OBJECTIVE.
人工知能科学研究科吉川厚特任教授が一般社団法人 日本科学教育学会「論文賞」を受賞しました。
表彰式の様子。（写真右：吉川特任教授）
本賞は、科学教育に関する研究を推進・奨励する目的により設けられ、「論文賞」は先導的・開拓的な業績や功績が認められ受賞となりました。
授賞式は9月17日（土）に執り行われました。
吉川特任教授の研究概要について
本研究は、全国の数学教育の先生方との共同研究で、学校の先生方が子供非認知能力をどのような見方で評価しているのかを調査したものです。自己認識として非認知能力を測る研究が多い中、学校現場での利用を考え、教師目線で評価する点が評価されました。文科省が示している「主体的に学習に取り組む態度」をより多面的で的確に評価するための視点の提供に寄与したとされています。
授賞式は9月17日（土）に執り行われました。
吉川特任教授の研究概要について
本研究は、全国の数学教育の先生方との共同研究で、学校の先生方が子供非認知能力をどのような見方で評価しているのかを調査したものです。自己認識として非認知能力を測る研究が多い中、学校現場での利用を考え、教師目線で評価する点が評価されました。文科省が示している「主体的に学習に取り組む態度」をより多面的で的確に評価するための視点の提供に寄与したとされています。
コメント
COMMENT
人工知能科学研究科特任教授
吉川 厚
この度、論文賞を受賞できたことは大変光栄に存じます。
また、数学教育の先生方との共同研究で、お互いの立場を尊重しながらも、大いに議論して、研究の方向性を定め、全国の学校の先生方のご協力を得た結果だと思います。非認知研究は社会的な地位を上げることや個人の成果を向上させることとしての注目のされ方をしていますが、子どもたちを育成する学校において先生方が頼れる指標があれば、改善することが可能だと考えて取り組んでいます。全国の教職に就かれている先生方への一助になれば幸いです。