2019/01/25 (FRI)

カンボジア起業家との国際交流イベントを開催

キーワード:グローバル

OBJECTIVE.

2018年12月12日(水)、JICA(国際協力機構)およびデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社との連携によりカンボジア起業家と交流するイベントを池袋キャンパスにて開催しました。

このイベントは、​発展めざましいカンボジアおよびASEAN地域の文化や経済状況の理解、カンボジアおよびASEAN地域におけるビジネス知識やノウハウの共有、若手起業家とのネットワークの形成、を目的としており、英語で進行されました。

当日は20名を超す学生が集まり、まず主催部局を代表してグローバル教育センター長の松本茂教授(経営学部)から冒頭挨拶があった後、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社の谷田部雅史氏より、現在のカンボジアの社会や経済の状況ついて説明がなされ、カンボジアは社会制度上などの課題はありつつも大きな可能性に溢れた地であるとの話がありました。

続いてカンボジア起業家3名それぞれから自身が立ち上げた企業のビジネスモデルについてプレゼンテーションがありました。

松本茂教授(グローバル教育センター長、経営学部)

Saing Darareaksmey氏(ヘルスケア企業 Health Time Corporation)からは、症状があっても病院にいくことを躊躇し、手遅れになってしまう社会問題に対し、類例の病状を探して適切な病院への来院を促すことができるアプリ「Healthogo」を開発したことで、早期治療による患者のメリットだけでなく、社会全体の医療費削減をも実現できたことの説明がありました。

Kongngy Hav氏(住宅建設企業 My Dream Home)からは、都市近辺の住宅価格の高騰により若い家族が住宅を買うことができない状況に対し、新素材の煉瓦を使用してコストを下げることで、価格を抑えかつ安全な住宅を都市近郊部に建設できたことの説明がありました。

Soun Bunthorn氏(教育企業 Light Bridge School)からは、低中所得者家庭の子供達を対象に、外国語教育とICTスキルの習得を主眼として子供達のキャリアの土台を築くことを目指した学校を設立・運営していることの説明がありました。

3名からのプレゼン後、参加者たちとの質疑応答が行われ、活発に意見が交わされました。

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 谷田部氏

Saing Darareaksmey氏

Kongngy Hav氏

Soun Bunthorn氏

参加者コメント

COMMENT

異文化コミュニケーション学部4年次髙橋 紗桜さん

カンボジアの起業家の方たちの各プロジェクトを知ることで、そのビジネスモデルのみならず、その背景にある社会課題、更には文化的背景などを包括的に知ることができました。また、そういった現地社会ならではの問題を、コンサルティングファームのリソースと、現地の潜在する力によって解決している点が、まさにこのプロジェクトの主眼にあると改めて感じました。

イベントでは、カンボジア人起業家の方々の柔らかな物腰の中からも溢れ出る熱意とスピード感を感じ、非常に心動かされました。同時に、自分は日本の問題に対し、ここまでの解決アイディアとスキルはあるだろうかと、はっと考えさせられるイベントでした。