2020/03/18 (WED)

社会学部の阿部治教授が「日本自然保護大賞 沼田眞賞」を受賞

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

社会学部の阿部治教授が、「国連ESDの10年」への取り組み等をとおした環境教育の発展への貢献を評価され、「⽇本⾃然保護⼤賞 2020【特別賞】沼⽥眞賞」を受賞しました。

⽇本⾃然保護⼤賞は、すべての個⼈と団体・企業・⾃治体等を対象に、地域性、継続性、専⾨性、先進性、協働の観点から、⽣物・⽣態系の研究、⾃然保護の実践、環境教育の推進などの優れた活動を表彰するものです。

また「沼田眞(ぬまたまこと)賞」は、該当者がいる場合にのみ送られる特別な賞です。生態学者として自然保護の重要性を科学的に説き、日本自然保護協会の元会⻑として自然を守ることの大切さを訴え、日本の自然保護を国際的な水準に高めた沼田眞博士の志を未来に伝えていくにふさわしい実績や科学性をもった活動に授与されます。

2020年3月22日(日)に開催予定であった授賞記念シンポジウムにおいて授賞活動発表が行なわれる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により、同シンポジウムは延期になりました。

コメント

COMMENT

社会学部現代文化学科
阿部 治 教授

私の40年間にわたる環境教育、さらに近年のESD(持続可能な開発のための教育)に関する教育・研究・社会的活動が日本の環境教育の確立・発展と国際化、世界の環境教育の発展に大きく寄与したとして評価され、今回の受賞となりました。とても名誉なことであり、嬉しく思うと同時に活動を支えてくださった方々に心から感謝します。気候変動や生物多様性の減少など今や世界は危機的状況にあり、この10年が未来を決めるとさえ言われています。このような状況を打開し、持続可能な社会を実現していくためにこれからも努力していく所存です。

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