OBJECTIVE.
立教大学異文化コミュニケーション学部(東京都豊島区、学部長:池田伸子)は、2013年12月15日(日)午前10時から、池袋キャンパスにて、公開シンポジウム「第2次世界大戦を見る二つの視点:記録としての映画、フィクションとしての映画」を開催いたします。当日は、映画「マイウェイ」「シュリ」「ブラザーフッド」の監督カン・ジェギュ氏や、映画「パッチギ!」「フラガール」のプロデューサー李鳳宇氏をスペシャルゲストとしてお迎えし、異文化理解における映画の役割というテーマで、国家が主体ではなく、普通の市民たちの目で戦争の意味を考えられる作品を選定し、シンポジウムを進めます。
日時 | 2013年12月15日(日)10:00~18:30 |
---|---|
会場 | 立教大学池袋キャンパス 14号館D301教室 東京都豊島区西池袋3-34-1、池袋駅西口より徒歩約7分 |
概要 | 歴史問題に関する認識の差異が、異文化間の衝突の原因となっていることがあります。一方で、戦争・歴史を娯楽スペタクルとして表象する戦争映画は、われわれの歴史・国家・民族観に大きな影響を与えており、異文化理解における映像メディアの役割は重要となってきています。 本シンポジウムでは、単なる国家論や民族論だけでは説明できない映画、つまり変わり続ける国家権威の境界に挑戦する映画の想像力を多角的に議論し、新しい歴史認識を模索します。 |
プログラム内容 | 10:00~10:20 オープニング挨拶 キム・ハクジュン(東北亜歴史財団) 10:20~12:00 映画上映「兵隊さん」(バン・ハンジュン監督、1944年) 12:10~13:00 コメントと討論 内海愛子(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長)、桜井泉(朝日新聞社) 14:00~16:20 映画上映「マイウェイ」(カン・ジェギュ監督、2011年) 16:40~17:30 監督のトークと対談 カン・ジェギュ(映画監督)、李鳳宇(映画プロデューサー) 17:30-18:30 総括討論 内海愛子、カン・ジェギュ、李鳳宇、桜井泉、南相九(東北亜歴史財団)、李香鎮、マーク・カプリオ、高みか(立教大学異文化コミュニケーション) |