OBJECTIVE.
このたび、本学で利用しているGoogeアカウントが第三者による不正アクセスを受け、当該アカウントから学外に向けて多数の迷惑メールが送信される事案が発生いたしました。
本学関係者ならびに不審なメールを受信された皆様、関係機関の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
現在までに判明している事実関係および対応状況等について、以下のとおりご報告いたします。
1. 概要
2026年4月27日から8月24日にかけて、本学学生4名および卒業生2名の合計6名のアカウントにおいて不正アクセスが確認されました。これにより、当該アカウントから合計17,668件の迷惑メールが不正に送信されました。
2. 経緯および被害状況
- 検知と調査
2026年7月16日、海外からの不正アクセスと迷惑メール送信を検知しました。その後の調査により、学生2名・卒業生2名(本年3月卒業)の計4アカウントが同年4月27日から7月16日にかけて被害に遭っていたことが特定されました。
その後、同年8月12日から24日にかけて新たに学生2名のアカウントに対する海外からの不正アクセスと迷惑メール送信を検知しました。
- 個人情報漏えい等の可能性
一部の迷惑メール本文内に本学教員1名の氏名およびメールアドレスが含まれていたことが判明したため、当該教員へはすでに事実関係と経緯について報告しています。
また、送信された迷惑メールの件名に、各アカウント内の受信トレイに保存されていたメールに由来すると考えられる内容が含まれていたため、メール本文や含まれる個人情報が第三者に閲覧された可能性を完全には否定できません。
3. 関係機関への報告および二次被害の確認状況
- 関係機関への報告
本件の発生を受け、文部科学省等の関係機関へ報告を行っております。
- 二次被害の確認状況
現時点において、本件に起因する個人情報の悪用や、新たな二次被害等の報告・確認はされておりません。
4. 他システムへの影響
主要サービス・システムへの不審なアクセス状況を調査した結果、以下を確認・対応しております。
Gmail以外のGoogle Workspaceアプリ、VPN、学内ネットワーク:不正アクセスや侵入の形跡は確認されませんでした。
Microsoft 365:1件のアカウントで不審なログイン履歴およびプロフィール情報閲覧の可能性が確認されたため、ただちに当該セッションの切断・クリア措置を行いました。
5. これまでに実施した対応
- 対象アカウントの保護
被害が確認された学生アカウントに対しては、アカウントの一時停止とパスワードの強制変更を実施しました。また、卒業生のアカウントについては、すでにアカウント削除済み(2026年5月末日)であり、現在はログインおよびメール送受信ができない状態となっています。
- 学生への多要素認証の必須化
学外からのログイン時における多要素認証(MFA)の設定を、2026年8月24日より必須化いたしました。
6. 不審なメールを受信された皆様へのお願い
本学のアカウントから届いた心当たりのない件名・内容のメールや、不審なメールを受信された場合は、マルウェア感染やフィッシングサイトへの誘導等の恐れがあるため、メール本文内のURL(リンク)のクリックや添付ファイルの開封は行わず、メールごと削除していただきますようお願い申し上げます。
7. 今後の対応・再発防止策
本学では、本件を重く受け止め、以下の取り組みを通じてセキュリティ体制のさらなる強化を図ってまいります。
- 多要素認証(MFA)の徹底
8月24日より、学生アカウントに対して多要素認証の設定を必須化しました。教職員アカウントに対しては、3月より多要素認証の設定を必須化済みです。
- 監視体制・検知アラートの強化
海外からの不審なログインの検知や、メールの大量送信などの異常を早期に発見・対処できるよう、ログ監視基盤の見直しおよび通知の最適化を進めます。
- 次世代認証(パスキー等)の導入検討
不正アクセスやフィッシング詐欺に対する耐性の高い認証方式の導入を検討いたします。
- 情報セキュリティ啓発の推進
フィッシングメールへの注意喚起やパスワード使い回しの危険性など、学生・教職員に向けたセキュリティ教育・啓発活動を継続的に実施してまいります。
お問い合わせ
立教大学情報企画室
TEL:03-3985-2905