日本学研究所Rikkyo Institute of Japanese Studies

日本学研究所は、日本学に関する研究・調査、国内・国外の日本学研究者との学術交流の推進、研究に必要な図書・資料・器材の整備・管理、日本学研究の成果の公表、研究会、講演会、講座などの開催など、海外の日本学研究との連携を図り、立教大学を媒体として質・量ともに豊かな研究を推進しています。

概要

日本学研究所とは
立教大学は、近年、外国人の正規留学生、および大学間交流による短期留学生も大幅に増加し、国際交流の面で大きな変貌を遂げつつあります。このような国際化を目指す中で、真の意味での国際交流を深めるためには、日本の言語・文化・思想・歴史・社会などに関する研究、すなわち「日本学」の研究を推進し、積極的に人的交流をはかり、相互理解を深めていかねばなりません。そこで、本学に「日本学研究所」を設置します。海外の日本学研究との連携を図り、立教大学を媒体として質・量ともに豊かな研究を推進します。具体的には次のような事業を行います。

  • 日本学に関する研究・調査
  • 国内・国外の日本学研究者との学術交流の推進
  • 研究に必要な図書・資料・器材の整備・管理
  • 日本学研究の成果の公表
  • 研究会、講演会、講座等の開催
  • 学外の研究者ならびに留学生に対する日本学研究の援助
  • その他研究所の目的達成に必要な事項
日本研究は立教大学全体で担うべき総合的な学際的分野であって、各学部との連携の上に標榜すべきものです。従って、ここに立教大学日本学研究所を設立する意義は大きく、また21世紀へ向けての今後の発展を目指して、積極的にその役割を果たす必要があるでしょう。
所員
所長
水谷 隆之
立教大学文学部准教授 日本文学

副所長
鈴木 彰
立教大学文学部教授 日本文学

所員
荒野 泰典
立教大学名誉教授 近世日本史

石川 巧
立教大学文学部教授 日本近代・現代文学

井野 葉子
立教大学文学部教授

上田 信
立教大学文学部教授 中国社会史

老川 慶喜
立教大学名誉教授 近代日本経済・経営史

沖森 卓也
立教大学文学部教授 日本語学

小澤 実
立教大学文学部准教授 西洋中世史

小野沢 あかね
立教大学文学部教授 日本近代史

加藤 定彦
立教大学名誉教授 日本近世文学

加藤 睦
立教大学文学部教授 日本文学

金子 明雄
立教大学文学部教授 日本文学

川崎 賢子
立教大学文学部特任教授

木村 直也
立教大学文学部特任教授

蔵持 重裕
立教大学名誉教授 日本中世史

小嶋 菜温子
立教大学名誉教授 日本古代文学

後藤 雅知
立教大学文学部教授 日本近世史

小峯 和明
立教大学名誉教授 日本中世文学

佐藤 雄基
立教大学文学部准教授 日本古代中世史

原 克昭
立教大学文学部助教 日本文学

深津 行徳
立教大学文学部教授 東アジア古代史

藤井 淑禎
立教大学名誉教授 日本近代文学

前田 英樹
立教大学名誉教授

アレクサンドル・マンジャン
立教大学文学部助教 

水口 幹記
藤女子大学文学部准教授 日本古代文学

山浦 清
立教大学名誉教授 考古学

渡辺 憲司
立教大学名誉教授 日本近世文学
研究員
特任研究員
赤羽目 匡由
高 陽
呉座 勇一
園山 千里
疋田 雅昭
BJOERK, Tove Johanna
BENZONI, Maria Matilde
松本 和也
山田 夏樹

研究員
青木 慎一
朝比奈 新
李 知殷
尹 芷汐
飯郷 友康
石川 偉子
石橋 剛
乾 英治郎
岩谷 めぐみ
太田 久元
岡田 薫
許 瑋晴
倉田 夏樹
胡 新祥
後藤 隆基
小林 実
Żabko-Potopowicz Krzysztof
肖 江楽
覃 思遠
住友 直子
石 恩京
SETZER, Morgaine Martina
高澤 信子
髙野 奈保
滝上 裕子
徳本 文
中村 陵
波木井 優子
橋本 繁
畑中 佳恵
椋棒 哲也
諸岡 重明
山本 信太郎
湯本 優希
吉橋 さやか
李 靜玟
李 勇九
林 淑美

イベント・講演会

2018.07.28~29 国際会議「日本と東アジアの〈環境文学〉」
日時:
2018年7月28日(土)10:00~18:30
2018年7月29日(日)10:00~18:30

場所:
立教大学池袋キャンパス 太刀川記念館カンファレンスルーム

内容:
〈環境文学〉とは、自然環境と人間社会及び文化との関わりをとらえた文学全般を指す。この分野の研究はアメリカから始まり、日本でも1994年に発足した「文学・環境学会」が意欲的に活動している。ただし、現状としては欧米との比較文学や日本の近代文学が中心で、古典文学の分野でも一部に試みは見られるものの、東アジアをも視野に入れて総合的に展開させる次元にまでは至っていない。こうした実状に鑑み、本国際会議では、漢字漢文文化圏から日本と東アジアの〈環境文学〉の位置や意義を明確にすることで、既存の文学史や文化史を書き換え、再編成することをめざす。28日に基調講演と第1・第2シンポジウム、29日に第3・第4シンポジウムとラウンドテーブル(公開開催)を行う。

