文学部を選んだ理由
学部別在学生インタビュー(大学案内2027)
2026/05/07
立教を選ぶ理由
OVERVIEW
文学部に所属する在学生にそれぞれの学科を選んだ理由などを聞きました。
文学部キリスト教学科4年次 小林 洋祐さん(千葉県 千葉英和高等学校)
「美術も哲学もジェンダーも自由に学びを探究する」
キリスト教やヨーロッパ文化に興味がある人にとって、キリスト教学科は理想的な学びの場です。私自身、イギリスでの幼少期の経験やミッションスクールでの学びをとおして宗教や文化の奥深さに惹かれ、この学科を志望しました。本学科では、信仰の有無にかかわらず、それぞれの関心に応じて幅広いテーマを学ぶことができます。私は美術史ゼミに所属し、バロック美術の研究を進めていますが、同級生の中にはジェンダー、音楽、哲学など多様な分野を探究している人も多くいます。先生方は学生の個性を尊重してくださり、それぞれの関心分野の理解を深める1つの手段として、キリスト教を活用することができます。
また、本学科での学びをとおし、目に見える物事だけでなく、その芸術が生み出された背景を理解することで、見え方が変わることに気づきました。この「目に見えるものだけが真実ではない」という視点は、芸術だけでなく日常生活にも応用でき、他者との向き合い方にも影響を与えてくれました。
将来はまだ模索中ですが、1本に道を狭めず、本学科での学びを通じて得た多様な考え方や多角的な視点を生かしていきたいと思っています。
文学部文学科英米文学専修4年次 安永 有希さん(愛知県 愛知淑徳高等学校)
「登場人物の性格やセリフから当時の社会背景を読み解く奥深さ」
高校時代から英語が好きで、ミュージカルの原作を英語で読んだことをきっかけに、海外の文学作品を深く学んでみたいと思うようになりました。授業で外国の小説を読むと、登場人物の性格やセリフから、その当時の価値観が見えてきます。たとえば、イギリス文学には階級社会における身分差など、時代ごとの思想や文化が色濃く反映されており、作品をとおして社会の姿を知ることができます。物語から世の中を読み解く奥深さこそが、本専修の魅力です。
演習のクラスでは20世紀イギリス文学を題材に、階級制度や文化、セクシュアリティなどを多角的に分析しています。授業では発表や議論を重ね、1つのセリフからも多様な解釈が生まれることを実感しました。また、難解な原文を繰り返し読み、英語での発表やレポート執筆を重ねることで、英語力全体が大きく伸びたと感じています。さらに、2年次に3週間オックスフォード大学へ留学して異なる文化や価値観に触れた経験が、多面的に物事を捉える力を養ってくれました。こうした学びを通じて身につけた柔軟な視点と語学力は、将来にも生かせると考えています。卒業後は航空会社の客室乗務員として、多様な文化背景をもつ人々に寄り添い、一人ひとりを尊重した対応を実現していきたいです。
文学部文学科ドイツ文学専修4年次 井上 優作さん(埼玉県 さいたま市立浦和高等学校)
「文学・思想・社会を横断し、ドイツから学ぶ多様な視点」
ドイツ文学専修では、文学や言語、思想、美術、映画、音楽など多彩な分野を横断的に学び、異文化と自文化を比較しながら、深い思考力と柔軟な視野を育むことができます。私がドイツに関心をもったのは、日本と似た歴史的背景をもちながらも、先進的な文化や思想を築いている国だと感じたからです。また、旅行業に携わる母の影響で多文化・他文化への興味が強く、ドイツ語圏への留学制度が充実している点にも魅力を感じ、この学科を志望しました。
先生方は知識が豊富でありながら親しみやすく、温かい雰囲気の中で学ぶことができます。違いを尊重し合える環境だからこそ、安心して発言ができ、深い議論の場をもてることは大きな魅力です。現在は「大衆が過激な思想に傾くメカニズムとその防止策」について研究しています。ナチス時代と現代ドイツを比較しながら、分断や偏見の背景を読み解き、同じ過ちを繰り返さないために何ができるのか、多角的に考察を進めています。
将来は、金融業界で人々の生活や企業経営を支えたいと考えています。この学科で培った異文化理解力や想像力、柔軟な思考力を活かし、誰もが挑戦できる社会づくりに貢献していきたいと考えています。
文学部文学科フランス文学専修4年次 笠森 陽咲さん(神奈川県 カリタス女子高等学校)
「問いと対話から育つ思考力、文学を通じて深めた教育への関心」
以前から教育に関心があり、大学選びでは教員免許が取得できることを重視していました。なかでも立教大学のフランス文学専修を選んだのは、教育論を学ぶうえで欠かせないルソーの教育思想や、語学や文学をとおしてそれらの思想の歴史的背景を学ぶ環境が整っていることに惹かれたからです。そして、文学作品を読み解く力は、教育現場に求められる「問いを立て、多様な視点から考える力」につながると考え、入学を決意しました。
