2025/09/11 (THU)

長嶋茂雄氏の逝去記念礼拝を挙行

キーワード:その他

OBJECTIVE.

2025年9月9日(火)、立教学院は去る6月に逝去された長嶋茂雄氏(読売ジャイアンツ終身名誉監督、1958年経済学部卒業)を偲び、逝去記念礼拝を立教大学池袋キャンパスの立教学院諸聖徒礼拝堂にて執り行いました。礼拝には大学関係者、野球部と応援団の学生など約110名が参列し、故人を偲びました。

長嶋氏を偲び、花々で飾られた祭壇

礼拝では、長嶋氏の追悼の祈りがささげられ、広田勝一 立教学院チャプレン長による説教、そして聖書朗読と聖歌が歌われるなど、厳かに執り行われました。
まず、西原廉太 立教学院院長・立教大学総長が挨拶を述べ、かつて長嶋氏と会食した際、長嶋氏が「学生時代の想い出の場所はチャペルである」と話されたエピソードを紹介しました。

礼拝堂で祈りを捧げる参列者

立教大学総長 西原廉太

追悼の言葉では、長嶋氏と同学年で“立大3羽がらす”の一翼を担った本屋敷錦吾氏(元阪急ブレーブス・阪神タイガース、1958年経済学部卒)、そして立教大学野球部OBOG会副会長の三雲薫氏(1985年文学部卒)が、それぞれ故人への想いを語りました。
本屋敷氏は、長嶋氏と苦楽を共にした4年間を振り返り、「人間的な大きさ。何にもこだわらない天真らんまん。まさに長嶋茂雄は永遠に不滅です」と追悼の言葉を寄せました。

本屋敷 錦吾氏

三雲 薫氏

追悼の言葉に続き、福田裕昭 立教学院理事長が挨拶を述べ、長嶋氏のご逝去を悼むとともに、次女の長島三奈氏からのメッセージを代読しました。メッセージには、「在学中から生涯にわたり、父が立教大学とのご縁を大切にしておりましたことを思いますと、このような温かなご配慮に、家族一同深く感謝申し上げます」と記されており、参列者は深く心に留めていました。
その後、参列者全員による献花が行われました。

立教学院理事長 福田 裕昭

参列者による献花

また、太刀川記念館では、立教学院に寄贈された長嶋氏の関連物品約60点を展示する逝去記念展が1日限定で実施されました。サイン入りの木製バットや学生時代の写真、そして貴重な映像などで彩られた展示スペースには、長嶋氏が立教の地で過ごされた輝かしい日々に想いを馳せる多くの人々の姿がありました。

長嶋氏の生涯を覚え、振り返る時として、深く心に刻む一日となりました。

※本礼拝は関係者のみの参列とさせていただきましたが、その様子は立教大学公式YouTubeチャンネルにてライブ配信されました。

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