留学で就活準備を遅らせることなく自分らしさを企業にアピールできた

大手エンターテインメント企業内定 土屋 雅貴さん

2018/01/23

キャリアの立教

OVERVIEW

大手エンターテインメント企業内定の文学部史学科 土屋 雅貴さんによる就職活動体験談です。

土屋 雅貴 さん Masaki Tsuchiya

志望業界
教育、旅行、エンタメ、レジャー、航空など
エントリー社数・・・・・・ 19社
説明会参加社数・・・・・・20社
OB・OG・先輩訪問数・・・ 2人
面接社数・・・・・・・・・ 10社
内々定社数・・・・・・・・ 5社
※2017年10月取材

業種は絞らずに企業選択の軸を決めて就活

留学によって就活準備が遅れてしまうことを懸念していたので、留学前にキャリアセンターに相談。帰国後すぐの3月から始まるエントリーや企業説明会参加のためにも、自分の興味のある業界を調べ、留学中もSPI対策や自己分析、企業研究をするようアドバイスを受けました。
就活は自分の将来の可能性を広げるものだという思いがあり、志望業界は絞り込まず、9業種程の選考を受けました。その中で企業を選ぶ軸としていたのは、「誰かの人生に何か付加価値を与えられる仕事であること」、「自分が笑顔で働いている姿を想像できる仕事であること」の2つです。人に「明日の楽しみになるような何かを提供できるような企業」であること、また、説明会などで話を聞いた上で、楽しそうに働いている自分をしっかりと想像できるかどうかも企業選びの大きなポイントでした。

オリジナリティある自己PRで自分らしさを伝える

就活で苦労したのは、協調性を見せつつも個性を表現しなければならないことです。全員がスーツを着る、面接にもある程度のマニュアルがあるという中で、自分という存在をどう伝えていくべきかに当初は戸惑いましたが、自己PRとして、日本語を学びたい留学先の友人のためにチューター制度をつくったという、独自性の高いエピソードを展開していくことで、自分らしさが伝わるようになっていきました。
最終的な内々定先の決め手は、自分が働いているイメージが最も湧き、面接時に素の自分でいられた企業だったからです。「受かりたい」よりも「自分をしっかり出し切りたい、知って欲しい」という気持ちで臨めた会社はこの1社だけでした。入社後は、自分の仕事に誇りの持てる社会人となり、子どもたちに夢や希望を持つきっかけを与えられるような仕事をしていきたいです。

私のお役立ち就活アイテム

ESの作成や収集した情報の整理、スケジュール管理を外出先でも手軽に行うことができるため、時間を有効に使えました。

ここが効いた!私のエントリーシート

「自分らしさ」を誰が読んでもわかりやすく伝えることに気をつけていました。ESを見るのは自分のことを知らない方々ということを念頭に置き、想像しやすいように具体的な数字や成果を入れることを意識。また、留学先のカナダの大学で友人に日本語を教えるチューター制度をつくったというようなオリジナリティのあるエピソードを書き、これらが示す自分の強みを印象づけるために、「考動力」という言葉をつくり出して使っていました。
POINT 結論から書くことでわかりやすく論理的に
論理的にするために構成は、結論⇒課題に対して問題意識を持った理由⇒具体的な行動と成果⇒そこから得られたことを、ESの中でしっかりとまとめるようにしていました。

これで成功!私の必勝自己PR 「考動力」を活かし、信頼関係を築いてきたことをアピール

留学や学園祭運営の委員長の経験から、どのような環境下でも相手が必要としていることや課題を考え、その解決のために自ら行動し、新しい関係を築くことができることをアピールしました。

後輩へのメッセージ 納得できる楽しい就活をして自分の将来の可能性を広げる

就活で人生全てが決まるわけではありませんし、納得できなければ、私は海外で働くという選択肢も考えていました。就活は、本当に十人十色、人それぞれですし、正解はありません。後悔しないためにも、情報や周りの意見に流されず、自分の将来を選べるチャンスだと思って、「自分らしい就活」を楽しんでください。

※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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