授業では語学に加えて、文学・文化・歴史といった多様な視点からフランス語圏の世界を学びました。ゼミでは幼年期や思春期をテーマにしたフランス文学作品を取り上げ、子どもの発達について多角的に考察し、作品に関して学生同士で対話を重ねました。こうした学びの積み重ねにより、「問いを立て、深め、共有する力」が育まれたと実感しています。対話的な学びの中で自己の思想を深め、他者と協力しながら学びを前に進める力は、卒業後のあらゆる場面で役に立つ大きな財産だと感じます。
卒業後は、航空会社の客室乗務職に就きます。文学作品の読解やプレゼンテーションを通して培った「相手の立場に寄り添い、言葉を選んで伝える力」など、これまでに得た学びを活かし、また応用して、世界中のお客様と信頼関係を築いていきます。
授業では語学に加えて、文学・文化・歴史といった多様な視点からフランス語圏の世界を学びました。ゼミでは幼年期や思春期をテーマにしたフランス文学作品を取り上げ、子どもの発達について多角的に考察し、作品に関して学生同士で対話を重ねました。こうした学びの積み重ねにより、「問いを立て、深め、共有する力」が育まれたと実感しています。対話的な学びの中で自己の思想を深め、他者と協力しながら学びを前に進める力は、卒業後のあらゆる場面で役に立つ大きな財産だと感じます。
卒業後は、航空会社の客室乗務職に就きます。文学作品の読解やプレゼンテーションを通して培った「相手の立場に寄り添い、言葉を選んで伝える力」など、これまでに得た学びを活かし、また応用して、世界中のお客様と信頼関係を築いていきます。
文学部文学科日本文学専修4年次 佐藤 洋光さん(東京都 成蹊高等学校)
「『わし』『わたくし』『汝』『我』なぜ日本語は、人称表現力が豊かなのか」
幼い頃から、スタジオジブリ作品に登場する「汝」「我」といった人称表現に心を惹かれてきました。また、高校時代に「なぜ英語には“I”しかないのか」という疑問をもったことが、言葉に宿る文化や思考の違いを探究するきっかけになりました。こうした興味が、日本文学専修を選んだ大きな理由の1つです。授業では、言葉の歴史や辞書の変遷、音声・アクセントなどを幅広く学び、時代によって“当たり前”が変化する日本語の流動性に魅力を感じました。特に、五十音順辞書の登場や差別語の扱いの変遷をとおして、言葉が社会や時代とともに変わり続けることを実感しました。ゼミでは、「役割語」と呼ばれる分野を研究しています。これは、おじいさんが「わし」、お嬢様が「わたくし」を使うように、話し手の属性によって人称を使い分ける日本語特有の表現です。英語の「I」との違いから始まった興味が、日本語の多層的な表現の豊かさを知る研究へと発展しました。その探究を通じて、日本語には相手や状況によって自分の呼称を変えるという独自の特徴があることを実感し、現在は特に男性の人称詞を中心に調査を進めています。
これらの学びをとおして、言葉を介して人と文化を理解する力を育み、卒業後は漫画編集者として、言葉と物語の力で人の心を動かす作品を世に届けていきたいです。
文学部文学科文芸・思想専修4年次 松島 和志さん(東京都 国際基督教大学高等学校)
「文芸と哲学を架け橋に言葉の本質を探究する」
「自分とは何か」。そんな問いにずっと向き合ってきました。そして、言語を知ることで自分を知ることができるという直感がありました。そのなかで文芸・思想専修を選んだのは、言語圏を超えて文芸と哲学の両面から「言語そのもの」を多角的に捉えることができるからです。
演習では、1年次から古典的な文学作品や哲学書などを読みます。学生たちとのあいだで互いの考えを検討し、刺激し合うことで、自らの読む力を更新していきます。また、読むだけでなく、作家や批評家として活躍する先生方のもとで創作にも挑戦できる環境で、他者の言葉とじっくり向き合いながら、自らの表現を深めることもできます。これらの学びをとおして、読み、考え、書く力が培われました。現在は、ジャック・デリダをはじめとする20世紀以降のフランス語圏の哲学を学んでいます。卒業研究では、デリダの考えを借りながら、東日本大震災以降の「喪」のあり方を考察しています。明確な始まりも終わりもない喪失への向き合い方について探究し、自分なりの思考を培っていきたいです。
卒業後は大学院に進み、その後、文芸・思想専修で取得できる中学・高校での教員免許を生かして、国語教育に携わりたいと考えています。
