公開キャリア講演会「異文化×起業×国際協力—社会課題をビジネスで解く」開催レポート
異文化コミュニケーション学部1年次 土屋 愛未さん
2026/02/18
キャリアの立教
OVERVIEW
2026年1月19日(月)立教大学異文化コミュニケーション学部公認学生団体LINKCIC主催のもと、公開キャリア講演会が開催されました。イベントの様子を在学生が報告します。
2026年1月19日、異文化コミュニケーション学部公認学生団体LINK CICが主催するキャリア講演会「異文化×起業×国際協力₋社会課題をビジネスで解く」が開催され、Our Farms株式会社・Our Works株式会社代表若山ななみさん(本学部2014年3月卒業)にご登壇いただきました。本講演会は、若山さんによるご講演、本学部生4名とのパネルディスカッション、質疑応答の3部構成で行われました。
まず、講演のパートでは、若山さんから現在取り組まれている事業についてお話しして頂きました。現在、若山さんは、ネパールと日本をフィールドに活動されています。ネパールでの活動は、日本品種のいちご「HIME BERRY」を現地で生産・販売を行うというもので、現地の契約農家の方が生産したいちごを若山さんの会社が買い取り、独自のブランディングを施した上で販売をするというものです。これらの活動によって、現地の農家の方の収入向上、若者の雇用機会の創出、働く女性の自尊心の向上などに貢献されているとお話しされていました。日本では、SEPLÚMOというエシカルショップを経営されており、そこでは、ネパールやタイ、イギリスなど世界中のエシカル商品を取り扱っているとご紹介がありました。この事業では、現地の文化や製作者の思いを届けることを大切にしているとお話しされていました。
まず、講演のパートでは、若山さんから現在取り組まれている事業についてお話しして頂きました。現在、若山さんは、ネパールと日本をフィールドに活動されています。ネパールでの活動は、日本品種のいちご「HIME BERRY」を現地で生産・販売を行うというもので、現地の契約農家の方が生産したいちごを若山さんの会社が買い取り、独自のブランディングを施した上で販売をするというものです。これらの活動によって、現地の農家の方の収入向上、若者の雇用機会の創出、働く女性の自尊心の向上などに貢献されているとお話しされていました。日本では、SEPLÚMOというエシカルショップを経営されており、そこでは、ネパールやタイ、イギリスなど世界中のエシカル商品を取り扱っているとご紹介がありました。この事業では、現地の文化や製作者の思いを届けることを大切にしているとお話しされていました。
次に、パネルディスカッションでは、若山さんと本学部学生4名によって議論が行われました。ディスカッションのファシリテートは、4年次の飯田楓さんが務め、田中野乃香さん(4年次)、伊藤紗香さん(2年次)、千田直太朗さん(1年次)に登壇して頂き、それぞれの立場や経験から意見交換がなされました。ディスカッションの進行は、主に以下の3つのテーマで展開されました。
まず、1つ目のテーマでは、現在、日本や世界で起きている社会課題に対して、どういったアプローチがあるかについて議論がなされました。まず、若山さんからは、「ビジネスとして社会課題の解決に取り組むことは、上下関係がなく仕事ができ、長期的かつ持続可能性が高い」といった意見が述べられました。それに対し、田中さんは、自身がこれまで取り組んできた教育関係のボランティアの経験について言及しながら、教育のインフラが整っていない場所では、ボランティアとしての支援が必要との見方を示しました。ここで繰り広げられたディスカッションを通して、私は、それぞれの場所に適した社会問題の解決方法を考えて行くことが大切なのだと感じました。
まず、1つ目のテーマでは、現在、日本や世界で起きている社会課題に対して、どういったアプローチがあるかについて議論がなされました。まず、若山さんからは、「ビジネスとして社会課題の解決に取り組むことは、上下関係がなく仕事ができ、長期的かつ持続可能性が高い」といった意見が述べられました。それに対し、田中さんは、自身がこれまで取り組んできた教育関係のボランティアの経験について言及しながら、教育のインフラが整っていない場所では、ボランティアとしての支援が必要との見方を示しました。ここで繰り広げられたディスカッションを通して、私は、それぞれの場所に適した社会問題の解決方法を考えて行くことが大切なのだと感じました。
2つ目のテーマでは、登壇者のみなさんが考える「異文化コミュニケーション」についてです。まず、若山さんは、ネパールでのビジネスのご経験を挙げながら、「異文化コミュニケーションを成立させるためには、話の意図や詳細を細かく伝えることが大切である」との意見を述べられました。これに対して、伊藤さんは、バングラデシュでのボランティアの経験を例に、「言葉が通じなくても、心を通じ合えることがあった」と現地でのエピソードを交えながら紹介されました。また、千田さんは、これまでの学部の授業を通して感じたこととして、「異文化コミュニケーション学は、多様な学問にまたがっていて、多角的に物事を見る必要がある」との意見を述べられました。様々な見方が飛び交う中で、登壇者全員の共通認識として、「問いを持つことや違いを意識することが大事である」との考えが述べられました。
