現代社会はさまざまな制度、組織が複雑に入り組んでできあがっています。他方で、地球的な規模で展開する急速な変化が既存の価値観を根本から揺るがしています。今、私たちに求められているのは、この激動する現実をしっかりと把握し、問題の所在を突き止め、その解決策を提案していく能力にほかなりません。制度や組織の成り立ち、しくみ、実際の動き方を知ること。潜在する可能性を現実化するために新たな道をつくり出すこと。そしてそれを自分自身との関係の中で考えていくこと。法学と政治学は、現実を理解するための知識と思考方法とを身につけるための学問です。「平和と秩序の叡智」を創設以来の理念として掲げる立教大学法学部は、未来に向けて現在を生きていく知恵と意志を鍛える場を提供します。
広い視野を獲得できるように、カリキュラムは法学部全体で組み立てられています。どの学科の所属であっても本学部内の他学科の開講科目を履修することができます。
履修モデルを参考にしながら自分の関心に沿って、自主的に履修計画を組み立てることができます。ガイダンスや履修相談が充実しています。
法律も政治も最初はとっつきにくいものです。1年次前期の「法学入門」「政治学入門」「基礎文献講読」から徐々に、専門的な知識が身につくように設計されています。
大学での勉強の楽しさはゼミナールにあるといっても過言ではありません。知識と能力を真に身につけるための自己鍛錬の場が豊富に用意されています。
本学科は、法学の諸分野を学ぶ基本的な学科です。国内法から外国法まで、公法から私法まで、そして基本的な法学分野から先端的な法学分野まで、さまざまな分野に及びます。
基礎文献講読、演習、法政外国語演習など、少人数によるゼミナール形式の授業が多彩に展開されています。
本学科は、具体的な実定法のみならず、法社会学、法哲学、比較法、政治学の諸分野など、幅広く法学およびその周辺学問を学ぶことによって、法的素養豊かな社会人の育成をめざしています。
法学は、初めは入りにくい面があるかもしれません。そこで、法学入門、基礎文献講読などの導入的な授業を1年次の初めに配置しています。
入門期を過ぎたあとは、憲法、民法、刑法という最も重要な法分野の学習にとりかかることになります。人類の叡智である法学の重みを肌で感じる時期でしょう。
さらに、行政法、国際法、手続法、労働法、知的財産法、租税法など多彩な法分野の講義が展開されるとともに、演習も開かれます。
充実した外国語の学習と組み合わせて、グローバル化する企業社会で必要となる法律科目を幅広く学習し、金融、メーカー、商社などさまざまな企業で活躍する人材を育成します。
1・2年次に憲法・民法など基本法律科目をしっかり学習した上で、国際的なM&A(企業の合併・買収)や特許紛争といった最先端の企業法務科目の学習を行います。
法学科、政治学科との連携により、法律系科目だけでなく、政治系科目も幅広く学習することが可能です。これを通じて、広い国際的視野や豊かな教養と法的素養を身につけます。
1年次から4年次まで、全ての学年において演習形式の少人数科目が展開されています。演習では、リサーチ能力とレポート作成・プレゼンテーション能力の養成に重点が置かれ、学生は主体的にテーマを選び、密度の濃い学習を進めていくことができます。
法学、とりわけ実際の法律を対象とする法律学は、体系的な学習を積み重ねることが大事です。まず基本法律科目をしっかり学習した上で、グローバル化する企業社会に対応するための法律科目の学習へと進みましょう。
日本の政治や行政、地方自治のあり方を、その制度と実情の両面から学ぶことができるだけでなく、国際政治や、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの国々の政治、さらにはロシアや中東の国々の政治についても、幅広く学ぶことができます。
現在の政治を本当に知るためには、その歴史的背景や思想的背景を理解することが不可欠です。各国の政治の歴史や日本と西洋の政治思想について深く学ぶことで、政治や社会を分析する力を養います。
法学科、国際ビジネス法学科との連携により、法律系科目も幅広く学習でき、これを通じて、柔軟な政治学的思考と着実な法学の知識がバランス良く学べます。
1年次の基礎文献講読と政治学基礎演習、2年次以降の専門的な演習、法政外国語演習など、全ての学年においてゼミナール形式の少人数科目が展開されています。演習では、リサーチ、ライティング、プレゼンテーションといった学問の機軸となるスキルの養成に重点を置きます。
政治学では、現代の新しい情報を分析する能力はもちろん、歴史、哲学など人間と社会に関する深い思考能力も重要です。そのため、できるだけ各人の関心に応じて学習できるよう、2年次から多くの専門科目を配置しています。自分の興味にあわせて柔軟な履修計画が立てられます。