演習では、1年次から古典的な文学作品や哲学書などを読みます。学生たちとのあいだで互いの考えを検討し、刺激し合うことで、自らの読む力を更新していきます。また、読むだけでなく、作家や批評家として活躍する先生方のもとで創作にも挑戦できる環境で、他者の言葉とじっくり向き合いながら、自らの表現を深めることもできます。これらの学びをとおして、読み、考え、書く力が培われました。現在は、ジャック・デリダをはじめとする20世紀以降のフランス語圏の哲学を学んでいます。卒業研究では、デリダの考えを借りながら、東日本大震災以降の「喪」のあり方を考察しています。明確な始まりも終わりもない喪失への向き合い方について探究し、自分なりの思考を培っていきたいです。
卒業後は大学院に進み、その後、文芸・思想専修で取得できる中学・高校での教員免許を生かして、国語教育に携わりたいと考えています。
文学部史学科4年次 廣野 優梨さん(静岡県 浜松北高等学校)
「人々に寄り添い、物語のように学ぶ日本史の奥深い世界」
小学生の頃、テレビ番組で“卑弥呼”という謎に包まれた人物の存在を知り、大きな衝撃を受けました。それをきっかけに、自分のルーツや歴史への関心が芽生え、「歴史を深く学びたい」という思いが強くなりました。史学科では、世界史学・日本史学・超域文化学の3つの専修から、自分の興味に合った学びを選べることが大きな魅力です。私は日本史学を選び、人物や出来事を暗記するのではなく、その時代を生きた人々に寄り添いながら物語を見ているかのように学ぶスタイルに惹かれました。本物の江戸時代の史料を自分の手で読み解き、現代語訳するというフィールドワークでは、それまでの授業全体をとおして培った知識を生かすことができ、記憶に残るものになりました。史学科での深い学びを得たことで、あらゆる立場から物事を捉え、多様な解釈や考え方を受け入れる力が養われたと感じます。
こうした力は、変化の激しい現代社会においても他者を理解し、支え合って生きていくうえで大切だと考えています。人の営みは、誰しもが支えあい、助け合いながら紡がれてきたという史学科での気づきから、卒業後は一人ひとりに寄り添い、支えられるような人になることが目標です。
文学部教育学科4年次 鈴木 沙枝さん(神奈川県 鎌倉高等学校)
「机や椅子の配置が変わるだけで、先生と子どもの心理的関係は変わる」
教室内の机や椅子の配置が異なるだけで、先生と子どもの心理的関係が変わり、問いかけ方がひとつ違うだけで、子どもの行動に変化が起こる。「教育」がもつ力は大きく、学校生活での経験全てに教育者の意図がある。その事実を教育学科で学べたことは、教員を目指す上での覚悟を授けてくれました。
本学科では1・2年次に共通の基礎科目を学び、3年次からは専攻が教育学と初等教育に分かれ、初等教育専攻ではクラス別必修授業を履修します。おすすめの授業は「教育相談」です。現役のスクールカウンセラーの先生から、子どもとの対話や相談を受ける際の姿勢をリアルな経験談を交えて学べます。先生を目指す人はもちろん、人との関わり方を考えたい人にとっても有意義な内容です。また、ゼミでは子どもに悪影響を与える不適切な行為全般を指す「マルトリートメント」について研究しています。怒鳴る、無視するなど、違法ではないが不適切な対応をどう再定義できるかを考え、教育現場に新たな視点を提示することを目指しています。
本学科で培った視点を、現場で子どもたちと向き合う際にも活かし、教育の質を高めていきたいです。多忙な現場の中でも一人ひとりと誠実に向き合い、安心して学べる学級づくりに取り組む小学校教員として成長していきます。
本学科では1・2年次に共通の基礎科目を学び、3年次からは専攻が教育学と初等教育に分かれ、初等教育専攻ではクラス別必修授業を履修します。おすすめの授業は「教育相談」です。現役のスクールカウンセラーの先生から、子どもとの対話や相談を受ける際の姿勢をリアルな経験談を交えて学べます。先生を目指す人はもちろん、人との関わり方を考えたい人にとっても有意義な内容です。また、ゼミでは子どもに悪影響を与える不適切な行為全般を指す「マルトリートメント」について研究しています。怒鳴る、無視するなど、違法ではないが不適切な対応をどう再定義できるかを考え、教育現場に新たな視点を提示することを目指しています。
本学科で培った視点を、現場で子どもたちと向き合う際にも活かし、教育の質を高めていきたいです。多忙な現場の中でも一人ひとりと誠実に向き合い、安心して学べる学級づくりに取り組む小学校教員として成長していきます。
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