夢中に取り組んだ経験が進むべき道を教えてくれた

村井 恵子 さん DMG森精機株式会社(経済学部会計ファイナンス学科 2019年3月卒)

2019/07/03

キャリアの立教

OVERVIEW

経済学部の卒業生に立教大学での学生生活とキャリア形成についてお聞きしました。

「会計」が大学選びのキーワードに

父が東京で仕事をしていたこともあり、両親に「東京でいろいろなものに触れるべき」と上京を勧められ、大学受験は地元の学校は受験せず、東京の大学に絞りました。なかでも立教を選んだのは、キャンパスが美しかったこと、そして経済学部の会計ファイナンス学科に魅かれたことが理由です。両親がともに金融関係の仕事をしていて、家族みんなが経済紙を読んでいる環境で育ったので、自然と興味がそちらへ向かっていったのだと思います。

経済というと漠然とし過ぎていてイメージがつかみづらかったのですが、会計ファイナンス学科では経理や財務など実用的な勉強ができそうだと思い、身近な企業の動向などに興味があった私は、「ここだ!」とピンと来ました。そこで4年間学ぶわけですから、なんとなく選ぶのではなく、カリキュラムから“何を学ぶか”を読み取り、自分の興味にもっとも当てはまる場所を見つけるべきだと考えていました。

訓練に訓練を重ねて「伝える力」を磨いた

入学してからは、1年生のときから授業で簿記について学修したものの、2年生から主に勉強したのはゼミのテーマだった経営と証券でした。ゼミは必修ではなかったのですが、1年生の段階からゼミの参加は決めていました。というのも中学生のとき、吹奏楽部に所属していたにも関わらず一生懸命取り組まなかった時期があり、その後、「3年間何をしていたのだろう」とすごく虚しい気持ちになったことがあったからです。

その経験をして以降、何事も一生懸命取り組むことを意識していたので、ゼミも“楽しそう”な雰囲気のところはあえてパスして、“一生懸命やれるかどうか”で決めました。結果的に、ゼミに入ったのは大正解。知識を得られたというのもありますが、何より人に物ごとについて話す力、説明する力が身につきました。原稿を書いては先輩に修正され、先輩が発表する様子を観察し、訓練に訓練を重ねることで身についた力なので、これに関しては我ながらよく頑張ったと思っています。

就活の情報は信頼できる人から得るのが一番

もうひとつゼミに入って良かったと思っているのが、人脈が広がったことです。たとえば就活では、4年生の先輩に就活をどういう流れで進めればいいかを聞いてから始められたので、オーケストラサークルの定期演奏会やゼミの討論大会で力を出し切ってから就活をスタートさせました。変にあわてることなく、限りある学生としての時間を存分に使えたという実感があります。

就活するうえでは“情報集め”が大事だと言いますが、もっと大事なのはその情報を“誰から得るか”ではないでしょうか。SNSや就活サイトといったツールはたくさんありますが、ネット上にはいろいろな意見と価値観が混じり合っていて、自分にとって本当に有益な情報が見えづらくなっているような気がします。ですから就活の情報は、自分と価値観が似ていて、かつ信頼している人から、「正確に」、「素早く」集めるのが一番。日頃からこうした人間関係を築けている人は、就活だけでなく、いざというときに強いと思っています。

社会を根本的に支える仕事に就きたい

入社するのはDMG森精機という工作機械メーカーで、いわゆるB to B企業。実は私はB to B企業しか受けませんでした。その理由になるのがコントラバス。私が演奏しているこの楽器は、花形というよりどちらかというと裏方と呼べる部類。派手に目立つわけではないけれど、花形が輝く舞台を地道に作るというこのコントラバスの職人気質が、自分にはすごく合っていたのです。ですから就活でも有名な企業というよりは、社会を根本的に支えるような企業に入ったほうが、自分のモチベーションになるのではないかと考えました。

このように自分がどういう人間なのかが分かるようになったことこそ、立教で学んだ成果です。入学当初は漠然としていた価値観が、大学でいろいろな経験をするなかで明確になっていきました。これから大学生になる方は、何かひとつでいいので、夢中になれるものに出会って、一生懸命に取り組んでみてください。そして自分の得意不得意や好き嫌い、興味のあるものを見つけることが将来進むべき道を見つける、何よりの近道だと思います。

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