2026/01/09 (FRI)

ふらっとプロジェクト~陸前高田におけるバリアフリー調査報告会~

報告者
コミュニティ福祉学部福祉学科2年
正野寛一郎

講演会概要
開催日時:2025年12月11日(木)12:30-13:10
会場教室:新座キャンパス N923教室

開催レポート
2025年12月11日(木)、あたたかい太陽の光が降り注ぐ昼時、新座キャンパス9号館N923教室にて、社会教育連携課 陸前高田サテライト事務局主催のもと、コミュニティ福祉学部の学生有志団体「ふらっとプロジェクト」による「陸前高田におけるバリアフリー調査報告会」を開催した。
ふらっとプロジェクトとは、陸前高田のノーマライゼーションを通じて共生社会について考えたい有志メンバーによる訪問計画から成立したものである。
当日は学生・教職員計22名が参加し、岩手県陸前高田市のバリアフリーの様子と陸前高田の魅力について共有し、意見交換することができた。
本報告会では、コミュニティ福祉学部 福祉学科 2年の大谷爽、松本隼大、沼田柚華、電動車椅子を使用する正野寛一郎の4人で、陸前高田サテライト援助金を利用し陸前高田市を2025年9月初旬に訪問した様子を発表することができた。特に交通機関や様々な施設・建物などのバリアフリー状況についての実地調査の結果、私たちが現地で感じたことをスライドショーを用いて共有した。

冒頭は陸前高田市の概要、旅の経緯・事前準備、ノーマライゼーションの理念など、報告するうえで重要なキーワード、意識してほしいことについて確認した。そして、陸前高田市の「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくりアクションプラン(以下、アクションプラン)」についても説明を行った。
次に、実際に現地訪問した様子を写真と共に話しながら、陸前高田市の市役所訪問、地域住民との交流について、報告を行った。市役所の方々と意見交換を行ったほか、地域住民の温かさ・つながりの強さを肌で感じた経験を共有することができた。
最後に、私たちが考えるノーマライゼーション社会とは「だれにとっても過ごしやすい社会」であり、そこには結束されたコミュニティがあることに気づけたとまとめ、アクションプランの実現度について確認した。

その後の質疑応答では、現地での美味しかった食事といった率直な質問があり、陸前高田の魅力を伝えることができた。そして最後に担当教員である松山先生からもメッセージをいただくことができた。

さらに、この報告会後に「陸前高田のバリアフリーの現状と人々の温かみを学び感じられる発表で、陸前高田の魅力が伝わって、『行ってみたい』という気持ちになった」、「当事者の視点からバリアフリーについて考察しており、今回の発表内容は新鮮に感じられた。ぜひ訪れたい」といったようなコメントを頂くこともできた。私たちの話が、学生にとって陸前高田という魅力あふれる街への興味を誘う契機となったようである。
師走の昼休みにも関わらず多くの人々が集まった今回の報告会は、ノーマライゼーション社会が地域住民同士をつなぎ、共生社会を実現できる基盤になり得ることを実感させてくれるものであった。

わたしたちふらっとプロジェクトでは今後も、陸前高田というフィールドを通じて、持続可能なノーマライゼーション・バリアフリー社会の実現について探究を続けていきたい。

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