2023/12/01 (FRI)

『Sport Policy for Japan 2023』でスポーツウエルネス学科松尾ゼミが“最優秀賞”と“スポーツ庁長官賞”を受賞

キーワード:学生の活躍

OBJECTIVE.

10月28日(土)、29日(日)に開催された『Sport Policy for Japan 2023』において、コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科3年次生の松尾哲矢ゼミチームBが「最優秀賞」と「スポーツ庁長官賞」を受賞しました。

日本のスポーツの現状や将来について問題意識をもつ全国の大学生が、スポーツ政策についての研究成果と提言を発表し合い、意見交換と交流を図る『Sport Policy for Japan 2023』(主催:Sport Policy for Japan企画委員会、日本スポーツ産業学会)、(後援:スポーツ庁、(公財)笹川スポーツ財団、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ))が、明治大学(和泉キャンパス、駿河台キャンパス)にて対面発表とオンライン発表を組みあわせたハイブリッド形式で開催されました。

本大会には、全国から24大学、61チーム、314名の学生が参加し、2011年開始された本大会史上、最大の大会となりました。本学からはコミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科3年次生松尾哲矢ゼミチーム(A、Bの2チーム)が参加し、スポーツ政策提言を行いました。

スポーツ政策提言のプレゼンテーションは、予選、決勝(8チーム)のコンペティション方式(競技会方式)で行われ、松尾ゼミチームB(コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科3年次生、佐々木 彬洋さん、石坪 万由子さん、節丸 真愛さん、竹中 愛莉さん、平川 怜那さん、眞鍋 澪子さん)は、「聴者と聴覚障がい者の架け橋プロジェクト~『手話エク』でコミュニケーションの壁を越えて~」と題して、手話とエクササイズを掛け合わせた「手話エク」を用いて、聴者と聴覚障がい者が円滑にコミュニケーションをとれるようにすることで、共にチームスポーツを行える環境づくりに寄与し、またそれが東京デフリンピックへの気運醸成、そして共生社会実現の促進につながる案を提示し、見事「最優秀賞/スポーツ庁長官賞」を受賞しました。

なお、Bチームの発表は参加学生による学生投票においても第1位に選出されました。

左から 佐々木さん、石坪さん、竹中さん、節丸さん、平川さん、眞鍋さん、松尾哲矢教授

松尾ゼミチームBのコメント

石坪 万由子さん

今回、最優秀賞・スポーツ庁長官賞という名誉ある賞をいただくことができ、大変嬉しく思います。

私たちにとって、SPJに向けた研究活動は挑戦の連続でした。6人のメンバーそれぞれが覚悟を持って松尾ゼミに入り、SPJに向け努力を積み重ねてきた半年間。スポーツ課題だけでなく、同時に社会課題も解決できる施策を考えたいという強い意志をもって挑みました。時には、なかなか考えがまとまらず激しい議論を交わすこともありましたが、同じ目標に向かって努力し続けました。

SPJでは、聴者と聴覚障がい者が共にスポーツを行える環境づくりと共生社会実現に向けた施策をチームで考え、提案しました。その中で、計画だけにとどまらず、実践に移したところが私たちの一番のこだわりです。実際に「サッカー版手話エクササイズ」を制作し、サッカースクールの子どもたちに広める活動を行いました。

今回受賞することができたのは、松尾先生、村本先生はじめ、大学院生や4年生のお力添えがあってこそだと思います。また、調査にあたり多くの方々にご協力いただきました。関わってくださったすべての方にこの場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。この経験を糧に、さらなる探究に向け勉学に励もうと思います。そして私たちの熱い思いを今大会で終わらせることなく、今後も「手話エクササイズ」を広めていき、コミュニケーションの豊かさを育み、共生社会の実現に向け精進してまいりたいと思います。

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