最後のテーマでは、在学生から、異文化コミュニケーション学部の卒業生である若山さんにキャリアや就職についての質問がなされました。例えば、4年次の時の就職活動、起業を始めるに至った経緯、今後のキャリアについてなどの質問が飛び交いました。これらの質問の中で、私が特に印象に残っているのは、若山さんの仕事へのモチベーションに関する質問です。若山さんは、仕事をする上で大事にされていることとして「失敗を重ねながらも、好奇心や諦めない気持ちを持って成長し続けること」を挙げられていました。この言葉をお聞きして、私も、今後自分自身のキャリアを考える中で、若山さんのような信念を持ちながら行動することを心掛けたいと思いました。
最後のテーマでは、在学生から、異文化コミュニケーション学部の卒業生である若山さんにキャリアや就職についての質問がなされました。例えば、4年次の時の就職活動、起業を始めるに至った経緯、今後のキャリアについてなどの質問が飛び交いました。これらの質問の中で、私が特に印象に残っているのは、若山さんの仕事へのモチベーションに関する質問です。若山さんは、仕事をする上で大事にされていることとして「失敗を重ねながらも、好奇心や諦めない気持ちを持って成長し続けること」を挙げられていました。この言葉をお聞きして、私も、今後自分自身のキャリアを考える中で、若山さんのような信念を持ちながら行動することを心掛けたいと思いました。
若山さんと異文化コミュニケーション学部公認学生団体LINK CICのみなさん
最後に、来場者参加型の質問プラットフォームSlidoを使って、質疑応答がなされました。来場者からは、若山さんにとっての仕事のやりがい、今後ビジネスを始めたい人への勉強方法などについての質問がありました。これに対して、若山さんは、ビジネスの勉強方法は、AIを使うことも時間短縮になるとの見方を示した上で、自分が取り組みたい分野で既に成功されている方の体験談を直接お聞きすることが大事であるといった考えを述べられました。また、来場者からは、登壇の学生に対しても質問がありました。その内容は、「社会課題を解決するにあたって、ビジネスとボランティアの違いがあると感じるか」といった質問です。これに対して、田中さんは、自身のフィリピンの経験に触れながら、「ボランティアは、支援する側とされる側に温度差が生じることもあるが、ビジネスであれば、共通認識を持って進めることができる」との見方を示しました。これに対して、私も、ビジネスとボランティアで社会課題を解決することに違いがあると感じました。特に、これまでの私は、先進国の企業は利益を優先して、社会問題の解決をビジネスとして行うことは現実的ではないと考えていましたが、今回のキャリア講演会のお話を聞きして、ビジネスとして社会問題を解決することは効果的であると考えるようになりました。若山さんがおっしゃっていたように、ビジネスだからこそ、同じ立場に立って話すことができ、また、田中さんも指摘されたように、お互いが共通意識を持ちコミュニケーションを取ることが大事であると感じました。
今回の講演会では、社会課題をビジネスというアプローチで解決する方法を若山さんにお話しして頂き、在学生とのディスカッションによって、この問題に対してさらに考えを深める貴重な機会になりました。異文化コミュニケーション学部公認学生団体LINKCICでは、「キャリア・留学・交流」の3つの柱を軸として、機会提供や支援活動を行うことを目的として活動を行っています。今回の企画が、来場者の皆様にとって、少しでも考える機会になれば幸いです。最後に、パネルディスカッションにご参加頂いた登壇者の皆さま、そして何より若山さんのご協力がなければ、この企画を成功させることはできませんでした。心より感謝申し上げます。
今回の講演会では、社会課題をビジネスというアプローチで解決する方法を若山さんにお話しして頂き、在学生とのディスカッションによって、この問題に対してさらに考えを深める貴重な機会になりました。異文化コミュニケーション学部公認学生団体LINKCICでは、「キャリア・留学・交流」の3つの柱を軸として、機会提供や支援活動を行うことを目的として活動を行っています。今回の企画が、来場者の皆様にとって、少しでも考える機会になれば幸いです。最後に、パネルディスカッションにご参加頂いた登壇者の皆さま、そして何より若山さんのご協力がなければ、この企画を成功させることはできませんでした。心より感謝申し上げます。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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