理学部を選んだ理由

学部別在学生インタビュー(大学案内2027)

2026/05/07

立教を選ぶ理由

OVERVIEW

理学部に所属する在学生にそれぞれの学科を選んだ理由などを聞きました。

理学部数学科4年 迫谷 美友さん(広島県 広島女学院高等学校)

「学ぶのはテクニックではなく『なぜそうなるのか』を理解する力」
幼い頃から数字が好きで、論理を積み重ねて1つの答えにたどり着く数学に確かな美しさを感じ、数学科を志望しました。

高校数学では公式を覚えて使うことが中心でしたが、大学ではテクニックを習得するのではなく、「なぜその定理が成り立つのか」といった根本的な問いを理解することから始まります。計算の「道具」として使っていたものの意味を知ることで、数学の本質を理解できる面白さこそが大学数学の魅力だと感じます。講義と演習を組み合わせた授業形式も効果的で、学んだ知識をすぐに応用できるのも特徴です。なかでも印象的だった授業が「集合と写像」です。この科目は、命題や証明など数学的思考の基礎を学ぶ、高校数学と大学数学の橋渡しになるような授業です。ゼミでは「四色定理」などのテーマに取り組み、論理的に考える力をさらに深めています。

数学は「積み重ね」の学問です。小学校で学んだ加減乗除から始まり、中学校で初めて文字を使った計算に触れ、高校ではより発展的な内容に取り組み、そして大学ではそれらを支える理論を深く学んできました。卒業後も、理解を積み重ねる姿勢を忘れず、自分自身を成長させられる人間でありたいです。

理学部物理学科4年次 益山 珠怜さん(千葉県 東葛飾高等学校)

「自然が物理学どおりに存在する、その面白さを体感し、学びを深める」
中学生の頃に、既にオリジナルメンバーが揃っていなかったロックバンドのQueenを好きになったことをきっかけに、タイムトラベルへの興味が生まれました。「時間・空間」について真剣に議論してみたいと感じ、様々な本を読む中で物理学に出会いました。

物理学科では、1~3年次に力学や電磁気学などの基礎科目、プログラミングや幅広い実験を通じて学問の基盤を養い、4年次からは個別の興味に合わせ、細分化された分野で研究を行います。学ぶ中で面白いと感じるのは、学習で得た知識に対応する実験を通じ「自然が物理学のとおりに存在すると体感する瞬間」です。量子力学を学んだ後、あるエネルギーを与えた銅原子の最外殻電子が4p軌道から4s軌道に移行した際に出す光を得て、感動を覚えるとともに私も新たな知識を生み出す側になりたいという情熱が生じました。「物理学実験2」では、自分たちで設定したテーマに半年間取り組み、グロー放電発光分析装置の製作に挑戦しました。この授業は、探究活動における計画力や対応力を育てる貴重な経験となりました。

現在は大気光観測装置の制御体制の再構築と、それを用いた観測に取り組んでおり、卒業後は大学院で研究を深めます。将来的には、理学的思考や専門性を活かして、社会に貢献していきたいです。

理学部化学科4年次 下妻 小粋さん(埼玉県 熊谷女子高等学校)

「問いを立て、手を動かし、主体的に深める化学の世界」
理学部化学科では、1・2年次に物理、分析、有機、無機の化学分野を基礎から幅広く学び、座学と実験をとおして知識を定着させます。高校では暗記が中心だった化学も、大学では「なぜこのような結果が得られたのか」と問いを立てながら主体的に学ぶ姿勢が求められます。特に実験では、座学で得た知識を実際に自分の手で確かめることで理解が深まり、考察力や論理的思考力を鍛える機会となっています。

現在は、無機化学分野の研究室に所属し、電子デバイスにおける半導体部分への応用を目指した新規化合物の合成と、その物性評価を進めています。日々の研究活動では、化合物の反応条件を細かく調整し、得られた物性の分析結果をもとに挑戦を重ねています。数々の授業の中で印象に残っているのは、各先生が自らの研究室で行っている研究内容について講義してくださる「化学の最前線」です。研究室選びの参考にもなり、研究内容が将来どのように役立つのかを学ぶことができる、化学科ならではといえる授業でした。

卒業後はIT業界で働く予定です。本学科で身につけた、課題に向き合い自ら考え行動する力を生かし、社会に価値を提供できるエンジニアを目指します。

理学部生命理学科4年次 佐藤 太洋さん(茨城県 土浦日本大学高等学校)

「生命がなぜその形で存在するのか、正解のない問いに向き合う生命理学科の日々」
高校時代に進化論を学んだことがきっかけで、生物の生存戦略に興味をもちました。立教大学の生命理学科では、生物の仕組みを分子レベルから学ぶことができるため、本学科を志しました。また、大腸菌のL-formを取り扱う研究室の存在を知り、自分も一緒に研究したいと心惹かれたことも志望理由の1つです。

生命理学科では、分子生物学・生物化学・分子細胞生物学の3つの側面から、生物の生命現象について幅広く学びます。特に印象的だったのは、生命理学実験法の授業です。実験の原理を理解しながら、計画の立て方や結果の考察力も身につけられました。生物がなぜその形で存在するのかという問いを常にもち、教科書にも正解が載っていないものもある、という研究の世界の奥深さも実感しました。現在、私が取り組んでいる研究は、CRISPRiによる大腸菌必須遺伝子ノックダウン株の作成です。実験には失敗がつきものですが、優先順位をつけ、早く正確に結果を得られるよう、日々経験を重ねています。

大学院でこの研究をさらに深め、将来は食品業界で研究職に就き、微生物の知識を活かして社会に貢献したいと考えています。

CATEGORY

このカテゴリの他の記事を見る

立教を選ぶ理由

2026/05/07

立教の自由に学べるカリキュラムが、グローバルに働ける自分のル...

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 今田 成俊さん(大学案内2027)

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。