアメリカ音楽

一ノ瀬和夫(立教大学教授)→アメリカ演劇

司会: 三浦雅弘(立教大学教授・アメリカ研究所所長)
予約不要・入場無料

参加者の声

 今までの米国主体の政治・文化から支配される側に視点を移すことでお互いの意見や文化を見ながら自分なりの正義のある答えを探そうと思いました。ラテンアメリカの雰囲気を味わえました。

明治大学文学部

 国境のあたりでは異質の文化が混ざり合い、そのどちらでもない新しい文化が生まれていく、その過程が文学、音楽、演劇を通しよく分かり、なかなか興味深いものでした。

一般

 北米と南米の物理的、心理的、文化的境界や国境地帯を意識してみることで、身近な映画や文学の受け止め方も変わってきておもしろくなりそうだと思った。また南米の各国とメキシコの位置づけの違いも考えながら見ていくことができると思う。

立教大学社会学部現代文化学科

 かつてアメリカ第2位のマイノリティであったヒスパニックも現在、アフリカ系を抜いて第1位となったはずであるが、竹村氏がおっしゃった様に、音楽一つをとっても「売れる」ことをキーに、その元々の文化の所在が分からなくなっている傾向が強くなっているのが残念である。本日はそのことを批判しつつ、身近なculturaを題材に説明していただき、必ずしもそうでない動きもあることを認識させてくれた。

ラテンアメリカ講座OB

 ボーダー文化という事で取り上げられた文化、映画、文学、音楽、演劇それぞれでのキーポイントはやはり言葉だと思います。その中で、「ラ・マリンチェ」の話が“通訳”という事で象徴的に感じられました。“通訳”という存在もある種ボーダーと云えるのかもしれないと思いました。また、どちらにも属さないという意味で二面性があらわれているので興味深く感じた。

会社員(立教大学OB)

 いつもアメリカ映画で悪人はメキシコへ逃亡するのには非常に不愉快だったが、今日のシンポジウムで、ここには単に否定的なものではない混淆的文化の交流・発展の際にも国境というものが大きい役割を果たしたのだと考えられました。

ラテンアメリカ講座受講生

 4人それぞれの観点が見られてとても興味深かった。ラテンアメリカ諸国にはなぜSaudadeの精神が見られるのか?まだスペイン、ポルトガルは分かるのだが、この郷愁という念はおもしろい。

立教大学大学院

 

 


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