私が、私のまま、私らしく学べる場所——それが異文化コミュニケーション学部でした

杉岡 海美さん 日本放送協会(異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科 2020年3月卒業)

2020/04/28

キャリアの立教

OVERVIEW

異文化コミュニケーション学部の卒業生に立教大学での学生生活とキャリア形成についてお聞きしました。

海外を転々としてきた経験をもとに「DLP」を選択

父の仕事の都合で、アメリカ、サウジアラビア、ドイツと各国を転々としながら、ここまで成長してきました。ずっと海外にいると、日本の大学に行ってみたいという思いが強まるもので、ちょうど立教大学の異文化コミュニケーション学部にグローバル人材を育成する「DLP(Dual Language Pathway )」プログラムができたことを知り、「ここで学ぼう」と決意。

DLPを選択したのは、自分の育ち方が大きく影響しています。1つの学校に一学期しかいられないなど、転勤族で不自由な思いをたくさんしてきたのですが、成長すると同時に「異なった文化をまずは受け入れよう」と考えるように。そんな異文化であることを積極的に楽しむ、そこから学ぶ、という私のポジティブな考えが、DLPのコンセプトにフィットしていました。

DLPには私と似た環境で育ってきた人のほか、帰国子女や留学生もたくさんいたので、特別視されることなく、自然に学生生活をスタートさせることができました。

留学先の大学ではリベラル・アーツ教育を学んだ

DLPは海外留学が必須です。私はアメリカ西海岸で生まれたので、そこで勉強してみたいと思ったのですが、西海岸だと雰囲気に流されて遊んでしまうかもという懸念があったので、西海岸は避けて東海岸に(笑)。最終的に東海岸になり、かつTOEICのスコア基準が高かったニューヨーク州立大学ジェネセオ校を選択しました。

ニューヨークというと都市をイメージしがちですが、この学校はびっくりするような田舎にあり、さらにカナダ寄りのため寒さも厳しく、遊ぶところなんて何もなかったので、おかげで勉強に集中できました。専攻はリベラル・アーツ教育。日本の高校や大学って基本的に理系と文系が分かれていますが、リベラル・アーツ教育にはその垣根がありません。

実際、私も理系ではないものの生物などの分野にも興味を持っています。さまざまな学問領域を自由に勉強したかった私にとって、可能性を広げるリベラル・アーツの学びは大変興味深いものでした。

やりたい!と思ったら即行動。悩んでいる時間はない

大学生活で力をいれたことといえば、まっさきに思い浮かぶのがラクロス。それまでラクロスの経験はなかったのですが、先輩から「私たちと一緒に日本一を目指そう!」と言われて、すっかりその気に(笑)。部員220人という大きな組織で、プレー面で活躍できない私がどう役に立てるのかを常に考え行動していました。組織での働き方は部活で身についたと思います。

またラクロス部には「社会で活躍できる女性を輩出する」という理念があり、これにも大きく影響されました。世の中に貢献するためには、と考えるなかで、以前から興味があった教育について学ぼうと思い立ち、教職課程も履修。その一環で行った特別支援学校実習は、みんなで生きるとはどういうことか、深く考えさせられる貴重な機会になりました。

こうして振り返ってみると、大学生活って本当にあっという間。やりたいと思ったときにすぐに行動に移したから、大学生活を充実させられたのだと思います。

社会に良い影響を与えられる仕事をしたい

就職について考えはじめたのは3年生の夏。ただその頃は漠然と「社会にインパクトを与えられる仕事をしたい」とイメージを持っていただけで、インターンシップでいろんな企業を見たり、キャリアセンターで連絡先を調べてOB・OG訪問をしたり、手探りでのスタートでした。

業界も絞っておらず、30社以上の企業にエントリー。そのなかの一つが日本放送協会(NHK)でした。というのも海外に住んでいた頃、唯一見ることができる日本のテレビ局で、遠く離れた日本の情報は、幼い私の心を安心させてくれました。またサウジアラビアの友人も「NHKは知っているよ」と言っていて、日本と海外の接点でもあるNHKにとても魅力を感じました。

そんな特別な思い入れのある企業から内定をいただけたことを、本当にうれしく思っています。どこに配属されるかはまだ分かりませんが、誰かの勇気になったり、偏見を無くしたり、そんな社会に良い影響を与えられる仕事ができたらいいなと考えています。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。

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