第7回 立教大学留学生による日本語スピーチコンテスト

~東京セントポールライオンズクラブ杯~

2019/01/25

RIKKYO GLOBAL

OVERVIEW

「立教大学留学生による日本語スピーチコンテスト」(日本語スピーチコンテスト)は、立教大学で学ぶ留学生が、日頃の日本語学習の成果や日本での経験を披露し、本学の在学生と交流を図るため、毎年開催。スピーカーの留学生、スピーチアドバイザー、実行委員など、学生が主体となり、アイデアを出し合って運営しています。今回は、6月30日に開催された日本語スピーチコンテストに参加した学生3人に話を伺いました。

日本語スピーチコンテストの特色

熱心に耳を傾ける留学生や審査員

出身国や専門、文化的背景、日常の関心もさまざまな留学生に、在学生がアドバイザーとして、スピーチの原稿作成から本番までをサポート。本番当日は、スピーチに先立ちアドバイザーは留学生を紹介します。全体の運営は、在学生で構成される実行委員が担う、“学生みんなで作る” コンテストです。
今年は、日本語のレベル別に初級6人、中級5人、上級5人、合計16人の留学生がスピーチに挑戦しました。

最終登壇者のヨウ・キンリンさんは、日本語教育センター賞を受賞

リン・ショウエンさん(左)を紹介するアドバイザーの加瀬部あかねさん(コ3)

ブルレット・アンドレー・ジョーさん(中)を囲んで、ハワイから応援に駆け付けた家族とアドバイザーの花岡丈さん(社2)

留学生スピーカー

東京セントポールライオンズクラブ賞「私のラマダン」
異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科(インドネシア・パジャジャラン大学)
ナディア・シャフィラ・スプラプトさん

日本語スピーチコンテストに出場したのは、多くの人の前で話すことは友人を増やすきっかけになるとともに、皆さんのスピーチからたくさんのことが学べる素晴らしい機会だと考えたからです。今回は、日本でラマダンを行った経験を話しました。断食をしている私を、立教の先生や友人はとても心配してくれました。その心遣いがうれしかったことやラマダンについて私の意見を伝えたいという思いがかないました。ほかの留学生のスピーチから日本語の勉強やアルバイトでの苦労に触れたり、コンテストの準備に頑張ったことを聞いたりして、本当に良い経験になりました。通訳者を目指して、これからも日本語の勉強を続けます。

スピーチ要約「私のラマダン」
イスラム教徒はラマダン月の間、日の出から日の入りまで断食というお祈りをします。満足に食べることができない人々の気持ちを理解し、自分が持っているものについて神様に感謝するのです。留学中の私は、家族の元を離れた日本でできるか不安でしたが、日本人の友人と話しているうちに大丈夫だと思いました。ラマダンは心にある信念のためにすることなので、文化や習慣など環境には左右されないものだと気付いたからです。ラマダン月を迎えるたびに立教での学生生活を思い出すことでしょう。

実行委員長

異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科4年次
下崎 哲也さん

1年次の時、留学生の友人たちが日本語スピーチコンテストに登壇するということで、観客として参加しました。とても感動したことをきっかけに、スピーチアドバイザーとして携わり、その後実行委員を経て、今年は実行委員長を務めました。当日は、留学生が自分の考えや経験などについてスピーチするのを聞いて、実行委員たちと共に留学生が安心してスピーチをできるように準備をしてきてよかったと心から感じました。
日本語スピーチコンテストは、留学生が日本人の「当たり前」を認識させてくれるとともに、時には疑問を投げかけてくれます。スピーチを聞くたびに新たな視点を得ることができ、自分について再考するきっかけも与えてくれます。この素晴らしいコンテストにぜひ参加してみてください。

スピーチアドバイザー

社会学部 現代文化学科2年次
花岡 丈さん

ハワイ大学からの留学生ブルレット・アンドレー・ジョーさんのスピーチアドバイザーとして参加しました。アンドレーさんと発表練習をしていた際、彼の友人の留学生たちが観客やタイムキーパーを買って出てくれるなど、積極的に手伝ってくれたことが印象に残っています。日本語スピーチコンテストは、留学生活の楽しい面だけでなくカルチャーショックや苦い経験などを直接聞くことができ、また独自の視点で日本や立教でのキャンパスライフを分析して、私たちが当たり前だと考えていることを見つめ直させてくれる貴重な機会です。立教にはいろいろな国・地域から学生が来ています。言葉や価値観、文化が異なる留学生と在学生が二人三脚で行うこのコンテストは、有意義な経験ができますので挑戦してほしいです。

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