2025/12/12 (FRI)

第20回池袋モンパルナス回遊美術館-秋会期-にて2つのプログラムと無言館見学ツアーを実施

本アートイベントは昭和初期に池袋の都市形成の原点である“アトリエ村”と呼ばれた貸家群に全国から創造意欲溢れる若者達が集まり、切磋琢磨しつつ創作に励んだ「池袋モンパルナス」の精神を受け継ぐ、まちづくり事業です。
池袋駅周辺地域の街中をメインの会場としたアートフェスティバルで、「街のどこもが美術館」をコンセプトに、地域ぐるみの展覧会を毎年開催しており、今年で20回目の開催となりました。池袋駅の東西約50会場で美術作品の展示、各種の講演会、ワークショップ等が開催されました。
2025年9月10日(水)に戦没画学生慰霊美術館 無言館見学ツアーを行うとともに、10月21日(火)から11月30日(日)までの秋会期には本学も2つのプログラムを提供しました。

無言館見学ツアー

9月10日(水)に回遊美術館実行委員会メンバーと本学学生希望者による、池袋周辺に住んだ画学生の作品も多く展示されている長野県上田市にある「無言館」への見学バスツアーが行われました。参加した学生からは、戦没画学生の画と向き合うことで戦争という悲惨なできごとの背景にあった一人一人の人生について考えさせられた、これまでの平和教育とは異なる学びがあった、などの感想がありました。

提供プログラム

10月21日(火)~11月28日(金)には、2025年5月にリニューアルした旧江戸川乱歩邸が公開されました。リニューアルでは、江戸川乱歩が暮らした母屋と洋館の改修に加え、旧蔵資料を保存するための収蔵庫と邸内に展示室が新設されています。展示室には「作家・乱歩と人間・太郎、二つの人生に出会う場」をコンセプトに所蔵資料が展示されており、様々な角度から江戸川乱歩の世界に触れていただけます。期間中には多数の来場者がありました。
11月5日(水)~9日(日)には、本学公認団体の「サパンヌ美術クラブ」の学生と所属卒業生の合同展覧会を、オレンジギャラリーにて開催いたしました。期間中は260名の方にご来場いただき、来場者の方からは入場して直ぐに大きな絵があり圧倒された、多岐に渡るジャンルの作品があり楽しめた、との声を多く頂きました。外国人観光客等の入場もあり、盛況のうちに終えることができました。
本学は今後も、このような地域貢献活動に積極的に取り組んでまいります。

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