講師:
小峯 和明(立教大学名誉教授、中国人民大学高端外国専家)
渡辺 憲司(立教大学名誉教授、自由学園最高学部長)
ハルオ・シラネ氏(コロンビア大学)
マティアス・ハイエク氏(パリディドロ大学)
李 銘敬氏(中国人民大学)
王 成氏(清華大学)
グエン・ティ・オワイン氏(タンロン大学)
ファム・レ・フィ氏(ベトナム国家大学ハノイ校)
竹村 信治氏(広島大学)
金 文京氏(鶴見大学)
他38名(国内29名、海外9名)

コーディネーター・司会:
鈴木 彰(立教大学文学部教授・日本学研究所副所長)

内容:
1日目(7月28日(土))
09:45 受付開始

10:00 開会の辞

10:10~12:00 基調講演
「日本と東アジアの〈環境文学〉」小峯 和明(中国人民大学・立教大学名誉教授)
「近世環境文学への視座——紀行文を中心に(付 六義園愚考)」渡辺 憲司(自由学園最高学部長・立教大学名誉教授)
「四季の文化——二次的自然と社会」ハルオ・シラネ(コロンビア大学)

12:00~13:30 昼食・休憩

13:30~15:45 シンポジウム
第1セッション「天体気象・四季と景観・身体」
「「自然」不存在の文学——平安庭園論の一考察」イフォ・スミッツ(ライデン大学)
「胎内五位説と日本中世の心身論」伊藤 聡(茨城大学)
「ベトナムの妖鶏」大西 和彦(ベトナム社会科学研究院)
コメンテーター:
馬 駿(北京第二外国語大学)
マティアス・ハイエク(パリ・ディドロ大学)
福田 安典(日本女子大学)
司会:
原 克昭(立教大学)
出口 久徳(立教新座中学・高等学校)

15:45~16:10 休憩

16:10~18:25 シンポジウム
第2セッション「災害、公害、怪異」
「「地震」と「雷震」からみた11世紀~14世紀までのベトナムの災異の実態とその言説」ファム・レ・フィ(ハノイ国家大学)
「水の怪異から見た自然環境と人間——日本中古の「天人相関」思想のあり方について」司 志武(曁南大学)
「災害・怪異の歴史叙述——『太平記』を中心に——」目黒将史(立教大学)
コメンテーター:
水口 幹記(藤女子大学)
松本 真輔(長崎外国語大学)
趙 恩馤(崇実大学校)
司会:
加藤 睦(立教大学)
金 英珠(韓国外国語大学校)

19:00~21:00 レセプション

2日目(7月29日(日))
10:00~12:15 シンポジウム
第3セッション「動植物の交感と食文化」
「お伽草子における物の〈精〉について」伊藤 慎吾(国際日本文化研究センター)
「南方熊楠と和歌山の食文化——郷土振興という側面から」志村 真幸(慶應義塾大学)
「お伽草子の食の風景」塩川 和広(立教大学大学院生)
コメンテーター:
李 銘敬(中国人民大学)
伊藤 信博(椙山女学院大学)
郷間 秀夫(栃木県農業大学校)
司会:
宮腰 直人(山形大学)
加藤 千恵(立教大学)

12:15~13:45 昼食・休憩

13:45~16:00 シンポジウム
第4セッション「異文化と環境」
「風水の環境論的反省と公共性——風水説話を中心に」鄭 炳説(ソウル大学校)
「中国紀行と環境表現——近代日本人の中国紀行文を中心に」王 成(清華大学)
「琉球の説話・歴史叙述と環境」木村 淳也(明治大学)
コメンテーター:
染谷 智幸(茨城キリスト教大学)
グエン・ティ・オワイン(タンロン大学)
樋口 大祐(神戸大学)
司会:
竹村 信治(広島大学)
奥野 克巳(立教大学)

16:00~16:20 休憩

16:20~18:00 ラウンドテーブル
「環境文学を問う」
司会:
千本 英史(奈良女子大学)
講師:
劉 暁峰(清華大学)
沈 慶昊(高麗大学校)
金 文京(鶴見大学)
北條 勝貴(上智大学)
田村 義也(成城大学)

18:00~18:20 総括コメント
コメンテーター:
野田 研一(立教大学名誉教授)

18:20 閉会の辞

主催:
立教大学日本学研究所

共催:
立教大学日本文学会

後援:
立教大学ESD研究所

助成:
立教大学SFR国際会議助成
JSPS科学研究費基盤研究(B)「16世紀の日本と東アジアの〈環境文学〉をめぐる総合的比較研究」(課題番号16H03389 研究代表者:小峯和明)

対象:
研究者、大学院生、教職員、一般、学生

※申込不要、入場無料

問合せ先:
鈴木 彰(立教大学文学部文学科日本文学専修教授・日本学研究所副所長)a.suzuki@rikkyo.ac.jp

お問い合わせ

日本学研究所