2025/12/04 (THU)

スケート部の野明花菜さんがW杯女子チームパシュートで初優勝

キーワード:学生の活躍

OBJECTIVE.

11⽉14⽇(⾦)~11⽉16⽇(⽇)アメリカのソルトレークシティーで開催された「2025/26 ISUワールドカップスピードスケート」第1戦に体育会スケート部の野明花菜さん(スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科3年次)が出場し、団体種目の女子チームパシュートで優勝しました。

野明さんは初出場となったワールドカップで、見事初優勝という快挙を成し遂げました。

レース中の様子(隊列中央:野明さん)

チームパシュート(団体追い抜き)は、3人で隊列をつくり、最後尾の選手がゴールした時のタイムで争う団体種目です。

野明さんは、今シーズンよりシニアのチームパシュートに参加するにあたり、今年9月に約1ヶ月間、オリンピックメダリストの髙木美帆選手や佐藤綾乃選手ら、日本代表のトップスケーターとの練習に参加していました。

その後10月に開催された国内最高峰の選考大会である「全日本距離別選手権大会」の結果に基づき、ワールドカップ第1戦から第4戦までの日本代表選手として、チームパシュートのサブメンバーに選出されました。さらに、個人でも女子3000mと女子5000mに選出されています。

表彰式にて(中央:野明さん)

女子チームパシュートのレースでは、初めての隊列での挑戦となり、大きな緊張感の中で臨みました。
最終組で昨シーズンワールドカップ全勝を誇る強豪オランダとの同走でしたが、その戦いを制し見事優勝を果たしました。


なお、続くワールドカップ第2戦においても、女子3000m(ディビジョンB)で自己ベストを更新する活躍を見せました。

コメント

左から:髙木美帆選手、佐藤綾乃選手、野明花菜さん

スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科3年次
野明花菜さん


今回の大会は、アメリカの高地での開催となり、時差への対応に加え、高地への順応という点で、練習や日常生活で苦戦する場面が多くありました。その影響もあり、個人種目の結果においては、まだ世界との差を実感させられる大会となりました。

しかし、このような環境の中で、チームパシュートという団体競技において優勝という結果を残すことができ、先輩方と共に表彰台の中央に立つことができたことは、自身の競技生活において大きな経験となりました。レースでは、非常に緊張し、練習通りにできていない箇所もありましたが、結果を残せたことはしっかりと評価し、見つかった改善点については、今後の試合や練習で克服していけるよう、一層競技と真摯に向き合ってまいります。

引き続き、応援をよろしくお願いいたします。

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