OBJECTIVE.
2017年9月5日(火)から7日(木)の期間で開催された経営行動研究学会の第27回全国大会において、ビジネスデザイン研究科の山中伸彦教授が受賞しました。
この賞は学会創立25年を記念して昨年度に新設されたものですが、昨年度は「該当者なし」であったため、山中教授が第1号の受賞者となりました。
受賞対象となった論文は。以下のとおりです。
「現代企業の組織デザインと経営者の役割 —組織変革と信頼, 創造的能力の関係—」経営行動研究学会『経営行動研究年報』第26号(2017年8月20日)、 pp.63-68
イノベーションやイノベーションの源泉となる人々の創造性発揮をいかに促進するかが現代の企業の重要な経営課題となりしばしば組織改革が実施されますが、本論文ではこうした組織改革の成否と働く人々の企業経営者や企業に対する「信頼」との関係を分析しました。
分析結果は、イノベーティブな、創造的な組織への変革には経営者や企業とそこで働く人々との間の信頼関係が重要であることを示していました。これは同時に企業経営者の「組織を率いる者」としての責任と人格が問われるということであると考えられます。
受賞対象となった論文は。以下のとおりです。
「現代企業の組織デザインと経営者の役割 —組織変革と信頼, 創造的能力の関係—」経営行動研究学会『経営行動研究年報』第26号(2017年8月20日)、 pp.63-68
イノベーションやイノベーションの源泉となる人々の創造性発揮をいかに促進するかが現代の企業の重要な経営課題となりしばしば組織改革が実施されますが、本論文ではこうした組織改革の成否と働く人々の企業経営者や企業に対する「信頼」との関係を分析しました。
分析結果は、イノベーティブな、創造的な組織への変革には経営者や企業とそこで働く人々との間の信頼関係が重要であることを示していました。これは同時に企業経営者の「組織を率いる者」としての責任と人格が問われるということであると考えられます。
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2024/10/04 (FRI)
コメント
COMMENT
ビジネスデザイン研究科 教授
山中伸彦
この度は優秀論文賞を頂き身に余る光栄に存じます。日頃からご指導いただいているビジネスデザイン研究科の先生方ならびに大学院生の皆さんに心から御礼を申し上げたいと思います。
今回賞を頂いた論文は、組織変革、特に人々の創造性の発揮を促すような組織変革の成否は経営者や組織に対する信頼の構築に依存しているということを明らかにした論文ですが、本研究のこうした仮説的認識は研究科院生の皆さんとの議論によって形づくられました。
院生の皆さんからの率直かつ真摯な問いかけが私の問題意識を鍛え、思考を練り上げてくれたものと思います。
このたびの受賞を励みに、微力ながらより一層研究、教育に励みたいと思います。
先生方、院生の皆さんには今後ともご指導宜しくお願い申し上げます。