2020/08/04 (TUE)

現代心理学研究科映像身体学専攻前期課程の石田智哉さんの作品が「第42回ぴあフィルムフェスティバル」コンペティション部門「PFFアワード2020」に入選

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

現代心理学研究科映像身体学専攻前期課程1年次の石田智哉さんの作品が、「第42回ぴあフィルムフェスティバル」コンペティション部門「PFFアワード2020」に入選しました。

ぴあフィルムフェスティバルコンペティション部門は、1年以内に完成した自主映画であれば、年齢、性別、国籍、上映時間、ジャンルを問わない自由なコンペティションです。4カ月に及ぶ厳正な審査を経て決定した入選作品は、ぴあフィルムフェスティバルで上映され、グランプリ他の各賞が授与されます。
入選者の中からは、後にプロの映画監督として活躍する人たちが140名を越え、若く新しい才能が集う場所として、広く認知されています。

石田さんの作品『へんしんっ!』(上映時間:93分)の概要

電動車いすを使って、生活をしている私が、様々な人との創作経験のあるダンサー、見えない立場からの気づきを演劇作品にして発信する全盲女優、手話の魅力を映像作品や絵本の読み聞かせで伝える、ろう者を追った。それぞれと対話や公演を通して、発見や勇気を得られたものの、これを作品とするときの道筋が見えず迷いがあった。そんな私を見かねた取材者の1人が、私の生活を支える保健師の話を聞くことを提案される。日常生活での私の姿が語られ、その場では、スタッフが私の制作にどう関わるべきかという葛藤を知った。自分のやりたいこと、思いを作品にするとは。作ることを通して、私の身に何かが起こりはじめる。
入選作品は、9月12日(土)から国立映画アーカイブで開催する「第42回ぴあフィルムフェスティバル」で各作品2回ずつ上映され、9月25日(金)に行われる表彰式にて、最終審査員らにより各賞が発表されます。

コメント

COMMENT

現代心理学研究科映像身体学専攻前期課程1年次
石田 智哉さん

この度、卒業制作の『へんしんっ!』が第42回びあフィルムフェスティバルコンペティション部門「PFFアワード2020」に選出いただきました。このような映画祭で作品が上映されること、大変光栄に思います。

この映画を作ることは、自分がこれまで外に出すことのできなかった思いや自分が触れずにいたことに向き合うこととなりました。出演者や制作を支えてくれた人々が寄り添いながらも、ときに力強く背中を押してくれることで、一歩を踏み出し、作品を作ることが与えてくれる豊かさを知りました。

自分にとって、どのようなときでも、忘れたくない想いを込めた作品となりました。ぜひ多くの方に観ていただきたいです。