2021/12/07 (TUE)

経済学研究科研修生の細川貴徳さんが「第30回租税資料館賞」を受賞

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

11月25日(木)、公益財団法人租税資料館が主催する「第30回租税資料館賞」において、経済学研究科坂本雅士研究室の細川貴徳さん(経済学研究科研修生、2021年3月同研究科博士前期課程修了)の論文「企業会計の変容と法人税法の対応ー解釈論と立法論の双方に焦点をあてながらー」が奨励賞を受賞しました。

「租税資料館賞」は、税法学並びに税法と関連の深い学術の研究を助成することを目的に、税法等に関する優れた著書及び論文に対して表彰が行われます。
当論文は日頃の研究成果であり、入選論文は「租税資料館賞受賞論文集」としてまとめられ全国の大学、研究機関、図書館等に寄贈されます。

11月29日(月)に、リーガロイヤルホテル東京(東京都新宿区)にて表彰式が開催されました。

研究概要

長らくわが国の課税所得算定の歴史を紡いできた確定決算の思考に係る誕生の経緯と現行の諸論点、さらに今後の発展の可能性に関して、解釈と立法の双方の観点より接近することで、その本質を追究しました。

コメント

COMMENT

経済学研究科研修生、2021年3月同研究科博士前期課程修了
細川 貴徳さん

この度は「租税資料館奨励賞」の表彰をしていただき誠にありがとうございます。
執筆した論文は、坂本先生をはじめとする本学や他大学の先生方、さらに入学前よりお付き合いのある税理士の先生方からの多大なご支援のもとに成り立っております。そして何より、いついかなる時も私を応援し続けてくれた両親を含め、お世話になった全ての方々に感謝の意を表したく存じ上げます。
本研究では、広域に渡る標題の1つの側面を解明したに過ぎず、さらなる発展が見込まれる章目もございます。よって今回の受賞に安住することなく、表彰は1つの試金石として、与えられた機会を最大限に発現し、初心を忘れず今後も精進して参る所存でございます。

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