人との共同作業で形にしていくシステムエンジニアを目指す

大手通信企業内定 下村 晃大 さん

2016/01/01

キャリアの立教

OVERVIEW

大手通信企業内定の理学部生命理学科 下村 晃大 さんによる就職活動体験談です。

下村 晃大 さん Akihiro Shimomura

志望業界
通信・IT、電機
エントリー社数・・・・・・21社
説明会参加社数・・・・・・50社
OB・OG・先輩訪問数・・・10人
面接社数・・・・・・・・・ 6社
内々定社数・・・・・・・・ 3社
※2015年10月取材

自己分析に時間を割いた分伝える力が向上した

将来は人に関わる仕事がしたいという気持ちから、一人でパソコンに向かっているイメージのシステムエンジニアは、当初は志望職種ではありませんでした。しかし、就活を続けていくうちに、システムエンジニアは人との共同作業で何かを形にできる仕事であることを知ることに。高校、大学と続けたサッカーの経験を通じて、自分は人と交わりながら結果を出すことに幸せを感じるタイプだと思っていたので、システムエンジニアという職種に興味が高まりました。
22年間生きてきた中で、自分自身について考えたことがほとんどなく、自己分析には苦労しました。自己分析の結果を友人やOBなどに聞いてもらい、その意見を取り入れながら、少しずつ形にしていきました。自己分析に時間を割いた分、アウトプットがうまくなり、選考で自分を表現する力が向上したと思います。

面接慣れするために社会人と話す機会を増やす

面接では、どれだけ事前準備をしても予想外の質問をされると答えられないと思いました。そこで、何も考えずリラックスして臨み、相手と普通にコミュニケーションをとる気持ちで面接を受けるように。その一方で、面接慣れするために、OB訪問やサークルの先輩が開いてくれた自己分析セミナーに積極的に参加し、社会人の方と話す機会を増やしました。また、面接が終わった後はすぐ会場近くのカフェなどに入り、うまく答えられなかった質問などをメモするようにしました。
その甲斐あって、8月には希望の会社から内々定を獲得。将来は常に学ぶ姿勢を持ち続け、ITを通じて周囲の人たちの幸せに貢献できるような仕事ができればと思っています。夢は内定先の会社を世界一にすること、そしてそれを通して一つでも多くの日本企業を世界一にすることです。

就活必携アイテムはコレ!

志望業界関連の新聞記事を切り抜き、時間がある時に見たりメモしたりしていました。surfaceも持ち歩き、エクセルで選考状況などを整理していました。

ここが効いた!私のエントリーシート

エントリーシートには、主にサッカーのサークル活動の話を書きました。しかし、文章にした際に、うまく相手に伝わるかが自分では判断できなかったので、キャリアセンターで添削してもらうことにしました。自分で書いたものは大会で優勝したことなどを強調していたのですが、その中で「自分が何をしたか」があまり書けていないと指摘されました。そこで、練習や試合で何をしたかだけでなく、自分が普段力を入れていたことや、試合に向けて努力したことなどを書くように心がけました。
POINT 経験だけでなくなぜそうしたか、そこから何を学んだかを書く
経験したことを箇条書きで書くだけでなく、なぜそうしたか、そこから何を学んだかなどを書くようにしました。そのほうが、自分がどういう人間かが採用担当者に伝わると思います。

これで成功!私の必勝自己PR 段取りを組むことが得意なことをアピール

就活中、鳥の研究でフィールドワークを行いましたが、それでもなんとかなるように周到に準備。その話を通じて、時間管理や段取りを組むことが得意なことをアピールしました。

後輩へのメッセージ うまくいかない原因を そのままにしない

誰もが、就活では悩むことがあると思います。ただ、悩み=成長のチャンスだと捉えてください。なぜ自分は悩んでいるのか、なぜうまくいかないのかという問いに対して一つひとつ逃げずに向き合うことで、困難も乗り越えられるはずです。その結果、納得のいく就活につながると思います。

※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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